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今年は11月19日開催となったのですが、オートモデラーの集いというよりもカーモデラーの締めとなるイベントとでもいうべき存在で、名古屋開催のオートモデラーの集いはとくに盛り上がります。参加者もこれらのイベントのなかではもっとも多く、またハイレベルな作品やプロアマ問わずその道では有名なモデラーが集まるイベントで、某自動車模型専門誌の作例となったカーモデルがいくつも並んでいるという光景も珍しくありません。
開場から1時間もしないうちにこの盛況ぶりです。筆者は11時ごろに会場に着いたのですが、もうすでにこの状態でした。名古屋のイベントは盛り上がるだけでなく、年を追うごとに参加者も増え、展示スペースも増えているはずなのに毎年筆者のようなズボラ地元モデラーが行く頃にはもう展示スペースがないという有様です。(苦笑)
■ICM製1/24スケール1911年型フォードT型
ICMとはハセガワが輸入代理店を務めるウクライナのプラモメーカーです。実はウクライナは精密加工を得意とする工業国でもあり、主にミリタリーモデルのプラモメーカーが存在するのですが、最近はスタッフカーや非装甲車両の派生から、民生用車両のクラシックカーにも展開したようです。
とはいえ、東西冷戦時アメリカと対立していた共産圏のプラモメーカーがアメリカ車史上最高傑作といってもいい、フォードTのキットをリリースするというのもなんとも不思議な話ですが。ちなみに筆者も作りましたが、パーツ割りに日本製キットのような親切さ(?)は無いですが、パーツの精度はなかなかのものでした。