定額でお得に新車に乗れると話題のカーリース。一方で、「デメリットだらけ」「後悔した」「やめとけ」という声があり、興味はあっても利用をためらう方も少なくありません。しかし、「デメリットだらけ」にならない賢い使い方をすれば、カーリースはメリットの大きいサービスです。

そこで、カーリースがデメリットだらけといわれる理由や具体的なデメリット、デメリットだらけにしないポイントについて、具体例や口コミと併せてご紹介しましょう。

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  • 想定外の出費や車の使い方の制約によってカーリースはデメリットだらけといわれることがある
  • カーリースは選び方や使い方のコツを押さえれば、デメリットだらけにならない
  • デメリットが当てはまらないプランも選択可能な人気カーリースなら安心

カーリースが「デメリットだらけ」といわれる理由とは?

手軽に新車に乗れると話題のカーリースですが、「デメリットだらけ」という声も聞かれます。なぜなら、返却を前提としている、税金や手数料も月額料金に含まれるといった特徴によって、想定外の出費や制約に後悔するケースもあるからです。

しかし、すべてのカーリースが「デメリットだらけ」となるわけではありません。利用する方の希望や条件、リース会社のサービス内容によって、「デメリットだらけ」となるかどうかは異なります。自身の状況に最適なカーリースやプランを選ぶことで、大きなメリットを感じながら上手にサービスを使うことも可能です。

状況に合わせた選択をするために、次項でまずはカーリースのデメリットについて確認してみましょう。

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カーリースの8つのデメリット

月々定額の料金でお得に車に乗れるなど、さまざまな利便性があると人気のカーリース。「デメリットだらけ」といわれてしまうのは、お金に関わるデメリットが複数重なるケースがあることが影響しています。

具体的にどのようなデメリットがあるのか、デメリットだらけにしないためにはどうしたらいいのかについて、以下で詳しく見てみましょう。

〈カーリースの8つのデメリット〉

デメリット1. 中途解約をすると解約金・違約金が発生する

カーリースでは、あらかじめ決めた契約期間を基に月々の料金が決まります。そのため、中途解約が原則できず、もし中途解約が認められたとしても、ほとんどのケースで解約金・違約金を請求されるでしょう。
思わぬ事故によって車両が全損した場合も中途解約となることに注意が必要です。

解約金・違約金は、残りの期間のリース料金や契約解除に関わる手数料などの合計となる場合が多く、一般的に一括精算となります。この結果、まとまった費用が必要になり、デメリットだとみなされているのです。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔ライフプランに合わせて車が必要な期間を想定し、契約年数を設定する
✔車両保険特約のある自動車保険(任意保険)に加入して、事故による中途解約に備えておく

デメリット2. 走行距離制限がある

車両を返却することが基本のカーリースでは、契約満了時の車の価値を一定以上に保つために、一般的に走行距離制限が設けられており、上限を超過して走行すると追加料金が発生するというデメリットがあります。

また、それを避けるために常に走行距離を気にする必要も出てきてしまい、好きなように車に乗れなくなることもあるでしょう。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔走行距離は月間1,000km前後の方がほとんどなので、それを目安として自分の使い方に合わせて設定する
✔長距離運転の機会が多い場合や超過料金が不安な場合は、走行距離制限なしのプランを利用する

デメリット3. 残価精算による支払いが発生することがある

カーリースでは、残価精算のある会社とない会社があります。残価とは、契約時に想定した契約満了時の車の想定査定額です。また、残価精算とは、残価と車両返却時の実際の査定額との差額を精算することです。

残価精算のある契約方式である「オープンエンド方式」では、返却時の査定額が残価を下回ると、利用者はその差額を請求されてしまい、まとまった出費が発生します。

一方、残価精算のない「クローズドエンド方式」では、契約満了時に差額を請求される心配がありません。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔事前に契約方式を確認しておく
✔契約満了時の残価精算による高額請求に不安がある場合は、クローズドエンド方式のほうが安心

