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走行5万キロ、まだまだ、美味しいところの残っている4WDモデル。この「スーパーエクシード」三菱の懐かしいグレード名が嬉しくなってしまいます。40登録(商用車)ですが、リクライニング機能もついて、なかなか使えるやつですね。ノンターボ16バルブということは4気筒?贅沢ですね。真夏に高速道路で足柄越えを、エアコンフル稼働で走るのはなかなか大変なことなのだということを思い知らされました。せいぜい80キロがやっと。つねにキープレフト「せざるを得ない」感じでした。6000回転くらいまでまわさないと今のクルマのペースについていくことはなかなか困難。
しかし!遅くてだめ!という印象よりも、「今のクルマは速いんだなあ」「他方このペースでの移動をもう一度見なおすべき」そんな感覚が芽生えました。圧倒的な小回り性能はさすがキャブオーバーの軽バンですし、でーんと放り込んでおける荷室は使い勝手抜群。頭上高も高く、大人が4人乗っても案外広々。近所をうろうろすることが多ければこれでもありだな。今あらためてクルマを選ぶ時の基準の中に、長距離高速移動前提以外の可能性で気付きの多いパッケージでした。
4WDなので、ナローで背の高いボディながら、案外不安げのないハンドリングコーナリング。1台こういう子がいるカーライフやっぱりいいなあと思ってしまいました。
筆者、スバル製RRのサンバーの乗用車版「ディアス」最終型を短い期間所有していたことが有りました。あのときののどかな感覚。これでいいのだという「足るを知る」そんなクルマ選びの心地よさをあらためて思い出させられたものです。