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Audi RS 4 Avantは、Audi R8やAudi RS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルの開発拠点であるAudi Sport GmbHが手がけたAudi A4シリーズのトップモデルだ。
パワートレインは最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発揮する新開発の2.9L V6 ツインターボエンジンを搭載。従来型の4.2L V8 DOHCに比べ、最高出力は同じながらも最大トルクは170Nm増強。8 速ティプトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせ、さらにリヤアクスルには左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを装備することにより大パワーを確実に路面に伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現したという。
0-100km/h加速はわずか4.1秒。その一方で、アウディ独自のエンジン燃焼方式であるBサイクルを採用したことで、燃費は11.2km/ℓ(JC08モード)と従来型よりも大幅な省燃費を実現している。
エクステリアデザインは、かつて北米のモータースポーツシーンを賑わせたAudi 90 quattro IMSA GTOからインスピレーションを得たものだ。RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することで、スポーティさを強調。伝説のマシンAudi quattroを彷彿とさせるブリスターフェンダーもAudi RS 4 Avantの特徴で、標準モデルのAudi A4 Avantに比べて全幅は25mm拡大している。