デメリット4. 総支払額が購入よりも高い

カーリースで支払う料金の総額は、同じ車の購入にかかる費用よりも高いことがほとんどです。なぜなら、カーリースの料金には契約期間中の税金や保険料などの維持費が含まれているためです。一方、購入費用にはその年の税金や保険料などしか含まれておらず、別途、それ以降の分を支払う必要があります。

購入費用よりもカーリースの料金の総額のほうが高額に見えるため、デメリットと捉えられてしまうケースも。しかし、費用の内訳が異なるため、維持費も含めて比較することをおすすめします。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔カーリースの月額料金に含まれる項目はリース会社によって異なるため、内訳を確認しておく
✔購入した場合、月々いくらくらい維持費がかかるかを想定して、カーリースの月額料金と比較する

デメリット5. ボーナス払いが家計の負担になることがある

カーリースの中には、ボーナス払いが必要な会社があります。ボーナス払いを併用すると、年に2回のボーナス月に月額料金に加えてボーナス払いも必要になるため、その月の負担が大きくなるでしょう。

しかし、ボーナス払いを併用することで、毎月支払う料金を抑えられるというメリットもあります。月々の支払額を少しでも安くしたい場合は、ボーナス払いの設定を検討するのもひとつの方法です。

ただし、ボーナスが減る、または支給されなくなると、家計が圧迫されるリスクもあります。契約後、ボーナス払いの有無は変更できないため、慎重に検討しましょう。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔ボーナス払い併用のメリット・デメリットを把握し、自分の状況に合ったほうを選ぶ
✔ボーナス払いなしでも月額料金の安いカーリースであれば、ボーナスがなくなるリスクに備えつつ、月々の支払額も抑えられる

デメリット6. 原状回復費用を請求されることがある

走行距離制限と同様、車の返却が基本であるカーリースでは車の価値を一定以上に保つ必要があることから、車両返却時には原状回復が求められます。そのため、リース車に汚れがあったり、傷がついていたりすると、原状回復費用を請求される可能性があります。
この結果、契約満了時に出費がかさみ、それがデメリットになると考えられるでしょう。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔原状回復費用がカバーされるプランのあるカーリースを選ぶ
✔傷や汚れを気にしながら車に乗ることに抵抗があるなら、最後に車をもらえるプランにしておけばマイカー同然の乗り方ができる

デメリット7. 改造やドレスアップができない

返却の際に原状回復の必要があるカーリースでは、改造やドレスアップが禁止されており、好みに合わせて自由に車を扱えないことがデメリットだとされています。

改造やドレスアップを行った場合、原状回復費用がかかる点も知っておく必要があるでしょう。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔内容によっては可能なカスタマイズもあるので、リース会社にカスタマイズ可能な範囲を確認しておく
✔自分だけの車として改造やドレスアップをしたい場合、最後にリース車両をもらえるカーリースを選ぶ

デメリット8. 車がマイカーにならない

車を返却するカーリースでは、何年も料金を払い続けても、契約車はマイカーにはなりません。自分の車が欲しい方にとっては、この点はデメリットになるでしょう。

また、返却するつもりで契約しても、長年乗っているあいだに車に愛着がわいてマイカーにしたくなることも。乗り慣れた車を手放さなければならず、後悔するケースもあります。

〈デメリットだらけにしないポイント〉
✔返却することによって料金が安いケースも。車が必要な年数が決まっている方は、ライフプランに合わせた期間で契約するほうがお得
✔長期的に車を使う可能性があるなら、返却不要のプランでリース車両をマイカーにできるカーリースがおすすめ

デメリットだらけにならない!カーリース選びのコツ

前項で見てきたように、カーリースにはまとまった出費につながるデメリットがいくつかあります。しかし、デメリットだらけにしないポイントを押さえておくことで、快適なカーライフを送れるでしょう。

