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駆動方式 | カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) | |
---|---|---|---|
ガソリン車 | 2WD | 15.4 | 12.3 |
4WD | 14.7 | 12.0 | |
ハイブリッド車 | 2WD | 22.3 | 17.7 |
E-Four | 21.6 | 16.3 |
2020年6月に登場した現行型のハリアーは、高圧縮比・ロングストローク化、高効率吸気ポートや直噴インジェクタの採用によって高速で安定した燃焼を実現するとともに、吸気バルブの開閉タイミングを最適制御する電動連続可変バルブタイミング機構VVT-iEを採用した2.5Lダイナミックフォースエンジンを採用。さらに小型・軽量・高効率化技術を組み合わせ進化したハイブリッドシステムを組み合わせ、燃費向上と優れた動力性能を両立させているのが特徴です。
ガソリン車に搭載される2.0Lダイナミックフォースエンジンは、電動連続可変バルブタイミング機構VVT-iEの採用、さらに排気・冷却・機械作動時などのエネルギーロスを低減させたことにより、最大熱効率は40%を実現。燃費向上と全域でのトルクアップを実現しています。
ハリアーのWLTCモードカタログ燃費(プラグインハイブリッド車を除く)は以下のとおりです。同パワーユニット内でグレードによる燃費の差はありません。
駆動方式 | カタログ燃費(km/L) | |
---|---|---|
ガソリン車 | 2WD | 15.4 |
4WD | 14.7 | |
ハイブリッド車 | 2WD | 22.3 |
E-Four | 21.6 |
ハリアーに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、ハリアーの実燃費(2024年1月26日時点)は以下のとおりです。
駆動方式 | 実燃費(km/L) | |
---|---|---|
ガソリン車 | 2WD | 12.3 |
4WD | 12.0 | |
ハイブリッド車 | 2WD | 17.7 |
E-Four | 16.3 |
カタログ燃費と実燃費のあいだに差が生じていますが、これはハリアーに限ったことではありません。ほとんどの車において実燃費はある程度カタログ燃費よりも悪化します。ハリアーは差があるとはいえ極端な数値ではないですが、ハイブリッド車は若干差が大きい傾向があるといえそうです。
ハリアーのライバル車としては、マツダ「CX-5」やスバル「フォレスター」などが挙げられるでしょう。ここでは、この2車種とハリアーの燃費を比較してみます。
力強さと美しさを感じさせるスタイルが魅力的なマツダ「CX-5」。静粛性の高さやフラットな乗り心地に定評のあるモデルです。
CX-5のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
XD Smart Edition/ XD Black Tone Edition/ XD Retro Sports Edition/ XD Sports Appearance/ XD Exclusive Mode | 2WD | 17.4 |
4WD | 16.6 | |
XD Field Journey | 4WD | 16.6 |
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
20S Smart Edition/ 20S Black Tone Edition/ 20S Retro Sports Edition | 2WD | 14.6 |
4WD | 14.0 | |
20S Field Journey | 4WD | 14.0 |
25S Sports Appearance | 2WD | 13.8 |
4WD | 13.0 |
ハリアーとCX-5の燃費を比較すると、ハリアーがより低燃費を実現しています。
ライバルの多いミドルサイズSUVの中でも、特に安定した人気を誇るのがスバル「フォレスター」です。SUVらしい力強いエクステリアが魅力で、悪路走破性も高く雪国の方にも多く選ばれています。
フォレスター(AWDのみ)のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
Touring/X-BREAK/Advance (e-BOXER) | AWD | 14.0 |
SPORT/XT-EDITION/STI Sport (1.8L直噴ターボ) | 13.6 |
フォレスターとハリアーの比較では、いずれのパワーユニットにおいてもハリアーの燃費がフォレスターよりも良いことが明らかになりました。
ハリアーでは、アルミ材や高張力鋼板などを積極的に使用した軽量高剛性ボディを採用し、振動の少ない走りと優れた操縦安定性を実現しました。加えてショックアブソーバーの減衰力の最適化、フロント・リアコイルばねの特性を最適化するなど入念なチューニングを施したサスペンションを採用することで、長時間乗っていても疲れにくいしなやかな乗り心地を実現しています。
また防音材の最適配置、空力性能に配慮したボディ形状の工夫などによって空気抵抗の低減を追求し、走行中にも自然な会話が楽しめる静かで上質なプライベート空間を確保している点も評価できるポイントでしょう。
モータージャーナリスト・岡崎五朗さんの試乗記でハリアーの走行性能を詳しくチェック!
ハリアーは優れた燃費性能と、静かでしなやかな走りが魅力のクロスオーバーSUVです。ラグジュアリーなSUVの先駆けとして、これからも長く愛されていくでしょう。
A:ハリアーのWLTCモードカタログ燃費は、ハイブリッド2WDが22.3km/L、E-Fourが21.6km/L、ガソリン2WDが15.4km/L、4WDが14.7km/Lです。
A:ハリアーの実燃費は、ハイブリッド2WDが17.7km/L、E-Fourが16.3km/L、ガソリン2WDが12.3km/L、4WDが12.0km/Lです。それほど極端な差ではありませんが、ハイブリッド車において若干差が大きい傾向があります。
A:ハリアーでは、軽量高剛性ボディの採用に加え、ショックアブソーバーの減衰力の最適化など、入念なチューニングを施したサスペンションを採用することなどによってしなやかな乗り心地と優れた操縦安定性を両立させています。また空力性能に配慮したボディ形状の工夫や防音材の最適配置によって、走行中でも会話が楽しめる上質なプライベート空間を確保しました。
※この記事は2024年1月時点の情報で制作しています