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自戒と交通安全の啓発の意味合いを込めてその経緯を複数回にわたって記したいと思います。またこれは筆者が遭遇した一例であり、必ずしも同様の経緯や手続きが適用されるとは限らない事をご了承願います。
この日、静岡ツインメッセで開催されている静岡ホビーショーに向かっている途中での出来事でした。
東名高速上り線安部川橋を走行し目的最寄りのICとなる静岡ICまで1kmの標識が見え、ICから降りるため右車線から左車線に車線変更をした際、左車線の走行中の車両との速度差が思った以上にあったため、フルブレーキングをした時の事です。スッとタイヤがグリップが抜ける感覚で「タイヤがロックした!」と思った瞬間、視界を覆う白煙と共に突然の横Gと鈍い衝撃音が2回、車線変更で左にステアを切った状態でタイヤがロックしそのままスキッドを起こして左方向にスピン、車体右前部と右後部を欄干にぶつけて1回転した状態で路肩に停車しました。
一瞬、オーディオが止まって時計がリセットされたので、衝撃でイグニッションの回路がOFFになったかバッテリーケーブルが外れかけたようです。幸い自分に怪我はなく、他人を巻き込んだりしなかったのがせめてもの救いかもしれません。
自走は無理と判断し、ハザードランプを点滅させ一呼吸おいてから、まずは警察に通報。事故を起こした場所と経緯と他にけが人はなく自損事故であることを伝えます。次に保険会社に連絡、筆者の場合保険会社にレッカーの付帯サービスをつけていたので、キャリアカーの手配も同時もお願いしました。