以下では改めて、自分に最適なカーリースを選び、賢く使うための6つのコツについてご紹介します。

1. 契約期間を細かく設定できるカーリースを利用する

中途解約による解約金・違約金の発生を防ぐためには、ライフプランに合わせて契約期間を細かく設定できるカーリースを選択することが大切です。

カーリースの契約期間は、5年や7年などの固定された選択肢から選ぶケースと、1年単位で自由に設定して決められるケースがあります。1年単位の設定が可能であれば、車が必要な期間だけ契約しやすくなるため、中途解約のリスクを下げられるでしょう。

なお、事故により車両が全損した場合でも、リース車両に対する特約のある自動車保険(任意保険)に加入しておけば、保険料で中途解約金をカバーできる可能性があります。

2. 走行距離制限のないカーリースを選択する

通勤や通学で毎日車を運転する方や、長距離ドライブが趣味の方にとって、走行距離制限は大きなデメリットに感じられるでしょう。走行距離制限の上限値が大きいリース会社やプランであっても、人によっては十分な距離でない可能性もあります。

そのような場合は、走行距離制限のないカーリースを利用しましょう。超過による追加料金の心配なく、好きなだけ車に乗れるようになります。
なお、上の図にあるように、ほとんどの方の走行距離は1ヵ月に1,200km以下であるという調査結果もあります。走行距離制限の上限は、一般的に1,000~1,500kmあれば十分でしょう。

3. 自分に合った契約方式のカーリースを選ぶ

先述のとおり、カーリースにはオープンエンド方式とクローズドエンド方式があり、オープンエンド方式では契約満了時に残価精算があります。

オープンエンド方式では、残価が高く設定されることが多く月額料金が安い傾向があり、月々の負担を抑えたい方にはメリットが大きいでしょう。ただし、契約満了時に高額請求を受けるリスクがある点には注意が必要です。

一方、クローズドエンド方式では月額料金がオープンエンドよりも高い傾向がありますが、契約満了時に差額を支払わなくていいので、最後まで安心して利用できます。

どちらもメリットがあるので、自分に合ったほうを見極めることが大切です。

4. ボーナス払いの併用は慎重に検討する

カーリースの中にはボーナス払いを併用することで、月々10,000円以下で利用できるリース会社もあります。月々の負担をできる限り抑えたい方には向いているでしょう。

しかし、月額料金の安さに魅力を感じて契約したものの、ボーナス払いが10万円を超えていてボーナスの使い道が限定されてしまったという後悔例もあります。また、年間の支払額で比較したら、月々均等払いのカーリースのほうが安かったというケースも。

ボーナスが支給されなくなる事態も想定したうえで、ボーナス払いの併用が本当にお得かどうかは慎重に比較しましょう。

5. 原状回復費用をカバーできるか確認する

カーリースでは、最後に車を返却する際、契約時の車の状態に戻す「原状回復」の義務があります。車に不具合があったり、大きな傷や汚れがあったりすると、原状回復費用を請求されるケースも。しかし、通常の使い方でついた微細な傷や汚れで原状回復を求められることはありません。

とはいえ、原状回復費用が気になって運転に神経を使う、車内の汚れに敏感になるなど、プレッシャーを感じてしまう方も少なくないでしょう。そのような場合は、原状回復費用をカバーできるプランやオプションを用意しているカーリースもあるのでチェックしてみましょう。

6. マイカーにこだわるなら車がもらえるカーリースを選択する

カーリースには、一定条件を満たすことで使用していた車をもらえるプランを用意しているところがあります。マイカーが欲しい方や、カスタマイズを自由に楽しみたい方は、契約満了時にリース車をもらえるカーリースやプランを選択するのがおすすめです。

最後に車をもらえるプランなら、走行距離制限や原状回復の心配もありません。契約期間中から自由に車を利用できるメリットも得られるでしょう。

どのカーリースでも避けにくい本当のデメリット

上でご紹介したように、デメリットだらけといわれるカーリースの特徴のほとんどは、会社やプランの選び方次第で回避できます。ただし、どのカーリースを利用する場合でも、注意したいポイントがあります。以下で詳しく見ていきましょう。

