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● 313 万7400 円(税込) ●ガソリン4 WD専用
四駆力を最大限発揮できる「ダイナミックトルクベクタリング」や、悪路にあわせモード切替できる「マルチテレイン」が付くアドベンチャー。
最低地上高が最も高い200㎜と、アクティブ四駆ならではの装備が搭載されるが、これらは標準系であるG-Zパッケージにも付くため、アドベンチャー“だけ”の特徴となるのと注目はやはりそのデザインだ。
とくに必見は外装で、全グレード中唯一となるラギッド感の強いバンパーやグリル、ワイドボディを司るオバフェンが標準と、オフロード感を強く意識させるゴツ系ボディとなる。
マットやシルバーといった色分けも特徴で、ツートーンはアドベンチャー専売。そのため、ホイール&タイヤの変更だけでも良いカンジに決まるはず。
さらに追加するならルーフラックあたりと、持ち前のアクティブさを全面に活かしてカスタムする路線が主流となりそう。
フロントマスク
バンパーボトムにシルバーの大型スキッドプレートが備わるアドベンチャー。
グリルがヘキサゴン形状となり押し出しが強く、凹凸に富んだ仕様となるなど、バンパーまわりの違いは歴然。
フェンダー
極端な張り出しではないもの、四駆感を彷彿とさせるオバフェンが標準装備。
全幅は10 ㎜ワイドになる。
ちなみに切削系の19インチホイールもアドベンチャー専用デザイン。
リアガーニッシュ周辺
バックドアにある弓なりのガーニッシュが、アウタードアハンドルと同じくボディ同色となるほか(X系グレードも同色)、車名エンブレムやグレードエンブレムが、ドレッシーなマットに。
ヘッドライト
鮮鋭感のある3 眼ヘッドライトは、アドベンチャー専用ではなくガソリン車と共通。
フォグまわりのL 字型ラインは、ガーニッシュなど、アクセントとなるパーツが流行りそうな予感。
ボディカラー
ルーフがアッシュグレーとなるツートーンがあるのはアドベンチャーだけ。
他グレードが単色6 色に対し、アドベンチャーは単色含め計9 色。
ツートーンはドアミラーが全色黒に。
ダイナミックトルクベクタリングAWDマルチテレインセレクト
ゴツ系ボディの印象そのままに高い悪路走破性を確保する2つの機能も備わる。
高額なG-Zパッケージにも付くが、このバンパー、フェンダーとの組み合わせはアドベンチャーだけ。
G-Zに装備される「デジタルインナーミラー」「ハンズフリーパワーバックドア」などはオプションで追加できる。
専用F バンパー&グリル
専用ツートーンカラー
専用オーバーフェンダー
3 灯LEDヘッドランプ
専用19インチ
カラードリアガーニッシュ
専用リアエンブレム
カラードドアハンドル
装も特別仕様で、インパネまわりにはオレンジの差し色が入る。
とくにシート差は大きく、形だけでなく縫製も異なる専用合皮仕様に。
反面ステアリングが地味なウレタンと欠点がないわけでもない。
素材の採り入れ方次第で雰囲気も変わりそうだ。
他車で昨今人気の、天井、ピラーまでが黒となるフルブラックはアドベンチャーには設定なし。
● 260 万8200 円〜381 万7800 円(税込) ●ガソリン・ハイブリッド(2WD/4 WDあり)
G系
X 系
アドベンチャーと対となる標準系はG系とX系の2系統。
バンパー形状こそ標準グレード内で同じとされるが、バンパー底のスキッドプレートやグリルなどのカラーアレンジが異なり、G系が上位に位置する。
G系・X系ともにガソリンとハイブリッドがあるが、外観での両者の見分けはエンブレムかヘッドライトしかない。
アドベンチャーとは違いフェンダーが僅かなモール程度と控えめだ。
X系になるとフォグがないため、とくにフォグカスタムも流行りそう。
トヨタ公式ではリアバンパーもアドベンチャーと標準系では違うとされるが、見た目の印象は両者大差なく、色だけという意見もあるようだ。
内装差もあり、G系は合皮シートのほか本革ステアリングなどが付くが、X系はファブリックやウレタンに。
カスタムの自由度が高いのは、装備が薄いX系といえそう。
ボディカラーは全6色。単色のみだ。
フロントマスク
凹凸こそあるものの、押し出し感はなくグリルのインパクトも弱め。
写真のG 系ではグリルがガンメタ、底面のスキッドがシルバーに対し、X 系はグリル&スキッド共にブラックに。
フェンダー
フェンダーはスッキリ系とアドベンチャーとの違いは顕著で、ホイールマッチングの幅も狭い。
G Zパッケージは19インチ、ほかのG 系は18インチ、X 系は17インチが標準だ。
リアガーニッシュ周辺
G系では弓なりのガーニッシュが高輝度シルバーに対し、X系はアドベンチャーと同じボディ同色。
エンブレムはG&X 共通で、ハイブリッドにはそのエンブレムも付く。
シート関連
シートは標準的な形状となり、写真のG系は合皮+ステッチ入り、X 系はファブリックと違いがある。
X 系は見た目が味気ないため、真っ先にシートカバーを検討したい。
ハイブリッド専用
ガソリン専用
ヘッドライトはガソリンとハイブリッドで仕様が変わるため、標準車ではどちらも選べる。
ハイブリッド用はハイロー切り替えの1 灯式。外周をデイライトが囲む仕様。
F バンパー&グリル色
アウタードアハンドル仕様
フォグランプ有無
メーター意匠
リアガーニッシュ色
ホイールサイズ
メッキ系
RAV4はオフ系色の強いキャラクターのため純正メッキが少なく、一番目立つメッキが窓枠と、G系標準のアウタードアハンドル程度と僅か。
メッキを増やすカスタムもありかも。
ライティング系
テールレンズは全車共通だが、前後ウインカーやバックランプ、ドアミラーの足元照明、そしてフォグなど、灯体がLEDでなく電球である箇所が意外に多いRAV4。
カスタムの入門としてまずはバルブメイクから始めてはどうだろう。
ちなみに流れるウインカーのシーケンシャルは装備されない。
センサー系
グリルのミリ波レーダーやソナー関連など、センサー類も多数付くため注意が必要。
例えば車両斜め後方を走るクルマを検知するブラインドスポットやハンズスリーバックドアのセンサーはリアバンバー内にあり、デジタルインナーミラーのカメラはハイマウントの下(室内側)にと、パーツやステッカーの追加には注意が必要。
スタイルRV Vol.142 トヨタ RAV4より(2020.02.29)
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