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RAV4には、ガソリン車とハイブリッド車には、両パワートレイン共通して「X」「G」「Adventure」の3種類のグレードがあり、これらに加えてガソリン車にのみ「G」グレードに「G“Z package”」の設定があります。
さらに2022年10月には、アグレッシブなスタイルが特徴の特別仕様車「Adventure“OFFROAD package II”」がラインナップに追加されました。なお、内装や安全装備に関しては別記事で詳しくご紹介します。
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ここからは、RAV4のグレード別の装備内容を詳しく見ていきましょう。
〈グレード別比較表〉
グレード | X | G/ G“Z package” | Adventure/ Adventure“OFFROAD package II” |
---|---|---|---|
パワーユニット | ガソリン車:2.0Lダイナミックフォースエンジン ハイブリッド車:2.5Lハイブリッドシステム (G“Z package”はガソリン車のみ) | ||
駆動方式 | ガソリン車:2WD/4WD ハイブリッド車:2WD/E-Four | ガソリン車:4WD ハイブリッド車:E-Four (G“Z package”はガソリン車のみ) | |
燃費 (km/L、WLTCモード) | ガソリン2WD:15.8 ガソリン4WD:15.2 ハイブリッド2WD:21.4 E-Four:20.6 | ガソリン4WD:15.2 E-Four:20.6 (G“Z package”はガソリン車のみ) | ガソリン4WD:15.2 E-Four:20.3 |
全長(mm) | 4,600 | 4,610 | |
全幅(mm) | 1,855 | 1,865 | |
全高(mm) | X/G:1,685 G“Z package”:1,690 | Adventure:1,690 Adventure“OFFROAD package II”:1,735 | |
最小回転半径(m) | X/G:5.5 G“Z package”:5.7 | Adventure:5.7 Adventure“OFFROAD package II”:5.5 |
〈グレード「X」の車両本体価格〉
パワーユニット | ガソリン | ハイブリッド | ||
---|---|---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD | E-Four |
価格 | 293万8,000円 | 316万9,000円 | 353万8,000円 | 379万1,000円 |
ブラックのフロントグリルにグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールを備え、引き締まった印象のエクステリアが持ち味の「X」では、LEDヘッドランプやトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」、またニーエアバッグやサイドエアバッグ、カーテンシールドエアバッグが標準装備され、ベースグレードであっても高いレベルで視認性や安全性において配慮されています。
フロントフォグランプは標準装備ではありませんが、オプションで追加が可能です。
また、RAV4では、全車に車載通信機「DCM」を標準装備し、24時間365日対応可能なオペレーターサービスや新しい道路情報をダウンロードして正確でスムーズなナビゲートを行う「マップオンデマンド」、急病や事故などの緊急時にオペレーターが消防や警察などの手配を行う「ヘルプネット®」などのコネクティッドサービスの利用も可能。
また、2020年8月の一部改良によってスマートフォンとの連携が可能なディスプレイオーディオも全車に採用され、より利便性を向上させています。
〈グレード「G」の車両本体価格〉
パワーユニット | ガソリン | ハイブリッド |
---|---|---|
駆動方式 | 4WD | E-Four |
価格 | 366万6,000円 | 430万4,000円 |
「G」では、運転席・助手席の快適温熱シート+シートベンチレーション、運転席8ウェイパワーシートが装備されるなど、快適装備が充実します。ハイブリッド車ではリアバンパー下のセンサーに足をかざすだけでバックドアが自動で開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」も標準装備です。
また、エクステリアではガンメタリック塗装のフロントグリルやシルバー塗装のフロント・リアスキッドプレート、18インチのダークプレミアムメタリックアルミホイールが装備され、ルックスにおいても「X」グレードとは差をつけています。
〈グレード「G“Z package”」の車両本体価格〉
パワーユニット | ガソリン |
---|---|
駆動方式 | 4WD |
価格 | 383万6,000円 |
ガソリン車のみに設定のある「G“Z package”」では、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されていることが最も大きな特徴でしょう。