事故があった場合、修理費用の支払いが生じる

通常の使用の中で起きた故障や傷に対する修理費用は、メンテナンスプランに加入していればカバーできることがあります。一方、事故による損傷に対する修理費用は補償範囲に含まれず、利用者が負担しなければならない場合がほとんどです。

ただし、これは購入した場合でも同じです。万が一に備えて、車両保険付きの自動車保険(任意保険)に加入しておけば、修理費用をカバーできるでしょう。

また、車をもらえるプランであれば原状回復の必要がなくなるので、利用者が気にしない限りは傷やへこみを修理せずに乗り続けることも可能です。

利用には審査通過が必要

カーリースは、カーローンと同じく審査に通らなければ利用できません。

ただし、残価設定のあるカーリースでは、車両本体価格の一部のみが支払い対象となります。また、カーリースでは10年などの長期契約が多く、一般的に返済期間が3~5年となるカーローンでの1ヵ月あたりの返済額と比較して、月額料金が安い傾向があります。そのため、カーリースではカーローンよりも審査のハードルが下がりやすいといえます

実際、カーローンの審査に通らなかったものの、カーリースの審査には通ったというケースは多くあります。

審査に通るか今すぐチェック!

定額カルモくんの「お試し審査」なら、5分程度の簡単な入力だけでカーリースを利用できるか確認できます。結果が届くのは最短即日。通過後、結果を基に車種やプランを変更したり、キャンセルしたりできるので、利用を迷っている方も安心です。まずは気軽にチェックしてみましょう。

カーリースをデメリットだらけに感じてしまう方と、感じない方

カーリースは、利用する方によってはデメリットだらけだと感じることもあれば、メリットの多い方法だと感じることもあります。カーリースが自身に適した方法か判断するために、それぞれに当てはまる方の特徴について、カーリースのメリット・デメリットに関する調査結果*と併せて見てみましょう。

*公益社団法人リース事業協会「個人向け自動車リース取引に関する調査報告書」(2018年3月)

カーリースをデメリットだらけに感じてしまう方

  • ライフプランが頻繁に変化する方
  • 車が欲しい方
  • 整備やユーザー車検の手配・実施を自分で行える方

カーリースは契約期間を決めて利用するサービスです。そのため、急に車が不要になるなど中途解約の可能性が高い場合は、カーリースの利用は避けたほうがいいでしょう。基本的に契約満了時に車を返却するため、マイカーが欲しい方にも向いていません。

また、整備やユーザー車検を自分で行える場合、それらの費用が月額料金に含まれていると、割高に感じられるおそれがあります

実際、公益社団法人リース事業協会の意識調査では、中途解約ができない、リース料金を割高に感じる、マイカーにならないといった点にデメリットを感じている方が多いという結果でした。

ただし、リース会社やプランの選び方次第ではデメリットをカバーできるので、満足のいくカーライフを送れるようになるでしょう。

カーリースをデメリットだらけに感じない方

  • 面倒な手続きを省きたい方
  • 貯金はないけれど新車に乗りたい方
  • まとまった出費を避けたい方
  • 常に最新モデルの車に乗っていたい方
  • 車に詳しくない方
  • 審査に不安がある方

カーリースは、税金や保険料が料金に含まれており、月々の定額払いで安く車に乗れるため、手間や経済的な負担を減らしたい方にとってはメリットの多い方法でしょう。先の調査でも、定額でわかりやすい、税金や車検費用を都度支払わなくていいといった点をメリットとして挙げる方が半数以上でした。

また、3年や5年などの契約期間を選択できるリース会社で、短期間で車を乗り換えていけば、常に最新モデルの車に乗ることも可能です。

加えて、車を購入するとトラブルの際には自分で対応しなければならない一方、カーリースでは相談窓口が用意されていることから、車の知識に自信がない方でも安心してカーライフを送れます。

審査のハードルがカーローンよりも低くなりやすいため、カーローンの審査に落ちたことがあったり、審査に通るか不安に感じたりする方でも、通過して車を持てる可能性があるでしょう。

デメリットだらけって本当?カーリース利用者の体験談

デメリットだらけだといわれるカーリースですが、サービスへの注目度は高まっており、実際にカーリースを利用した方も大勢います。カーリースを利用した理由や実際に利用してメリット・デメリットに感じたことなどに着目しながら、体験談*を見てみましょう。

20代・女性

日産「モコ」の中古車を3年契約で利用しました。カーリースを選んだのは、家族にすすめられたのと、まとまった購入資金を用意できなかったからです。走行距離制限があるのはデメリットでしたが、初期費用がかからないことは魅力でしたね。サービス内容を重視して会社を選んだので、総合的に見て不満はありません。

20代・男性

カーリースは、貯金を崩さずに車を利用できるのが良いと思い、トヨタ「プリウス」を契約したことがあります。タバコを吸うんですが、乗るにつれて車内の汚れに気を使わないといけなくて後悔しました。でも、月額が安くて車内を自分だけの空間にできたのは良かったです。

20代・女性

ダイハツ「ミライース」の中古車を5年契約、月額25,000円で利用しました。一括購入と比較して、支払総額が多かったのはデメリットだと思います。乗換えができるカーリースにしたので、負担なく新しい車に乗れました。

30代・男性

契約期間5年で、トヨタ「プリウス」に乗っていました。新車の購入資金がもったいなかったので、カーリースにしましたが、所有していない車にコストを支払う点はデメリットだと感じました。子供が小さく、家の近くの駐車場に車を止めておける点は便利でしたね。

30代・女性

カーリースでダイハツ「タント」を利用したことがあります。ボーナス払いがあるのは承知していたのですが、ボーナスが出なくてとても苦しかったのを覚えています。でも、維持費が安くてカーリースは気に入ったので、次はカスタムを自由にできるカーリースを利用したいです。

以上より、実際にカーリースを利用した方は、カーリースのデメリットとして上で紹介した点に不満を感じていたことがわかります。一方で、自分の生活や乗り方にあったサービスを選ぶことで、負担や手間が減っており、全体的には満足している傾向があります。
カーリースにメリットを感じられるかは、会社やプラン選びがカギを握るといえるでしょう。

*チャット調査ツール「Sprint」にて、「カーリースを利用したことがある方、または利用している方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています

デメリットだらけどころか実はお得!カーリースの8つのメリット

カーリースはデメリットだらけで後悔したというケースがある一方、カーリースに向いている方や実際に利用している方がいるのは、それぞれの方にとってメリットに感じられる部分があるためです。
カーリースが、自分にとってのメリットの大きい方法か、見ていきましょう。

〈カーリースの8つのメリット〉

1. 初期費用なしで新車に乗れる

車を購入する際には、車両本体価格に加えて、税金や自賠責保険料なども支払います。このため、現金一括購入の場合は、多額の資金が必要です。カーローンを組んだとしても、税金や保険料などは借入れに含められないことが多く、契約時にこれらを初期費用としてまとめて支払います。

一方カーリースの場合、これらは料金に含まれているため、初期費用がかかりません。契約開始から月額料金だけで新車に乗り始められます。

2. 購入では手が届かない車に乗れる

カーリースは、車両本体価格から残価をあらかじめ差し引いて料金を設定するため、残価の分、支払い対象となる車両本体価格が下がります

浮いた分の金額を、車のグレードアップやオプションに回すことができるため、購入の場合では手が届かない車に乗ることも可能になるでしょう。

3. 購入と同様に、車を選べる

車を借りて利用するサービスにはレンタカーやカーシェアリングも挙げられます。ただし、車は在庫車に限られ、好きな車を選択できないのが一般的です。

その点カーリースでは、契約後に新車を受注生産するため選択肢が多く、国産全車種から車を選べる会社も多く見られます。購入するときと同様に、車選びを楽しむこともできるでしょう。

