ボルボ850といえば、エステートとセダンタイプが存在していたことを憶えている方も多いはず。イメージが強いのは、やはりエステートの方ではないでしょうか。エステートボディのまま、当時のBTCC(イギリスツーリングカー選手権)に参戦して話題となりました。


それまでは、どちらかというと無骨なモデルが多かった感のあるボルボ。しかし850シリーズは、都会的でスタイリッシュなデザインが日本でも人気を博し、街中でも頻繁に見掛けたように思います。



▲ボルボ850シリーズが現役だった頃、リアガラスにはこの”SIPS(Side Impact Protection System)”のステッカーが貼られていました

その850シリーズにおいて、もっとも記憶に残る1台は「ボルボ850 T-5R エステート」ではないでしょうか。クリームイエローのボディカラー、5本スポークの専用デザインホイール。1995年に限定販売されたボルボ850 T-5Rは、エステートとセダンボディが用意されましたが、特に人気があったのは前者だったことはいうまでもありません。当時、ウィンドウフィルムを施工するショップでアルバイトしていた筆者も、何台ものボルボ850 T-5R エステートに「リア5面」のフィルムを施工しました(正規輸入車のセダン(MT車)にフィルムを施工したこともありました)。


今回は、そんなボルボ850 T-5R エステートを大切に所有するオーナーさんを紹介します。


── オーナー紹介&どんな仕事をされているのですか?



▲現在もフルオリジナルのコンディションを保つ森さんのボルボ850 T-5R エステート

社会人になってからは、最初は会社員として勤務していました。その後、父親の仕事を手伝うようになりまして、市の公共工事の仕事(主に下水道)を担当していました。現在は関連する資格を取得して、不動産関連業を営んでおります。


── 現在の愛車を手に入れるきっかけを教えてください



▲リアゲートに貼られたエンブレムも健在。文字のすき間に詰まりがちな汚れもありません

私は若いときからクルマが大好きでした。日本車の、それも中古車をメインに乗り継いでいたんです。正直いって輸入車には興味がありませんでした。



【全文を読む】

あわせて読みたいオススメ記事

情報提供元: CL
記事名:「 クリームイエローに惚れ込んで。「ボルボ850 T-5R エステート」オーナー、森太一さんにインタビュー