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クルマのタイヤには色々な種類があるが、大きく分けると、「サマータイヤ」と「スタッドレスタイヤ」に分けられる。
「サマータイヤ」は日常的に使うごく一般的なタイヤで、「スタッドレスタイヤ」は、雪や氷の上を走れるように、トレッドパターンやゴムの素材を専用に開発した冬用タイヤだ。
冬場、降雪地域で走行する可能性がある人は、サマータイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えが必要となり、毎年この時期あたりからタイヤの交換や買い替えが頭をよぎり始める。
ところが、最近では、そんな苦悩をする必要なく、「一年中ひとつのタイヤで走れたらいいのに」というのを形にした「オールシーズンタイヤ」というのも登場。注目を集め始めている。
その名の通り、オールシーズンタイヤは春夏秋冬どんなシーズンでも履けるタイヤ。ドライ・ウェット路に加えて、雪道での走行も可能とするため、様々な最新技術がトレッドや素材に取り入れられている。
タイヤのサイドウォールには、オールシーズンタイヤであることを証明する「M+Sマーク」や「「スノーフレークマーク」が刻印され、高速道路の冬用タイヤ規制下でも走行が可能だ。
では、オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤは何が違うのか。スタッドレスタイヤは冬場の仕様を重視したタイヤであり、冬場だけの走行性能でいえば、スタッドレスタイヤの方が優れている。過酷な積雪や凍結路がある環境では、やはりスタッドレスタイヤがお薦め。
オールシーズンタイヤは、豪雪地ではなく、例えば冬場も基本的には積雪が少ないが、万が一のためにスタッドレスタイヤに履き替えてきたという人は、ぜひ購入の検討をしてみては。
フジが今年お薦めするオールシーズンタイヤは「デリンテ・AW-5」。
オールシーズンタイヤというだけに、年間を通して高性能を発揮できるよう設計。コンピュータにより最適化されたトレッドパターンは、ロードノイズを軽減。3本の直線的な縦溝は高い排水性を実現し、ウェット路面でもしっかりとしたグリップを確保する。
トレッドパターンを形成する各ブロックには、立体的なサイプ(細かな溝)が刻まれていて、ブロックの剛性を確保。多くの雪を踏み固めて力強く蹴り出すことで、雪道での高いグリップ力も発揮する。
サイズラインアップは、14〜17インチで全17サイズを用意。ミニバンやコンパクトカーの一般的なサイズはほぼ網羅する。
フジ・コーポレーションであれば、タイヤ単品はもちろん、ホイールとのセット購入もお得。オンラインショップでも購入できるので、お店に行く時間がないという人にもお薦めだ。
フジ・コーポレーション
https://www.fujicorporation.com
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_霜田奈緒]