なお、カーリースでは車のナンバーは「わ」や「れ」にならないことから、ほかの方にマイカーでないことが知られる心配もありません。

4. 面倒な手続きが少ない

カーリースでは、申込みや契約手続きをオンラインで進められる会社が多く見られます。中には自宅に納車してくれる会社もあるので、利用者は自宅にいながらにして車を手に入れることが可能です。
税金や保険料の支払いなどの面倒な手続きも、リース会社に任せられます。

ディーラーに何度も足を運んだり、毎年税金や保険料の手続きを自分で行ったりする必要がある購入と比較して、車に乗るうえで必要になる手間の多くを省けるでしょう。

5. 急な出費の心配がない

カーリースでは、税金や保険料を含んだ料金を分割して支払うことから、まとまった資金を用意する必要がありません。月々の料金以外に支払う必要があるのは、駐車場代、燃料費、高速料金などに限られます。

メンテナンスプランに加入すると、車検や突然の不具合によるパーツ交換費用も月額料金にまとめられる場合もあるので、維持費の負担も抑えやすいでしょう。

6. 契約満了時に車両をどうするかを選べる

カーリースでは一部の会社を除き、契約満了時に複数の選択肢が用意されています

一般的には車をリース会社に返却しますが、乗換えや買取りを選択できるケースや、追加料金なしで乗っていた車をそのままもらえるケースもあるでしょう。

車が必要な期間が決まっている場合や、同じ車に乗り続けるよりも新しい車に次々と乗り換えたい場合は、返却や乗換えを想定しての契約がおすすめです。長く同じ車に乗る可能性があるのであれば、もらえる、買取りや、再リース、延長といった選択肢があるかも確かめておきましょう。

7. 料金を経費として計上可能*

個人事業主の場合、一般的にカーリースを利用すれば節税対策が可能です。

購入した車は資産とみなされるので、固定資産税がかかります。また、購入費用を何年かに分けて減価償却し、燃料代や保険料は細目ごとに経費処理を行わなくてはなりません。

一方、車を借りて利用するカーリースでは、リース料をそのまま経費計上するだけで済む*ため節税効果が見込めるうえ、経費処理の手間も減らせます。

*税務上の判断により経費にならないケースもあります

8. サポートが充実している

購入の場合、整備・点検の手配や車にトラブルがあった場合の対応などを自分で行う必要があるのに対し、カーリースでは契約期間中、さまざまなサポートを受けることが可能です。

サポート内容はリース会社によって異なりますが、車検時期の連絡やメンテナンス業者の紹介、無料相談などが挙げられます。

カーリースを初めて利用する方や車に詳しくない方も、安心して利用できるでしょう。

デメリットだらけのカーリースを避けたい方に特におすすめのサービス

デメリットだらけにしないポイントを押さえたカーリースとしておすすめなのが「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。1~11年から契約年数を選べたり、原状回復費用をカバーできるプランがあったりと、プランの選択肢が多いので自分に合った契約ができます

そのため、定額カルモくんの顧客対応満足度は98.9%*。サービス開始から5年で申込者数は20万人を超え、人気を集めています。以下では、デメリットだらけにならない定額カルモくんの魅力についてご紹介しましょう。

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初期費用とボーナス払いが不要で、残価精算もない

「定額カルモくん」は初期費用とボーナス払いが不要であるためまとまった資金がいりません。残価精算がないことから、契約満了時の支払いを心配する必要もないでしょう。

また、業界最安水準*の料金設定により月々12,820円から新車に乗れるうえ、契約期間中は定額で利用できることから支出を一定にしやすく、家計管理の手間を減らすことも可能です。

〈利用者の声〉

Yさん・40代・ダイハツ「ミライース」11年契約

月々10,000円台から新車に乗れて、車検の面倒も見てくれるなんてうまい話はないと思っていました。でも、定額カルモくんのテレビCMを見て、CMをしているなら安心だろうと思い申し込みました。定額カルモくんの良さはやっぱり安さですね。頭金がいらないのもうれしいポイントです。

