【連載#03】オールシーズンタイヤのすすめ

国内オールシーズンの先駆け

四季を通じて安心の走りを叶える



GOODYEAR/Vector 4Seasons Hybrid

グッドイヤー/ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド





日本国内で、オールシーズンタイヤの先駆けとなったのがベクターフォーシーズンズを擁するグッドイヤー。


実は日本どころではなく、1977年に世界で初めてのオールシーズンタイヤ「TIEMPO(ティエンポ)」を登場させたのもグッドイヤー。つまりは40年以上前からオールシーズンタイヤの開発を続けてきた世界的パイオニアなのだ。


ベクターフォーシーズンズは2008年から発売。


2016年には、ベクターフォーシーズンズ ハイブリッドと改め、サイズを拡充。国際規格「スノーフレークマーク」に加え、日本の「スノーマーク」も取得。さらに、国内生産へと切り替え、本格的に日本市場に向けた強化を図ってきた。


1年を通して安定した走りを支えるために、投入されたテクノロジーは多彩だ。


ゴムは寒くなると硬くなってしまうが、専用設計された全天候型コンパウンドは、気温変化への対応力を高め、冬の低温下でもしっかりとグリップ。


V字を基調としたデザインのVシェイプトレッドは、タイヤ外側に向かって水を排出し、耐アクアプレーニング性能を実現。


また、センター付近のブロックには、細かい溝部分にワッフル状の凹凸を設け、隣り合うブロック同士が支え合うことで、路面への密着性を高め、偏摩耗にも貢献する。


サイズは現状13から18インチで全45サイズと豊富。ミニバン、コンパクトの純正サイズであれば、ほぼ網羅。SUV乗りは新たに登場した「アシュアランスウェザーレディ」がお薦め。

右コーナー出口の合成写真。左からスタッドレス、オールシーズン、サマー。オールシーズンでも十分な雪上性能を確保。


非降雪時期に気になるのが、ウェット状況でのグリップや安定性。Vシェイプトレッドで水をしっかりと排水するので安心して走れる。


オールシーズンタイヤに多いV 字状のトレッドパターンだが、センターのストレートグルーブはなく、細溝を多用。エッジ成分を増やすことで、雪道でのグリップ力を確保する。


路面を選ばず、優れた運動性能を実現するために採用された3Dワッフルブレード。細かい溝があるセンター部分で、ワッフル状の凹凸がブロック間を支え合うことで、路面に密着しグリップを発揮。またブロックの倒れ込みを防ぐことで、偏摩耗も抑える。


専用設計された全天候型コンパウンド「オールウェザーシリカコンパウンド」を採用。気温変化に強いゴムによって、冬の低温下でもしっかりとグリップ。オールシーズンタイヤに想定される多彩な路面コンディションで威力を発揮する。


センターから左右に、太く深く力強くV字型に伸びる「Vシェイプドトレッド」。ウェット路での排水性能を高め、高い耐アクアプレーニング性能を実現する。ショルダー部は合成を高め、走行安定性にも寄与する。



問:日本グッドイヤー https://www.goodyear.co.jp


スタイルワゴン2020年3月号より



[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



情報提供元: ドレナビ
記事名:「 雨の日も安心! メーカー別に全部紹介!【連載#03】オールシーズンタイヤのすすめ_グッドイヤー・ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド