アウディTT 2.0 TFSI quattroを買った。


「8S」いうコードネームを持つ、三代目にあたる現行モデルだ。

ボクは以前にも二代目TT(こちらは8Jというコードネームだ)を所有していたことがあるので、マイカーとしてはTTをこれまでに二台購入したことになる。



▲これが今回購入したボクのTTだ。納車と同時にカスタムしてある

その1:TTはアウディの異端児だ


アウディTTは、アウディにおける異端児である。

そもそも、TTはアウディのラインナップにおける命名規則から外れている。A1、A3、A4、そしてQ3やQ5といったアレだ。

この中では、Tというアルファベットがつくモデルはこの「TT」しかない。


現在、アウディには(アウディのサイトによると)6つのモデル名がある。

「A」「S」「RS」「Q」「TT」「R8」だ。

そして同時に、「TT」と「R8」のみが独立したモデルとして存在することもわかる。


TTの名称はイギリスにある小島で開催されるレース、「Tourist Trophy Race」にちなんでいる。この「ツーリスト トロフィー」を略したものが「TT」というわけだ。


なお、「A」は「Audi」の頭文字であり、「ものごとのはじまり」を表すそうだ。

「S」はもちろんスポーツ、そして「RS」はレーシングスポーツ。

「Q」はアウディの誇る4WDシステム「quattro」から、「R8」はルマン24時間レースにて輝かしい成績を残したレーシングカーに由来する。


これを見ても「TT」が他のアウディとは「ちょっと違う」ことがわかると思うが、TTの特殊性はそのネーミングだけにとどまらない。

そう、TT最大の特徴とも言える「デザイン」について触れておく必要がある。



▲TTはほかのアウディ車とは異なるデザインやパーツも多い

TTのデザインとしてのルーツは1995年に発表された「TTデザイン・スタディ・モデル」にまでさかのぼることができる。

これを市販モデルとして発売したものが「初代TT」だ。

このクルマはなんというか、とにかく特殊な車だった。

未来っぽいような、レトロなような、クルマであってクルマでないような雰囲気があったのだ。

もちろん、どのアウディにも似ていない。


そして、ボクはこういった「異端」が大好きだ。


その2:TTは新世代のポルシェとなる可能性があった


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情報提供元: CL
記事名:「 なぜTTなのか?ボクがアウディTTを買った5つの理由とは