*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

7年以上の契約で走行距離が無制限になる

定額カルモくんでは、7年以上の契約であれば走行距離制限がないため、超過料金の心配もなく好きなだけ車に乗れます

6年以下の契約の場合でも走行距離制限の上限は1ヵ月あたり1,500kmとなっており、一般的な乗り方であれば十分な距離に設定されている点も魅力でしょう。

〈利用者の声〉

Oさん・30代・スズキ「スペーシア」11年契約

11年契約にしたので走行距離制限がなく、距離を気にせず毎日車に乗れるのがありがたいです。車は実家への往復に使う予定でしたが、今では通勤にも使っています。車があると雨の日の外出も億劫にならないし、行動範囲が広がっていいですね。

車をもらえて、カスタマイズも自由に行える

定額カルモくんでは、7年以上の契約に月々500円をプラスするだけで車がもらえるオプションが用意されています。リース車両をマイカーにして契約満了後も乗り続けられるため、車の買替え費用や乗換えの手間を抑えられるでしょう。

さらに、返却する必要がないため原状回復の必要もなくなり、契約期間中からカスタマイズやドレスアップを自由に楽しめるようになります。

〈利用者の声〉

Oさん・20代・スズキ「ハスラー」7年契約

初期費用がかからないから、出費がかさむ引越しと同時に新車を持ててよかったです。数社比較して、定額カルモくんはサイトが見やすかったし、最後に車がもらえるのも魅力でした。車に詳しくないので、メンテナンスなどのサポートがしっかりしているのも安心。プライベートが前より充実しています。

定額カルモくんの「お試し審査」から希望や条件を伝えておくと、審査結果に応じてスタッフから最適なプランを提案してもらうことも可能です。通過後、デメリットに感じる点をカバーする方法を相談しながら、じっくり条件やプランを決めていけます。
下のボタンから5分程度の入力で申込み完了。気軽に試してみましょう。

カーリースはプラン選びによって「デメリットだらけ」にならない

カーリースでデメリットだらけにならないカーライフを送るには、さまざまなリース会社から自分に合ったプランを選ぶことがポイントになります。

例えば、走行距離制限が気になる、自由にカスタマイズしたいといった希望がある場合、車がもらえるプランやカーリースを選ぶことで、デメリットを感じにくくなります。契約前からサポートしてもらえるカーリースで、気になるデメリットについて相談しながら条件に合ったプランを決めると安心でしょう。

3年だけ安く新車に乗れるプランも!

3年契約の「カルモ スリー」なら、初期費用0円、月々20,000円台から、3年だけ気軽に新車を試せます。3年後、車検の前に車を返却するので、手間も費用もかかりません。定額料金だけで楽に新車を利用できるカルモ スリーについて、詳しくはこちらからどうぞ。

よくある質問

Q1:カーリースが「デメリットだらけ」とされる理由は?

A:想定外の出費や制約に後悔するケースがあるからです。例えば、中途解約をしたい場合に解約金・違約金を請求される、走行距離やカスタマイズの制限があり、契約満了時に超過料金や原状回復費用を請求されることがある、などのデメリットがあります。しかし、自分に合ったカーリースを選べばデメリットだらけにはなりません。

Q2:カーリースのメリットは?

A:初期費用不要なので、まとまった資金がなくても車を持てること、車検などの費用も含めて定額払いにできること、車の購入・維持にかかる面倒な手続きが少ないことなどが挙げられます。カーリースのメリットについて、詳しくはこちらをご覧ください。

Q3:「デメリットだらけ」にならないおすすめのカーリースは?

A:「定額カルモくん」は、残価精算やボーナス払いなしで月額10,000円台から新車に乗れるカーリースです。走行距離制限を無制限にできたり、車がもらえるオプションを選択できたりもするので、デメリットを抑えた条件でカーライフを満喫できます。定額カルモくんのサービスについて、詳しくはこちらをご覧ください。

※この記事は2024年2月2日時点の情報で制作しています

情報提供元: カルモマガジン
記事名:「 カーリースは「デメリットだらけ」なの?その真相と上手く使うコツを解説