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素のRVRといえば、ランサーエボリューションのモチーフを織り込んだジェットファイターグリルのフロントフェイスによるアグレッシブなルックスが大きな特徴。
三菱ファン、ランエボ好きの男性ユーザーから相応の支持を獲得してきたが、一部の女性ユーザーからはちょっと顔つきがキツ過ぎるといった声が寄せられていたようだ。
もっとも、だからといって女性ユーザーをことさらターゲットにしたということではなく、より若いユーザーを中心にこれまで以上に幅広いユーザー層へのアピールが一番の狙い。
そこで今回のRVRローデストでは、都会派のオンロード志向というローデスト本来のコンセプトは守りつつ、面のつくり方にこだわり、シンプルで軽快感のある方向性を意識したデザインにしたという。
もともとフロントはグリル一体型バンパーなので、それがそっくりそのまま置き換えられたことで表情は一変。標準車とはまた異なるスポーティさを醸し出している印象だ。
フォグランプの両サイドには4灯ずつLEDデイライトが埋め込まれているが、これは三菱の純正仕様としては初採用となった。
リアビューではステンレス製ヒートプロテクターを備えたエアダムを採用。撮影車はROARの左右2本出しマフラーを装着しているが、標準仕様では右サイド出しになる。
このほかメッキタイプのドアアウターハンドルやベルトラインモール、テールゲートのエンブレムなどがあしらわれている。撮影車のホイールはオプションのレイズ製17インチを装着。標準仕様では「ローデストM」が16インチスチール、「ローデストG」が17インチアルミになる。
※記事の内容、価格、スペック等は2011年6月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。
※スタイルワゴン2011年7月号より