その走りや使い勝手はどうだ!?
SUZUKI/HUSTLER
スズキ/ハスラー 型式 NA=MR92S TURBO=MR52S
軽クロスオーバーのハスラーが2世代目にフルモデルチェンジした。
新型も初代同様にプラットフォームやパワートレーンなどはワゴンRと共用している。そのためホイールベースが35㎜延長され、後席の足元や頭上に余裕が増して、室内がさらに広くなった。
エンジンはターボと自然吸気を設定し、自然吸気はロングストローク化された新開発エンジンを採用。このエンジンは実用域のトルクが厚く、市街地走行ならば全高の高いハスラーでも、まったく力不足を感じることなく走ってくれる。
軽の自然吸気では最もスムーズに走ることができるエンジンだ。
ターボは先代の改良型となるが、ハイブリッドモーターのアシスト量が増え、パワーモードも設定されたので、先代よりもキビキビと走れるようになった。
ターボには車線維持機能付きのアダプティブクルーズコントロールやパドルシフトが標準装備されるのも魅力。
CVTも新開発され、全車がマイルドハイブリッドを搭載しているので燃費性能も優秀だ。
ハンドリングのレスポンスは少し穏やかになったが、ボディ剛性が強化されたことで車体のブレがなくなり安定性は高まった。2WDはリアサスペンションをトーションビームに変更することで突き上げ感を抑えて乗り心地を向上させたが、4WDは先代と同じITL式なので、少しゴツゴツとした感じが残っている。
遮音材を増やしたことで静粛性も高まっており、走りの質は大幅に進化している。
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data-image-title="131018" data-image-description="アクティブ感満点のインパネまわりは、先代譲りといえる大きな特徴だ。収納やホルダー類も大小至 るところにあり、利便性の高い作りとなっている。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/03/hastler_4_04.jpg" alt="「見た目は先代そっくりだけど、試乗したら実は色々進化してました! オフ系カスタムのベース車にも期待!【新型車試乗記】」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-131018"/>アクティブ感満点のインパネまわりは、先代譲りといえる大きな特徴だ。収納やホルダー類も大小至 るところにあり、利便性の高い作りとなっている。
駆動力を一方へ集中させスリップを防いだり、滑りやすい雪道でトルクを制御したり、急な下り坂で車速を保ったりと、状況に応じ機能を切り替え可能。
スタイルワゴン2020年4月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]
情報提供元: ドレナビ