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カスタマイズの入門としてポピュラーなメニューがタイヤ&ホイールの交換。
見た目の変わった感がわかりやすく、社外のホイールは純正より軽量で、クルマの運動性能を体感できるレベルに向上させてくれるものも多い。
サイズやブランドにより金額はまちまちだが、はじめの一步として効果的なメニューのひとつだ。
●純正サイズ
ホイール 17×7.0J+55 タイヤ 215/50R17
ホイール 18×7.5J+55 タイヤ 225/45R18
●インチアップするなら
19×8.0J~9.5J +38~+45
20×8.0J~9.5J +35~+45
レヴォーグの純正ホイールは17×7J、またはSTIスポーツなどに標準装備されている18×7.5Jがある。
いずれもインセットは+55で、PCDは114.3となっている。
対応するサイズは、比較的流通量が多いので、選べる幅が非常に広い。
19インチであれば8.0J〜8.5Jぐらいがオーソドックス。
20インチの大口径は、車高の下げ幅なども大きくセットアップに関係してくる。
8.0J~9.5Jあたりを狙いたいところだ。
走り重視でいくなら
レヴォーグのGT-SやSTI Sportでは標準サイズとなる18インチ。
純正のサスペンションは標準のホイールサイズを前提にセッティングされていることもあり、運動性能を損なわないサイズといえる。
リム幅は標準が7.5Jとなるが、将来的に大型キャリパーの導入などを検討しているユーザーにはインセットを考慮しつつ8J以上の物を選びたい。
見た目とのバランスも◎
ルックスと運動性能を両立するベストバランスのサイズが19インチ。
兄弟車ともいえるWRXのコンプリートカーであるS4 tSやS207、S208なども19インチが標準装備となっている点でもレヴォーグに装着するうえで、無理のないインチアップとしておススメだ。
リム幅は8.5Jのインセット+53あたりであればフェンダーからはみ出すこともない。
モアインパクトを狙える
ドレスアップ重視のユーザーには迫力の20インチという選択肢もある。
さすがにタイヤを含め高額となるが目立ちたい人には魅力的なサイズといえる。
ルックス重視でセレクトするケースが多いサイズだが、ブレーキローター径が標準のままだとリムとの隙間が気になるところ。
ブレーキも併せてインチアップしてバッチリキメたい。
いますぐにではなくても、この先ビッグキャリパーなどブレーキキットの導入を考えているのであれば、インセット+48より小さい数字を選びたい。
これはキャリパーが大きくなり、ホイールのインナー干渉を防ぐため。
WRX STIのホイールは前期型全車と後期ベースグレードが18×8.5J+55、後期タイプSが19×8.5J+55というサイズになるが、いずれもレヴォーグのフェンダー内に収まるサイズ。
特にWRX STIは標準でブレンボキャリパーが装備されるため、ビッグキャリパーへの換装も可能という魅力的なサイズだ。
さらに前期モデルのタイプSには18インチBBS鍛造ホイールが採用されており、軽量高剛性のホイールとして狙い目だ。
オークションなどで安く手に入るケースも。
リーズナブルにインチアップを狙うにはおススメの流用といえるだろう。
写真のレヴォーグはF 型の2.0STI Sport EyeSight。
装着ホイールは18インチでSTIスポーツ専用装備だ。
レーシングドライバー・井口卓人選手の愛車もSTI Sport。19×8.5J+43のBBS RE-Vを絶妙なツラでマッチング。
ファミリカーとして活躍するシーンも多いレヴォーグだけに、普段使いでの実用性も大事な要素。
車高の下げすぎやツラの決めすぎは、カッコイイけど、インナー干渉や段差で擦ってしまうなどの弊害も考えられる。
そこをケアしつつも絶妙なツライチと程よい車高のバランスをとったセッティングに注目が集まっている。
19×9J+38あたりは、そんなスタイルを決める最適解のひとつだ。
大阪のプロショップ「マッキナ」で人気の19×9J+38。
装着ホイールはワークのディープコンケイブモデルで、足元のインパクトは絶大。
車高調は人気のブリッツZZ-R。
ただ付けるだけではなく、ショップの経験&ノウハウで実現しているスタイルだ。
問:マッキナ ☎︎ 072-446-3733
http://www.macchina-style.com
シュナイダーSG-2
「スタッドレスタイヤは純正ホイールで」としているオーナーは多いと思うが、せっかくのSUBARU車、せっかくのAWD車。
スノードライブがめっちゃ似合うレヴォーグなだけに、冬の間もスタイリングにこだわりたいところ。
スーパーオートバックス各店など、全国各地の量販店でキャンペーンなどもしているマルカサービスのMIDブランドの各モデルは、スノータイヤにもベストマッチ。
STI Sportや特別仕様車などのビッグキャリパーにも対応しているモデルもあるので、スタイリングを損なうことなく冬仕様を実現可能。
ぜひ選択肢のひとつに。
●ちょい攻めの狙ってみたいサイズ
ホイール 18× 8.0 J・8.5J +55 タイヤ 245/40
一般的なスタッドレスの推奨サイズは、純正同等の17×7J(215/50)/ 18×7.5J(225/45)だが、ローダウンしていてルックス重視でいくのであれば、上記サイズにチャレンジするのもあり。
車高などにより履けるサイズも変わってくるので、詳しくは大型量販店やプロショップで相談してみよう。
2RMPレーシングR252
2シュナイダーSX22
2ユーロスピードD.C.522
マルカサービスのシュナイダーシリーズなど、スタッドレスタイヤにも合うサイズをラインアップ。
純正ホイールとはひと味ともふた味も違う高いデザイン性で、足元を演出可能だ。
せっかくのレヴォーグなんだから、冬もバッチリカッコ良くしたい!
ミシュラン・X-ICE3+
「表面再生ゴム」により新品時から摩耗時までアイスブレーキング性能が大幅向上している。
ブリヂストン・ブリザックVRX2
「アクティブ発砲ゴム2」等の採用でブリザック史上最高性能を実現するプレミアムモデル。
ダンロップ・ウインターマックス01
「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」でブレーキ性能とロングライフ性能を両立!
SUBARU Style Vol.5 (2019.12.27発売)より
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