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まず、ミニカーのパッケージに値札シールが貼ってある場合は、ダメージを防ぐため、すぐに剥がすことが重要です。同様に外箱のフタをセロテープ止めしてあるような場合も、早めに剥がしておいたほうが安全です。特にパッケージにPP加工が施されている場合は、古くなってくると値札シールと一緒にパッケージ表面のフィルムも剥がれてしまうことがあります。パッケージが劣化する前に綺麗な状態にしておきましょう。
中古品などで古い値札シールが貼付されている場合は、ドライヤーで暖めたり、シール剥がし液などを使うなどして、丁寧に剥がすのがオススメ。無理に爪で剥がそうとすると、パッケージに余計な傷をつけてしまうことがあります。また、輪ゴムで箱などを束ねている場合は、輪ゴムを外すか状態をこまめにチェックすることが重要です。なぜなら、そのまま放置すると輪ゴムが溶けてパッケージにダメージを与えることがあるからです。
ミニカーのなかには、スパークのように製品全体をビニール袋で覆ったものがあります。ビニールに値札シールが直接貼付されていると、剥がすときにビニール袋がクシャクシャになってしまうことがあり、がっかりした経験のある人も少なくないはず。ミニカー専門店のなかには、パッケージに値札シールを貼らないようにするため、フィルムに値札シールを貼り、そのフィルムでパッケージ全体を包むよう工夫している例もあります。値札シールの悪影響を理解している専門店ならではのノウハウといえるでしょう。
フリーマーケットなどでは、箱がない状態のいわゆるルース品のミニカーを安く手に入れたりすることがあります。そのままの状態では傷をつけたり壊してしまう可能性があるので、ティッシュなどで包み、別売のクリアケースに入れて保管しておくと良いでしょう。
クリアケースは、ミニカーのパッケージ保護としても有効です。パッケージの擦れや不意の破れなどを防ぐことができます。