“塗り分け前提”のエアロ
TOM’S/VELLFIRE
トムス/ヴェルファイア(30系後期エアログレード)
トヨタ系専門チューナーにしてレースチームであるトムスにとって、エアロとは文字通り機能パーツ。いかにダウンフォースを稼ぎ、タイヤハウスへの空気の巻き込みを防ぐか。そうした配慮の下に製作されてきたわけだが、この30ヴェルファイア後期に関しては、ドレスアップ色が強い。
それは車種のニーズに即した対応であると共に、トムスの新たな挑戦でもある。
フロントはフルバンパータイプ。純正メッキ加飾はそのまま姿を消し、代わりにアグレッシブなフォグカバーやアンダーフラップ的な造形がプラスされる。いずれも一体式ながらマットブラック塗装を施すことで別体風に見せ、スポーティ感を加速させているのが特徴だ。
サイド・リアもメリハリの効いたラインワークが光る。フロント同様、いずれも塗り分けを前提にしたデザインであり、実際にこのデモカーと同じ塗装を施しての出荷が基本。
もちろん素地(未塗装)も選べるので、自分だけの塗り分けに挑戦してみるのもいいだろう。
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data-image-title="107536" data-image-description="ヴェルファイアらしく開口部は台形とし、それに沿わせるように立体的なスピンドルラインが刻まれる。リップも一段出して主張させ、コーナーはカナードっぽく立ち上げた。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2019/10/SW201909_097_005.jpg" alt="「【TOM’S】大人っぽく、しかし大きな変化。トムスが手掛けたフルバンタイプのヴェルファイア用エアロ」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-107536"/>ヴェルファイアらしく開口部は台形とし、それに沿わせるように立体的なスピンドルラインが刻まれる。リップも一段出して主張させ、コーナーはカナードっぽく立ち上げた。
ツヤ消し&ツヤ有りによる塗り分けで風格と威厳をさらに高める
デモカーはナンバー部のバーをツヤあり黒、フォグカバーとリップはマットブラックで塗り分け。アレンジとしてスピンドルラインの内側を塗っても面白そう。リアはディフューザー内をマットブラック塗装。凸型のフチや整流フィンをもう1色で塗るのもアリだろう。
【PARTS SPECIFICATION】
フロントバンパー 23万5000円
サイドステップ 14万円
リアアンダースポイラー 9万円
LED for フロントバンパー 2万5000円
マフラー/エキゾーストシステム バレル チタンテール 17万円
サスペンション/スポーツサスペンションキット 14万8000円
ホイール/トムス・TH-01(20×8.5+42) 5万円
タイヤ/グッドイヤー・エフィシェントグリップ(245/40-20)
※価格はエアロ塗装済み。
問:トムス 03-3704-6191
https://www.tomsracing.co.jp
スタイルワゴン2019年10月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]
情報提供元: ドレナビ