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『マネージャーマガジン』誌によると、BMWとダイムラーがプラットフォームを共通化するコンパクトEV「i2」は、BMWが2013年に発売した電気自動車「i3」と同じくらいの大きさだが、炭素繊維を使用した高価格な車体部品は採用しない意向という。BMWはコストを大幅に抑える方針で、販売価格は3万ユーロ以下になると見られている。ベースモデルでは1回のフル充電による航続距離を約300キロメートルに抑える方針という。
なお、BMWのクラウス・フレーリッヒ開発担当取締役は、ダイムラーのオラ・ケレニウス開発担当取締役に対し、共同開発は1モデルに限定する意向を強く示したとされる。ケレニウス取締役は、2019年5月の株主総会でダイムラーの次期社長に就任することになっている。
BMWとダイムラーは、カーシェアリングなどのモビリティサービス事業の統合と自動運転分野での協力について合意している。
3月15日発行の独『南ドイツ新聞』紙は、両社がプラットフォームの共通化で協力を検討していると報じていた。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]