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商品コンセプトは“雪に強いオールシーズンタイヤ”。ヨコハマのスタッドレスブランド「アイスガード」で培ったスノー技術と、「ブルーアース」のサマー技術を融合。
方向性トレッドパターンや先進技術のコンパウンドには、両者の技術を組み合わせ、バランスの取れたタイヤを実現している。
専用の新開発トレッドパターンのこだわりは、溝とサイプのエッジ量。「アイスガード6」に比べて溝は115%に増やし、ウェット性能を向上。溝とサイプのエッジ量はサマータイヤの「ブルーアースGT」に比べ、167%に増やし、雪上での性能を確保する。
また、ドライ性能に関わるパターン剛性は、エッジ量(溝成分)に相反するものだが、ブロックの倒れ込みを防ぐオールシーズン3Dサイプや、大型ショルダーブロックにより、しっかりとキープ。
もっとも使用シーンの多いドライ路での安心感も高い。
コンパウンドにはシリカ(微粒二酸化ケイ素)を配合し、ポリマー(コンパウンドの母体となるゴム)には、低温でもゴムのしなやかさを維持し、雪上性能をキープする末端変性ポリマーを採用。
さらに、スノーグリップとウェットグリップに関わるポリマーをバランスよく配合させることで、ウェット及び雪上性能を高次元で両立させている。
サイズは現時点で14インチから19インチの19サイズ。CX‐5やCX‐8などSUVの純正同サイズ19インチも用意する。
① V字ダイバージェントグルーブ
あらゆる方向からエッジを確保できるV字状のグルーブ(溝)を採用。センターに配置したストレートグルーブから分岐しながら結合することで、雪や水などシーンを問わずに排出できる。
② クロスグルーブ
V字ダイバージェントグルーブと交差する溝。雪柱せん断力が高まり、効率的に排雪、排水する。
③ オールシーズン3Dサイプ
トレッドに刻まれたサイプ(細溝)は溝形状が立体的で、ブロックの倒れ込みを抑制。ドライ路での剛性感を高める。
④ 大型ショルダーブロック
ショルダー部に大型のブロックを採用することで、操縦安定性を向上させる。
問:横浜ゴム タイヤお客様相談窓口 0120-667-520
https://www.y-yokohama.com
スタイルワゴン2020年3月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]