「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、状況に応じて最適な前後トルク配分を行うとともに、後輪のトルクを左右独立して制御する「トルクベクタリング機構」と、4WDが不必要な場合には後輪への動力伝達を行う駆動系を切り離し、燃費向上に貢献する「ディスコネクト機構」を採用したもので、高い操縦安定性や走破性を誇ります。
さらに下り坂での車速をブレーキ操作なしで低車速にキープし、安定走行に貢献する「ダウンヒルアシストコントロール」が装備されています。これらはアウトドアなどで悪路を走ることが多いのであればぜひ欲しい機能といえるでしょう。アルミホイールは19インチのスーパークロームメタリック塗装です。
そのほかの快適装備などはほぼガソリン車の「G」に準じますが、「G“Z package”」にはベース車には設定のない「ハンズフリーパワーバックドア」が搭載されている点が異なります。
〈グレード「Adventure」の車両本体価格〉
パワーユニット | ガソリン | ハイブリッド |
---|---|---|
駆動方式 | 4WD | E-Four |
価格 | 368万4,000円 | 430万3,000円 |
「Adventure」は、専用デザインのフロントグリルやフロントバンパー、専用大型シルバー塗装のフロント・リアスキッドプレートなどの専用パーツを多数採用し、押し出しの強いタフさを感じさせるスタイリングが持ち味です。
アルミホイールには19インチのマットグレー塗装のものが使用され、足回りを引き締めています。
なお、走破性を高める「ダイナミックトルクベクタリングAWD」と「ダウンヒルアシストコントロール」がこの「Adventure」のガソリン車にも装備されています。
〈特別仕様車「Adventure“OFFROAD package II”」の車両本体価格〉
パワーユニット | ガソリン | ハイブリッド |
---|---|---|
駆動方式 | 4WD | E-Four |
価格 | 388万4,000円 | 450万3,000円 |
2022年10月に追加された「Adventure“OFFROAD package II”」は、ブリッジ型のルーフレールやグレーメタリック塗装の専用スキッドプレート、18インチのオールテレインタイヤにマット調ブラック塗装のアルミホイールを組み合わせたアグレッシブなスタイルが特徴の特別仕様車です。
フロントバンパーやドアミラーカバー、スキッドプレートにでこぼこ感のある質感とマット感が斬新でワイルドな印象を与える「GORI GORI BLACK塗装」が施されているのが特徴。塗料を塗り重ね、こすれ傷に対する耐性も高めています。なお、この「GORI GORI BLACK塗装」は「Adventure」グレードにも後付け可能です。
ルックスだけでなく、サスペンションにも手を加え最低地上高は10mmアップ。悪路走破性をより高めているのも特筆すべきポイントでしょう。
RAV4の燃費やカラー、安全装備などについて、わかりやすくご紹介しています。また、買うよりお得な定額制の乗り方で、グレードやカラーを選んで料金シミュレーションもできるので下のバナーからお気軽にどうぞ。
RAV4はベーシックグレードである「X」でも充実した装備内容になっているので、特にアウトドアなどでの使用は考えておらず、シティユースがメインという方は「X」のコストパフォーマンスが高くおすすめです。
SUVならではの走りを堪能したい、本格的なアウトドアが趣味という方には走行性能も高くルックス的にもタフギア感満載の「Adventure」がいいのではないでしょうか。よりワイルドにしたいのであれば「GORI GORI BLACK塗装」を追加するのもいいかもしれません。
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カーリースでRAV4に乗るメリット・デメリットについて詳しくはこちら
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RAV4に乗る際のカーリースとカーローンの支払額比較はこちら
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A:RAV4にはガソリン車とハイブリッド車がありますが、どちらにも設定されているのは「X」「G」「Adventure」の3種類です。ガソリン車にはそのほかに「G」をベースとして走行性能を高めた「G“Z package”」もラインナップ。そのほか、2022年10月に追加された特別仕様車「Adventure“OFFROAD package II”」の設定もあります。
A:RAV4を選ぶ際は、まずガソリン車かハイブリッド車かを決めましょう。ガソリン車を選択するのであれば選択肢は豊富にありますが、日常的な買い物や送迎がメインなのか、それとも悪路を走ることが多かったりアウトドアレジャーを存分に楽しんだりしたいのかなど、自分の車の使用用途に応じてグレードを選ぶことをおすすめします。
A:日常的な買い物など、シティユースがカーライフの基本になるのであれば「X」、本格的なアウトドアに出掛けることが多い方や高い悪路走破性を求める方には「Adventure」が機能面でもルックス面でもおすすめです。
※この記事は2023年12月4日時点の情報で制作しています