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独自動車工業会(VDA)は、5月の大幅な増加は、前年同月に比べ営業日が2日多かったことが一因としている。また、6月は2018年6月に比べ営業日が3日少ないため、5~6月の2カ月単位での前年比較が適していると指摘している。
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5月の新車登録のうち、法人は全体の62.9%(前年同月比12.1%増)、個人の市場シェアは全体の37.1%(4.5%増)だった。
ブランド別では、BMW(41.9%増)、スマート(36.3%増)、フォード(18.0%増)、オペル(15.2%増)が2ケタの増加と好調だった。メルセデス・ベンツ(9.5%増)、ポルシェ(3.9%増)も前年同月に比べ伸びた。これに対し、アウディ(4.3%減)、フォルクスワーゲン(VW)(4.6%減)は前年を下回り、MINI(17.4%減)も2ケタの減少だった。
国外ブランドでは、テスラ(116.5%増)が急伸。ボルボ(77.2%増)も大幅に伸びた。一方、DS(32.4%減)、アルファロメオ(54.4%減)は大幅に落ち込んでいる。
日本勢は、レクサス(97.2%増)、三菱自(32.4%増)、マツダ(26.8%増)、トヨタ(18.3%増)は大幅に伸びた一方、スバル(35.2%減)、ホンダ(33.4%減)、日産(16.1%減)は2ケタの減少と大きく低迷。スズキ(0.8%減)は前年同月を若干下回った。
燃料別では、ガソリン車の市場シェアは59.0%(前年同月比0.7%増)、ディーゼル車は33.3%(16.2%増)だった。
純粋な電気自動車は4,630台(100.4%増)、ハイブリッド車は1万9,306台(87.5%増)で、うちプラグインハイブリッド車は3,269台(32.6%増)だった。
独自動車工業会(VDA)によると、5月の国内生産は44万5,700台と、前年同月を2%上回った。ただ、1~5月の累計では、前年同期比10%減の211万8,700台と低迷している。輸出は、5月が前年同月比3%減の32万8,000台、1~5月は前年同期比12%減の160万3,900台に落ち込んでいる。