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欧州委は今回の調査について、「ドイツの自動車メーカー数社がカルテルや競争制限的な商慣行を禁じたEU競争法に違反した疑い」があるため、今月16日付で1社に立ち入り調査を行ったと説明している。
独有力誌「シュピーゲル」は7月、VW、アウディ、BMW、ダイムラー、ポルシェの大手5社が1990年代から部品メーカーの選定や価格設定、技術仕様などでカルテルを結んでいたと報じた。AFP通信によると、ダイムラーは欧州委に対して最初にカルテルの事実を通報したため、制裁金を免れる見通し。また、VWも調査に協力して情報提供しており、制裁金が最大で50%減額される可能性がある。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]