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DA16T キャリィ スーパーキャリィ
古き良き時代の雰囲気やスタイルをフィーチャーしつつ、現行車に反映させる。
毎回ハードな課題にトライしつつ、バランス感やセンスを求められる中で結果を残してきたブロー。
今回、紹介するウーキーライダーも頭でっかちなスーパーキャリイの個性を生かしながら、クラシカル&キュートに仕上げられている。
ダッジバンをモチーフにしたイージーライダー(バモス)やC10顔のフリーライダー(ラパン)など、数多くのボディキットを製作するブロー。
ラインアップするベースの多くにUS車をモチーフとしており、今作のスーパーキャリイではジープFC150を採用する。
工場長の北川さんは、「アメリカの農場で働くクルマ。中でも荷台に藁を山積みして走るようなイメージです。FC150は頭でっかちなのと、鼻っ面が短いという特徴があって、スーパーキャリイにとてもよく似ているんですよ」。
キュートなシリーズ名は、専務の中澤さんが命名している。
「ブローはお仕事クルマ、働くクルマを楽しく、可愛く、カッコよくすることをコンセプトにしています。
ウーキーライダーはそれをうまく表現できているんじゃないかな、と思っています。
由来も仕事行くにウキウキ気分で行けるのと、お猿さんみたいにウッキー顔をしているので、それも掛け合わせているんですよ(笑)。」
また、注目したいのはワンパネルで製作したフェイスマスク。
従来はフェンダーとボンネットなどでピース分けすることが多いが、顔面はワンパネル、それにバンパーを付ける2ピース構成で製作。
それゆえ、従来と比べてよりリーズナブルになっている。
荷台はワンオフで製作したウッドゲート&アオリ。
USではルーフを大幅に超えた藁を積んだ姿が思い浮かぶ。
また、小振りなブロック形状のタイヤ、TOYOオープンカントリー/T(145/80R12)がキュート。
ホイールはクリムソンMGビーストの12インチを履いている。
“ウッキー”なお猿さんも連想させるフェイスマスク。
中央にはダクトも設けてあり、熱対策も万全。オーバーライダーもシンプルで可愛い演出。
フロントマスクはフェイスパネル、フロントバンパーの2ピース構造。
サイドはバーとフェンダーカバーでシンプルに。
リヤはヒッチメンバーを装着して、そこからの展開は所有するオーナーがカーゴやサイクルキャリアなど、用途に合わせて楽しもう。
荷台の奥にある手の届きにくい隅まで足を掛けて乗ることでカバーできる便利な“足かけサイドバー”はATV群馬製。
アウトドアにマッチしたクリムソン MGビーストに被さるリアフェンダーはオリジナル。
アーチもピッタリとしており、キュートな演出。
荷台だけでもかなり積載できるが、+αでさらに荷物を運べるトレーラーをけん引するのに必要なヒッチメンバーはSUN自動車製。
Specification
フェイスパネル 12万円
フェイス用部品・灯火類一式 5万円
リアフェンダー 3万3000円
リアフェンダー取付ステー 1万円
ベッドキット 価格未定
オーバーライダー用フロントバンパー 5万円
サイドバー 4万9800円
※価格はすべて税別です
問ブロー ☎︎ 042-777-0453 http://www.blow-net.co.jp
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