ここ数年、ネット上はもちろんTV番組でも「レトロ自動販売機」の特集を頻繁に目にするようになりました。懐かしい自販機たちは時間を超え、現代人の心を癒す存在へと深化したのかもしれません。以前からCLでもこの話題をたびたび取り上げていますが、“クルマ文化の一部”と呼んでいいでしょう。


今回、筆者はレトロ自販機たちが数多く残るという四国への“クルマ旅”を思いつきました。懐かしさとおいしさと昭和ロマンをもとめ、いざ出発です。

※情報はすべて2017年10月現在のものです



▲旅は終始雨でしたが、楽しくドライブできました

【愛媛県四国中央市】大久保自販店 三島地区


製紙関連の工場と倉庫が建ち並ぶ広大な工場地帯の一角に、大久保自販店(三島地区)はありました。


国道11号沿いの「道の駅豊浜」から松山方面へ約8km。ガソリンスタンド手前を右折して約100m先に青い屋根のベンダーコーナーが見えてきます。駐車は、そのとき並んでいるクルマの方向に合わせます。筆者到着時には3台のクルマがいて、熱心に撮影しているかたもいました。


屋根の下には7種類のドリンク自販機が並び、うどん自販機は右端にあるタバコ自販機の隣に佇みます。この日は朝9時の時点で売り切れでした。



▲イートインコーナーはありません


▲工場地帯が目の前。夜景が美しいことでしょう

うどんは250円。自販機のボタンには「天ぷらうどん」とありますが、現在はきつねうどんのみの販売です。



所在地:四国中央市三島紙屋町6-57


【愛媛県四国中央市】大久保自販店 寒川地区


大久保自販店(三島地区)からは松山方面へ約5km。国道11号から右へ1本入った道を再び松山方面へ。「東予ゴルフセンター」を左に見ながら「大西物流」手前を左折。1本目の角を右折して直進すると、右に大久保自販店(寒川地区)が見えてきます。


「うどんジュース自販機コーナー」の看板が目印。隣に祭られている天八代龍王大神にまずはご挨拶の参拝を。




▲イートインコーナーからはオーシャンビューが


懐かしいニキシー管のカウント計が時間を刻みます。うどんは三島地区同様、きつねうどん250円のみ。やさしい味わいのだしが、雨で冷えた体にしみわたります。



▲麺の奥にワカメも入っています

所在地:四国中央市寒川町4765-64


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情報提供元: CL
記事名:「 クルマで出かけよう。レトロ自販機にロマン感じる旅へ(四国編)