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プレオプラスの内装は、グレード共通してインテリアカラーはブラックを基調としています。なお、インテリアカラーの選択肢はありません。
シートの仕様も共通で、フロントシートにはブラックをベースに座面と背面の一部にホワイトをあしらっています。差し色のホワイトがブラック特有のクールさや無機質さをやわらげ、ファミリーに受け入れやすい明るさ、親しみやすさを演出しています。
グレードによる差が大きく見受けられるのは、ダッシュボードでしょう。
「F」では、インパネはブラック1色。非常にシンプルな印象です。「F」はエントリーグレードにあたるグレードで、最小限の装備内容で買いやすい価格を実現しているため、カラーパネルやメッキ加飾などの質感を高めるような装備はほぼ採用されていません。
実用性に関わる部分以外はあまり気にしない、という方には無駄を省いて安い価格を維持しているのはメリットになるでしょう。しかし、ある程度内装にもこだわりたい、という方にはこのグレードは若干物足りなく感じてしまうかもしれません。
「F」では、ルミネセントイルミメーターのイルミネーションカラーに温かみのあるアンバーを採用しています。このイルミネーションは環境と燃費向上に貢献するエコ運転をすると、グリーンに変化します。
「L」「G」では、ツートーンインパネを採用しているため「F」よりもコックピットのデザイン性が向上しているのが特徴です。
さらにメッキやシルバー、ピアノブラック加飾が随所に追加され、上質感をプラス。ステアリングホイールにはスバル六連星オーナメントもあしらわれます。なお、「L」ではダイヤル式のマニュアルエアコン、「G」ではプッシュ式のオートエアコンになるため、エアコンパネルのデザインが若干異なります。
ルミネセントデジタルメーターのイルミネーションはブルーになり、コックピットに先進性が加わります。さらにメーター内のマルチインフォメーションディスプレイが平均燃費やアイドリングストップの積算時間、メンテナンスのお知らせなどさまざまな情報の表示が可能な視認性の良いTFTタイプにグレードアップされているのも特筆すべきポイントでしょう。
ドライブの際に使用する小物などを収納しておくスペースも、チェックしておきましょう。
助手席前のインパネには小物が置けるスペースが確保されています。すぐ手が届く位置にあるので、スマートフォンなどよく使用するものを置いておくといいでしょう。
センターフロアトレイは薄型のティッシュボックスの収納に最適なサイズ。ティッシュボックスの下にもスマートフォンなどが収納できるスペースが確保されています。
車検証などの書類入れとして活用できる定番収納、グローブボックスももちろん標準装備。
カップホルダーは運転席と助手席に1個ずつ用意されています。掘込み式なので安定感は抜群です。
プレオプラスにはこのほかに、ショッピングフックやフロントドアポケット、リアドアポケット&ボトルホルダーが用意されています。
プレオプラスの荷室はそれほど容量が大きいわけではありませんが、日常的な買い物の荷物などは十分積み込める広さを確保しています。
後席には可倒式シートを採用しているため、荷物が多いときや大きい荷物を積むときは荷室を拡大することも可能です。ただ、近年の軽自動車で多く採用されている分割可倒式のシートではないので、可能な座席アレンジは後席全部を倒すのみとなっています。
プレオプラスは、荷室の使い勝手の良さにも配慮されています。リアゲートは樹脂製とすることで軽量化を実現。力の弱い方でも楽に開閉できます。さらにワンタッチでロック解除が可能なスイッチ式のリアゲートオープナーを採用しています。
移動中も不便さを感じることなく快適に過ごすことができる車を手に入れるためには、車選びの際の入念な内装チェックは欠かせません。内装カラーやデザイン性、シートの質感や収納の充実度などをしっかりと確認し、ドライバーだけでなく乗員みんなが快適にドライブを楽しめる1台を見つけてください。
A:プレオプラスはコンパクトなボディでありながら室内長2,025mm、室内高1,240mm、前後乗員間距離は910mmを確保しています。さらにフロントシートはヒップポイントを下げ、斜め上の視界を広げることによって良好な視界とゆとりあるヘッドクリアランスを実現し、圧迫感なくくつろげるように工夫されています。
A:インテリアカラー、シートのデザインや素材はグレードによる違いはありません。大きな違いがあるのはダッシュボードで、上位グレードの「L」「G」にはツートーンインパネを採用していることに加え、随所にメッキやシルバー、ピアノブラック加飾をあしらうことで質感を向上させています。
A:プレオプラスの荷室はそれほど大きいわけではありませんが、後席を倒すと大きな荷物も収容することができます。なお、後席は近年主流の分割可倒式ではないため、座席アレンジは後席を倒すのみです。また、軽量な樹脂製のリアゲートを採用していることに加え、スイッチ式リアゲートオープナーを採用し、使い勝手の良さに配慮しているのもポイントです。
※この記事は2023年10月時点の情報で制作しています