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実用的な1.5インチのローダウンスタイルで、カスタムの初めの一歩としても最適なパターン。
今回紹介するのは4WD 車で、基本的なメニューは2WD 車と同じだが、少しだけ4WD 車だけの注意点があるので、そちらもチェック。
大口径20inch
ビッグボディに負けない足元を演出できる20インチホイールは、ローダウン車とバランス感が絶妙にいい感じ。
ディープコンケイブが特徴のエムテクノ・MTSSSL6の20×8.5J+38。
タイヤはファルケン で225/35R20。
重い荷物を運ぶ、たくさんの人を載せる。
それがハイエース本来のお仕事(!?)だが、あえてローダウンをし、大口径ホイール&タイヤを履き、エアロを巻く。
これが楽しいのだ。ただ乗用車と違って、とりあえず車高調キットに交換すればOK! なんて単純なものではない。
特に乗り心地や走行性能を重視しようと思うとかなりの手数になる。
今回のように4WD 車だと必ずドライブシャフトブーツを交換しなければいけないなど、ハイエースならではの知識も必要不可欠。
ハイエースを知り尽くしたゲンブアイテム、そして数多くのハイエースを手掛けてきたスリーピースであれば、無駄なく満足のいく足を完成させてくれるぞ。
RCジョイントとともにジオメトリー補正を担うタイロットエンド。
そしてゲンブと言えばコレ!! といっても過言ではない青いバンプストッパーなど、手数は多めで予算もそれなりだが、ちゃんとその効果は走りと見た目で満足できるはず。
1.5インチダウン
ローダウンをしたからといって、スポーツカーのような低重心にはなるわけではない。
弱点であるコーナリング中のロールを抑えるチューンドスタビライザーでスポーティな走りを実現。
ロアアームとナックルをつなぐ部品をゲンブ・RCジョイントに交換することで乗り心地の悪化を劇的に修正可能だ。
バンプストッパーからジオメトリー補正、ボディ補強など定番ヒットパーツをラインアップするゲンブ。
そんな足まわりの核となるのが単筒式で減衰力10段調整のオリジナル車高調だ。
ゲンブ製はスプリングレートなどを徹底追求。
走行フィーリングが劇的に変わったという声多数。
リアリーフスプリングの車高を落とすために装着するダウンブロック。
強度、軽さ、フィッティング性、軸ズレ防止機構など、ただローダウンするだけではないこだわりの逸品。
ハイエースローダウン愛好者の中で非常に評判が高いアクスルパワーブレース。
ダウンブロック装着時のアクスル振れを解消し、剛性アップを実現。
リアのロール感が明らかに減少する。
不変の定番アイテム「ゲンブ」で快適ローダウン
1: クラウドウォーカー・ハイパフォーマンスダンパー9 万8000円
2: 1.5インチハイドダウンブロックキット2 万1000円
3: RCジョイント3 万9000円
4: バンプアジャストタイロッドエンド2 万4000円
5: リアルフォース・チューンドスタビライザー4 万6000円
6: リアルフォース・チューンドトーションバー3 万6000円
7: アクスルパワーブレース2 万6000円
8: バンプストッパー4200 円~
9: ハイパフォーマンスブーツキット2万3000円
4WD 車のローダウン時に構造上どうしても起きてしまうのがドライブシャフトの角度不良。
そのため純正ブーツが破れるトラブルが多い。
ゲンブ製は4段ブーツとしさらに高性能グリスを用意。
4WD車にはこのローダウン専用設計のブーツが不可欠だ。
スリーピースのちょい上げ仕様の試乗デモカーとして用意されているこの車両。
ゲンブのシャックルなどで約2インチアップ。
人気のアウトドアシーンでも注目度◎。
乗り心地もかなり良い。
SUVにも人気のマッチョモデル、レーベンハートGXL206(17× 6.5J+38)とBFグッドリッチ(225/65R17)の組み合わせ。
上げた分だけ当然ホイールハウスに隙間が出るため、なるべくハイトがあるゴツタイヤとゴッキリホイールでコーディネイトしたい。
全国各地でヒートアップしているキャンプなどのアウトドアブーム。
車内の広いハイエースはそういったシーンでも大活躍できる。
であれば! ちょい上げルックでSUVっぽいスタイル&使い方をしてみようと、豊富なシャコタンセッティングの知識を使いスリーピースがちょい上げデモカーを製作。
エナペタルベースのアップ用ダンパー「アゲサクラ」がとにかく高性能。
値段は高いがとにかくしなやかに足が動き、車体の不要な揺れを制御している感じ。
適度な柔らかさも持ち乗り心地も純正以上の印象だ。
そして、肝心カナメのアップ部分は、やはり信頼性のあるゲンブ・リフトアップシャックルを採用。
ローダウンに比べて、最低限この2点でも十分満足行く仕様にできるというのもメリットのひとつだ。
ローダウンに比べると手数の少なさが目立つアップスタイル。
ダンパーはちょっと高めだが、乗ってみれば納得できるハズ。
スリーピースでは試乗車としてこの車両がスタンバイされている。
2インチアップ
比較的シンプルな部品だが、そこはゲンブ、一切手抜きなし。
本体は鍛造製法で高剛性&軽量。「センタリングアシスト機構」を採用し、歪みを最小限に抑えるスムーズな動きも実現。取り付け穴で1.5インチと2.0インチが選べるというのもポイントだ。
1: ダンパー:スリーピースオリジナルダンパー「アゲサクラ」16 万8000 円
2: シャックル:ゲンブ・リフトアップシャックル3 万6000円
ゲンブパーツを使った足まわりセッティングを得意とするスリーピースにはオリジナルのアクセサリーもある。
写真のテーブルは発売以来人気継続中のロングセラー品。価格は1 万円~でUSBソケット付きモデルも設定。
スリーピース櫻井さん
「キャンプ場で楽しいのは当たり前。その道中の高速道路で気持ちよく走れたら、現場でもっと楽しくなりますよね。遊び疲れた帰りにガタガタの足じゃ残念すぎますし。いい足作りますよ!!」と櫻井さん。
問:スリーピース 0566-62-5151 http://www.three-piece.co.jp
スタイルRV Vol.144 トヨタ ハイエース No.30
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