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減衰力固定でコストパフォーマンスを高めたベーシックi、超ショートストローク&ショートケースで極低追求に特化したブラックiなど、多彩な車高調を展開するRS☆R。
今回披露されたのは、9月からリリース開始されたばかりとなるベストi・アクティブだ。
このアイテムは高級車中心に急速に採用が進むアダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム(以下、AVS)に、オリジナルの電磁バルブ内蔵ダンパーで完全対応させた画期的車高調となる。
現時点でAVS採用モデルが皆無に近いミニバン系では凄さがピンとこないかもしれないが、純正電子制御と車高調を共存させたRS☆Rの行動はローダウンの未来を大きく切り拓くものなのだ!
というのも、最近のAVSは足まわりだけでなくエンジン特性まで連動させた統合制御。単純に車高調を投入すればチェックランプが即点灯するため、車高を落とすことすらままならない。
そこで、RS☆Rは純正の電子制御で減衰力が変化する電磁バルブをダンパーに与えたベストi・アクティブを開発。チェックランプを点灯させることなく理想の足まわりへ仕上げられる、電子制御対応の次世代車高調を構築した。
さて、今回はAVSを搭載したレクサス・NX200t Fスポーツで試乗。
センターコンソールに用意されたダイヤルを操作することでモードに応じたエンジン特性や減衰力へと変更される統合制御モデルだが、ベストi・アクティブは走行中のモード変更にもレスポンス良く減衰力を変化させていく。
エコなら乗り心地良く、スポーツ+ならキビキビとしたハンドリングが味わえて推奨セットでも一切不満はない完成度の高さなのだが、ダンパー本体の減衰力調整とAVSの減衰力調整部が別となっているために、好みや仕様に応じたアレンジが施せるのもポイントだ。
近い将来、高級ミニバンやSUV中心に採用が進むと思われるAVS。ベストi・アクティブのおかげで、こだわりのローダウンはこれからも楽しめそうだ。
【SPECIFICATION】
■対応:NXほか開発中
■価格:19万8000円〜
【DEMO CAR DATA】
フロント | リア | |
---|---|---|
車高 | -40〜-45mm | -40〜-45mm |
バネレート | 6.0kgf/㎜ | 6.3kgf/㎜ |
減衰力 | 18/36段 | 18/36段 |
ホイール/純正(18インチ)
タイヤ/ブリヂストン・ブルーアースE51(225/60R18)
ティエムシー 村田稔和さん
問:ティエムシー 0120-826-644
https://www.rs-r.co.jp
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