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200系ハイエース
雪深い北国で圧倒的な支持を得ている四輪駆動のハイエースだが、最低地上高を稼ぐ必要があるため2WDモデルと比較して腰高感が拭えないのも事実。
しかし、足まわりの構造上4WDモデルのローダウンには限界値が存在し、その値を超えた低車高で走り続けるとアッと言う間に不具合が続出しまうのだ。
そこで2駆4駆を問わず足まわりカスタムを数多く手がけるティークライムでは、4WDモデルの車両に余計な負担をかけないローダウンの推奨メニューを用意している。
車高の落ち幅こそ2WDモデルのような過激さは無いものの、フロント2インチ、リア1インチほどローダウンされたフォルムは前後の水平基調を得て均整のとれたものに。
4WDローダウンのネックとされるドライブシャフトブーツにかかる負荷も最小限とし、数万キロは不具合なしで走破することができる。
また、ドラシャに角度が付くことで少なからず負荷のかかるブーツの破断対策として強化ドライブシャフトも独自開発、販売している。
ティームクライム代表 進藤賢浩さん
市販されているパーツとオリジナルパーツを掛け合わせ、最適解のハイエースカスタムを手がけるティークライム進藤さん。
ショップのデモカーとして進化を続ける“飛燕” 号も熱い視線を浴び続けている。
段差やギャップを通過するとき、サスペンションがフルストロークしてフレームと足まわりが干渉する瞬間の衝撃を和らげるバンプストッパーはローダウン車の必需品。
オートレベリング機能付ヘッドランプ装着車では必須のレベリングアジャスター。
プロポーショニングロッドでブレーキの効き具合を適正値にコントロールしよう。
リア側のリーフスプリングを手っ取り早くローダウンさせられるブロックキット。
レゾネーターキャンセラーでフロント右側タイヤハウスのスペースを拡大できる。
リアの足まわりに関しては2WDも4WDモデルも大した差異は無い。
ローダウンするにあたっての使用パーツもプロセスも同様となっている。
リアのアクスルシャフトとリーフスプリングはご覧のようにUボルトとブラケットを用いて固定されている。
フロント右サイドのタイヤハウス内には樹脂製のレゾネーターが張り出しており、ローダウン時にタイヤと干渉してしまう。
ティークライムがオリジナル開発したTCMショートストロークダンパーVer2を用いれば、14段階の減衰力調整機構で最適な乗り心地を獲得することができる。
アクスルシャフトとリーフスプリング間に1インチのブロックを噛ませることでリアも程よくローダウン。
レゾネーターを取り外したらゲンブのキャンセラーをパイプにはめて蓋をする。
これにより吸気音も向上する。
ローダウンによってストローク量が制限されたサスペンションはショックアブソーバーで抑制する。
積載量による車高変化でブレーキの効き具合が変わるので、プロポーショニングロッドを使ってローダウン値に合わせて調整。
問:ティークライム ☎︎ 022-352-8234https://dressup-navi.net/wp/wp-admin/admin.php?action=duplicate_post_save_as_new_post_draft&post=124667&_wpnonce=32b518df13
http://www.t-crimb.com
スタイルRV Vol.140 トヨタ ハイエース No.29より
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