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30アルファード 30ヴェルファイア
かつてアナログ制御だったエアサスペンションを完全デジタル制御に進化させ、デリケートな制御とシステムのコンパクト化を実現したエアフォースサスペンション。
かねてより純正サスより乗り心地が良いかも!? と評判の逸品だった訳だが、ついに別体式のリザーブタンクを備え付けて劇的進化を果たした。
リザーブタンクが付くと何がそんなにスゴイのか!? 簡素に説明すると「走行性能や乗り心地を左右するオイル容量が増える」ことに集約される。
もとより高品質な「単筒式」車高調を採用するエアフォースにとって、オイルの存在は性能を左右するカギとなるのだ。
加えてショックの効き具合をコントロールする減衰力は伸び側36 段、縮み側24 段と非常に広く、エアバッグ内のエア圧調整と共に最適な乗り心地を導き出すことが可能となる。
もはや鬼に金棒、もといエアフォースにリザーブタンクはエアサスのファイナルアンサーであります!!
DIAMOND KIT
※写真はスーパーパフォーマンス
サブタンクを追加した全長調整式ショックを採用するダイヤモンドキットは全4タイプを設定。
ショックの減衰力は、伸び側36段階、縮み側24段階で、細やかな調整が可能となっている。
■対応:30アルファード/ヴェルファイア
ベーシック
● 前後独立式
● パドルスイッチ
● 機械式
● スチールタンク、etc
■価格:50万円
ラグジュアリー
● 前後独立式
● メータースイッチ型ワイヤレスリモコン&携帯用リモコン
● ニューデザインバルブ(電磁弁)
● スチールタンク、etc
■価格:58万円
スーパーパフォーマンス
● 4輪独立式
● 液晶パネルワイヤレスリモコン&ミニリモコン&携帯用リモコン
● プレッシャーセンサーシステム
● ステンレスタンク、etc
■価格:75万円
ゴールド
● 4輪独立式
● 液晶パネルワイヤレスリモコン&ミニリモコン
● ハイトセンサーシステム
● ステンレスタンク、etc
■価格:83万円
MAX DOWN
MAX UP
車高の上下幅は0~-120 ㎜と余裕たっぷり。もっとも車高を落とした状態ではリム被りするほどのローポジションを獲得する。
また、ほどよいエア圧をキープする中間レベルが走行時のベストセッティングとなる。
従来はショックアブソーバー本体にオイルと共に充填されている高圧窒素ガスをリザーブタンクに移設。
これによりオイル容量が劇的に増大し、ショックアブソーバーのポテンシャルを底上げすることが可能に。
ちなみに上の写真が車高調(ショックアブソーバー)にエアバッグを一体化させたフロント用、下の写真がエアバッグ別体のリア用となる。
FRONT
フロント側は本体シェルケース脇にリザーブタンクが並行して備わる。
スポークのすき間から見え隠れするユニットが所有欲をくすぐる。
REAR
ホイールアーチ内にクリアランスのないリア側は、ステンレス製メッシュホースを用いてリザーブタンクをフロア下に設置。
従来モデルもアップグレード可能
別体タンク式の脚のみも45万円で購入可能。
従来のエアフォース電磁弁式エアサスを装着しているのなら、バージョンアップを図れる。
上位モデルは操作もスマート
4つのセッティングを専用リモコンに記憶させておき、ボタン操作一発で狙ったセッティングを呼び出すことができるのだ。
問:エアーサスペンションジャパン ☎ 0467-50-2000 http://www.airforce-sus.jp
Vol.141 トヨタ アルファード & ヴェルファイア No.13より (2019.12.26)
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