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駆動方式 | カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
2WD | 25.0 | 19.5 |
4WD | 23.2 | 15.9 |
プレオプラスでは、排気ガスを再循環させる際に排出ガスの温度を下げてから燃料室へ戻すことで熱効率を高める「クールドi-EGR」、燃料効率を高めるデュアルインジェクタ、気筒別燃焼制御などのさまざまな低燃費技術を搭載した直列3気筒ガソリンエンジンを採用しました。
また、軽量高剛性を実現したボディ構造や樹脂製パーツの採用、空力性能の向上、停車前アイドリングストップや減速時に発生するエネルギーを利用してバッテリーを充電するエコ発電制御など、さまざまな燃費向上に貢献する技術を採用し、低燃費を実現しています。
プレオプラスに採用されているエンジンは最高出力49psをNA(自然吸気)エンジンの1種類で、トランスミッションにはCVTが組み合わされています。なお、駆動方式は全グレードで2WD、4WDの設定があります。
プレオプラスのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が25.0km/L、4WD車は23.2km/Lで、グレードによるカタログ燃費の差はありません。
プレオプラスに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、プレオプラスの実燃費(2023年10月22日時点)は、2WD車が19.5km/L、4WD車は15.9km/Lです。
日本で従来使用されてきたJC08モードではカタログ燃費と比較して実燃費は3割程度低くなるのが平均的だとされていましたが、WLTCモードは「市街地」「郊外」「高速道路」という3つの異なる走行モードで構成された測定方法のため、実際の車の使用環境に近くJC08モードよりも実燃費との差は少ないといわれています。
それでも実燃費はカタログ燃費よりも若干の悪化が見られるのが一般的であり、少しの数値の差は許容範内といえます。しかし、プレオプラスは2WD車、4WD車ともにわずかとは言い難い差が見られ、特に4WD車では差が大きい傾向があることがうかがえます。
プレオプラスのライバル車としては、スズキ「アルト」とダイハツ「ミライース」が挙げられます。ここではこの2車種とプレオプラスのカタログ燃費を比較してみましょう。
スズキのロングセラーモデルである「アルト」は、ベースグレードであれば100万円を切っており、それでいて予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を全車に搭載しているのが特筆すべきポイントです。軽自動車ならではの経済性が幅広い層に支持されており、現行型はかなりの低燃費を実現しているのも魅力といえるでしょう。
アルトのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
A/L | 2WD | 25.2 |
4WD | 23.5 | |
HYBRID S/HYBRID X | 2WD | 27.7 |
4WD | 25.7 |
プレオプラスのカタログ燃費と比較すると、2WD、4WDともにアルトのカタログ燃費がプレオプラスよりも低燃費であることがわかります。
ダイハツ「ミライース」は軽自動車のスタンダードともいえるモデルで、低燃費・低価格・安全装備と軽自動車に期待したいものがそろった人気車種です。
ミライースのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が25.0km/L、4WD車が23.2km/Lです。プレオプラスは、ミライースのOEM供給車です。そのためエンジンやプラットフォームなどの基本コンポーネントを共有しており、燃費性能に差はありません。
2017年5月に登場した現行型のプレオプラスでは、従来型よりも最大で80kgの車両軽量化により、低燃費だけでなくスムーズな加速を実現しました。また、ボディの軽量高剛性化によって、操縦安定性や乗り心地、静粛性も向上させています。
さらに最小回転半径は4.4mを維持しているため、狭い路地の運転や縦列駐車、Uターンなどがしやすいのも魅力です。
プレオプラスは車体の軽量化をはじめ、燃費向上に貢献するさまざまな技術を採用し、毎日安心して利用できる低燃費を実現しています。
日常的に使用する車の燃料費をできるだけ安く抑えようと思ったら、燃費性能の優れた車を選ぶことが大切です。車選びの際にはカタログ燃費だけでなく実燃費なども確認し、納得のいく燃費性能を持つモデルを選びましょう。
A:プレオプラスに採用されているエンジンは最高出力49psを発揮する NA(自然吸気)エンジンで、組み合わされるトランスミッションはCVTのみです。プレオプラスのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が25.0km/L、4WD車が23.2km/Lで、グレードによる燃費の差はありません。
A:プレオプラスの実燃費は2WD車が19.5 km/L、4WD車が15.9km/Lです。プレオプラスの燃費はカタログ燃費と実燃費のあいだにわずかとはいえない差があり、特に4WD車では差が大きい傾向が見られます。
A:現行型のプレオプラスは従来モデルよりも最大で80kgの軽量化を実現し、スムーズな加速を実現しています。また、ボディの軽量高剛性化によって操縦安定性や乗り心地、静粛性も向上させているのもポイント。さらに最小回転半径は4.4mを維持しているため、狭い路地などでも取り回しやすいのも魅力です。
※この記事は2023年10月時点の情報で制作しています