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オーラでは、ドアトリムやインパネにツイード調織物をあしらい、センスの良さを感じさせる洗練された室内空間を作り上げています。
インパネやセンターコンソールにはウッド調加飾をあしらうなど、高級セダンのような上質さを感じさせるたたずまいが魅力といえるでしょう。
ベースグレードの「G」「G FOUR」では、ブラウンの合皮とファブリックを組み合わせたコンビシートが採用されました。ブラックベースの室内空間にブラウンが華やかさをもたらしています。
ステアリングホイールは本革巻きで、細かい部分まで上質さを追求していることがわかります。なお、ステアリングが抗菌仕様となっているのも、今の時代にはうれしいポイントといえるのではないでしょうか。
なお、2022年8月の改良時には、それまで「G leather edition」または「G FOUR leather edition」でしか選択できなかったエアリーグレーが「G」「G FOUR」でも選択できるようになりました。
エアリーグレーになると、ウッド調加飾も淡いカラーになり室内全体が明るい雰囲気に包まれます。
オーラでは、「G」と「G leather edition」のあいだで装備の差はほとんどありませんが、シート素材が変わります。「G leather edition」ではグレード名のとおり本革のシートが標準装備になるため、プレミアムモデルならではのラグジュアリー感を味わえるでしょう。
ブラックは重厚さと風格を感じさせるのに対し、エアリーグレーは軽やかで豪華な雰囲気を感じさせます。カラーリングは明るくてもシートの質感が「G」とは異なるため、「G」とは印象が異なりより高級感を得られる仕上がりです。
ボディ剛性を最適化していることに加え、専用のサスペンションなどを搭載し走行性能を引き上げたスポーツモデルの「NISMO」では、随所にレッドがあしらわれ、NISMOならではのスポーティーでアグレッシブな雰囲気を演出。ステアリングホイールには専用の本革と高級人工素材アルカンターラ®を使用し、レッドセンターマークやガンメタクローム加飾があしらわれます。
また、インパネやコンソールフィニッシャーは専用のレッドカーボン調になります。
このほか、「NISMO」標準仕様のシートはレッドステッチをあしらった合成皮革と専用ファブリックのコンビシートですが、オプションでRECARO製のスポーツシートの設定もあります。
RECARO製スポーツシートはNISMO専用にチューニングされており、ホールド性を高め身体を包み込むことでオーラとの一体感を感じさせてくれます。
日産の創立90周年を記念し、2023年12月に新設定された特別仕様車「G 90周年記念車」「G FOUR 90周年記念車」は、「新しい日産のはじまり(夜明け)」を象徴するカラーと位置付けた「サンライズカッパー」を随所にあしらっているのが特徴です。
内装においてはシートにカッパーステッチを施している程度で、ベースとなる「G」と大きく印象は変わりません。ただしシートが異なり、ナッパレザーのような上質な手触りを実現した新素材「テーラーフィット™」を使用した90th Anniversary専用シートを採用しています。
なお、この特別仕様車のインテリアカラーはブラックのみで、エアリーグレーは選択できません。
オーラには、どのようなポケッテリアが備わっているのかも確認してみましょう。
オーラにはインパネ部にボックスなどがないため、前席のメイン収納となるのがセンターコンソールボックスです。深さがあるため、工夫次第でさまざまなものが収納できるでしょう。
センターコンソールが宙に浮いているようなデザインなので、センターコンソールの下部にも収納スペースがあります。前方にはHDMIも装備されています。
カップホルダーは引き出し式。使用しないときは収納しておけるので、車内をすっきりと保つことができます。
助手席前のグローブボックスは平均的な大きさ。車検証などの書類入れとして使用されることが多いですが、書類のほかにも小物が入ります。
助手席のシートバックポケットにはスマートフォンサイズの小さなポケットもあります。後席用のUSB電源ソケット(タイプA)もあるため、ドライブ中にスマートフォンを充電することも可能です。
オーラには、後席にカップホルダー2個付きのアームレストが備わっています。なお、このリアセンターアームレストは元々上位グレードの「G leather edition」「G FOUR leather edition」のみの設定でしたが、2022年8月の改良時に「NISMO」を除き標準装備になりました。
このほか、ボトルホルダー付きのフロントドアポケット、リアドアボトルホルダーが用意されています。
オーラの荷室はベースモデルであるノート同様、コンパクトカーとしては十分な容量を確保しています。後席は6:4分割可倒式シートを採用しているため、座席をアレンジして荷室を拡大することも可能です。
なお、2WD車と4WD車では荷室高が異なり、2WD車では画像のように荷室開口部から床面が下がっており、後席を倒した際にはフラットになりません。
ディーラーオプションのラゲッジアンダーボックスを装着すると、段差がなくなりほぼフラットになるため、使い勝手が向上します。荷物をたくさん積む機会が多い方や、大型の荷物を載せる方にはうれしいオプションでしょう。
なお、4WD車は標準仕様でほぼフラットな状態になります。
オーラの内装はワンランク上の上質な雰囲気が持ち味です。高級セダンなどの洗練された質の高い内装に魅力を感じていても、ボディサイズの大きさから敬遠していたという方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
A:プレミアムコンパクトカーであるオーラは「上質さ」を追求しており、乗員が心地よく過ごせるゆとりのある空間を実現していることに加え、肌触りの良い素材を使用しているのが特徴です。また、乗員の疲労を軽減する「ゼログラビティシート」の採用や遮音性を高めて静粛性を確保して快適に過ごせる環境を整えています。
A:オーラでは、ツイード調織物やウッド調加飾を採用し、プレミアムコンパクトカーにふさわしい上質で洗練された室内空間を作り出しています。上級グレードの「G leather edition」「G FOUR leather edition」には、ラグジュアリーな本革シートが標準装備されます。なお、「NISMO」ではRECARO製のスポーツシートの選択も可能です。
A:オーラは全車に6:4分割可倒式のリアシートを標準装備しているため、座席アレンジによって荷室を拡大することができます。
※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています