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スバル・レガシィ
1998年4月23日。
22年前の今日、発売前の3代目レガシィ・ツーリングワゴンが世界最速ワゴン記録を達成しました。
走行したのはその後、6月17日に「新世紀レガシィ」というキャッチコピーで登場する3世代目のレガシィ・ツーリングワゴンGT-B。
ファンからはBH型と呼ばれている世代。
その記録した速度は270.532Km/hでした。
計測は、米国コロラド州ルハンタ市で行われ、FIA、ACCUS公認となる記録です。
ちなみに、前モデルとなるBG型のレガシィツーリングワゴンGTも、1993年9月9日に米国ユタ州ソルトレイクシティ郊外にあるボンネビルスピードウェイで249.981Km/hの世界最速ワゴン記録を達成しています。
フルモデルチェンジしたモデルで自らの記録を更新した形となったのでした。
搭載していたEJ20型エンジンは、BOXER PHASE IIエンジン。
なかでもハイパフォーマンスモデルでは、先代に続きターボを2基装備した、 2.0LDOHC16バルブ2ステージツインターボエンジンとなっていました。
ターボは斜流タービンを使用しており、一層のレスポンス向上と低速トルクの増大、燃費性能の向上を実現しています。
レガシィ、そしてスバルの代名詞とも言える、シンメトリカルAWDとあいまって天候を選ばずにその力を発揮できるパワートレインを誇っていました。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ_古川教夫]