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ローダウンをしたら次に攻略したいポイントは間違いなくホイール。でも選び方やどうすればいいのかわからないという人もいるはずだ。そんなあなたに送る、RCオデッセイのホイール選びについてをまとめてみたぞ!
ホイールのインチアップの基本は、純正のタイヤの外径サイズから変えないこと。ホイール口径を大きくしながらタイヤの厚みを薄くしていく。ホイールをインチアップすると、ホイールが強調され見た目も変化。純正のタイヤ外径サイズから大きく変わると、スピードメーターの誤差や車検に通らなくなる不具合もあるので注意。
●インチ:ホイールの直径。インチ表記となり、19インチであれば19×2.54cmで直径は48.26cmとなる。
●リム幅:ホイールの内側から外側までの長さ。これもインチ表記となる。(例:8.0なら20.32cm)
●リム形状:リムの大きさをB、J、JJなどアルファベットで表記したもの。Bが小さくJJにかけて大きくなる。
●インセット:リムの中心と取り付け面の距離のこと。取り付け面がホイール外側にあればプラスインセット、内側にあればマイナスインセットとなる。こちらはミリ表記。
●ホール:ホイールを取り付けるためのナットの数。車重などによって増減。RCオデッセイは5個で、車種によっては4個や6個のものもある。
●P.C.D.:ナットホールの中心を結んだ円の直径(mm)。ホール数同様に、車重などによって大きさが変わる。RCオデッセイは114.3。他にも100、120、139.7などがある。
1ピース
2ピース
3ピース
17×7.0J+55
ベース車として人気のアブソルートの純正サイズは上記の通りとなる。多くのミニバンと同じく、RCオデッセイはハイインセット(インセット数値が+55など+数値が大きいもの)なので、インチアップをするにしても、インセット数値が低い=リムの深さがたっぷりと取れるような攻めたサイズのホイールを履くことは難しい。
狙い目は19インチ
インチアップをするならば、2~3インチアップが基本と言われているが、車種によって、見た目のバランスなどを考えてサイズを選ぶのがベスト。RCオデッセイの場合、ボディサイズとのバランス、乗り心地のキープ(タイヤが薄くなりすぎない)などを考えると、19インチがベスト。20インチも装着は可能だが、タイヤの扁平率が35となり、かなり薄く、乗り心地やホイールの傷つきの心配などを考えると40扁平となる19インチがお薦め。
インチアップをしても、純正のタイヤ外径から大きく変わらないようにするのが基本。純正タイヤのサイズからインチアップタイヤに変更した時、タイヤ外径を著しく大きくもしくは小さくしてしまうとメーターに誤差が出たり、車検に通らなくなるので注意。
【お薦めのタイヤサイズはコレ】
ホイールサイズ | タイヤサイズ | タイヤ外径 |
---|---|---|
オデッセイ(純正)17インチ | 215/55R17 | 668ミリ |
19インチ | 225/40R19 | 663ミリ |
20インチ | 225/35R20 | 666ミリ |
RC以前のオデッセイは代々ローダウンをするとキャンバーが付く(=タイヤ&ホイールがハの字に傾く)ような足周りの構造だったが、RCオデッセイでは、リアの足周りの構造がトーションビーム式となり、ローダウンしてもキャンバーが付かなくなった。ローダウンをしたからといってホイールの上部がフェンダー内に入り込んでいかないため、リムの太いホイールやインセットの小さなディープリムのホイールが履きにくいのだ。これを解消するにはリアアクスルキットなど強制的にキャンバーを付けるためのキットが必要となる。