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駆動方式 | カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) | |
---|---|---|---|
ガソリン車 | 2WD | 15.8 | 13.1 |
4WD | 15.2 | 12.3 | |
ハイブリッド車 | 2WD | 21.4 | 17.5 |
E-Four | 20.3~20.6 | 17.6 |
2019年4月に登場した現行型のRAV4は、力強く俊敏な加速と燃費向上を両立させた2.0Lダイナミックフォースエンジンをガソリン車に採用しています。
このエンジンは吸気バルブの開閉タイミングを最適化させる吸気側電動連続可変バルブタイミング機構(VVT-iE)を採用し、レスポンスを向上させるとともにマルチホールの直噴インジェクタやロングストローク化などにより、燃焼を高速化。さらに排気・冷却・機械作動時などのエネルギーロスも低減させることで最大熱効率は40%に到達し、力強い加速と燃費向上を両立させています。
また、2.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載する新型2.5Lハイブリッドシステムは、システムの小型・軽量化や高効率化技術の採用により、優れた動力性能とハイブリッド車ならではの高い燃費性能を実現しました。
2020年6月には、プラグインハイブリッドモデルもラインナップに追加されました(定額カルモくんではプラグインハイブリッド車の取り扱いはありません)。
RAV4のWLTCモードカタログ燃費(プラグインハイブリッド車を除く)は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
X | 2WD | 15.8 |
4WD | 15.2 | |
G/G”Z package”/Adventure | 4WD | 15.2 |
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
X | 2WD | 21.4 |
E-Four | 20.6 | |
G | E-Four | 20.6 |
Adventure | E-Four | 20.3 |
RAV4に乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、RAV4の実燃費(2023年12月22日時点、プラグインハイブリッド車を除く)は以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
X | 2WD | 13.1 |
4WD | 12.3 | |
G/G”Z package”/Adventure | 4WD | 12.3 |
グレード | 駆動方式 | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
X | 2WD | 17.5 |
E-Four | 17.6 | |
G | E-Four | 17.6 |
Adventure | E-Four | 17.6 |
RAV4で採用されているWLTCモードは、平坦な道を一定の条件下で走るJC08モードと異なり、信号や渋滞の影響を考慮に入れた市街地や渋滞などの影響を受けにくい郊外、そして高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的に使用されている計測モードです。
そのため、WLTCモードは従来日本で使用されてきたJC08モードよりも実燃費に近い数値が出るとされていますが、それでも気温などの影響を受ける実燃費とはある程度の差が出るのが一般的といわれています。
RAV4においても、ガソリン車、ハイブリッド車ともに若干の差がありますが、それほど大きなものではなく許容できる範囲内といえるのではないでしょうか。
ミドルサイズSUVは近年人気を集めていることもあり、各自動車メーカーが力を入れているモデルがそろいます。ここでは、日産「エクストレイル」とRAV4の燃費を比較してみましょう。
2000年の初代のデビュー当時から根強い人気を誇る日産「エクストレイル」は、ミドルサイズSUVを代表する存在といえるモデルです。現行モデルは2022年7月に登場した4代目で、プラットフォームを一新、さらに高出力モーターを搭載した第2世代のハイブリッドシステム「e-POWER」の採用によって優れた燃費性能と走行性能を両立させています。
エクストレイルのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。エクストレイルでは、一部グレードで3列シート7人乗りの選択が可能です。
グレード | 駆動方式 | 乗車定員 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|---|
S/X/G | 2WD | 5名 | 19.7 |
S e-4ORCE | 4WD | 5名 | 18.4 |
X e-4ORCE | 4WD | 5名 | 18.4 |
7名 | 18.3 | ||
G e-4ORCE | 4WD | 5名 | 18.4 |
RAV4のハイブリッド車とエクストレイルの比較では、RAV4 がより低燃費を実現していることがわかります。
RAV4のようなクロスオーバーSUVでは、悪路走破性などの走行性能のチェックも欠かせません。RAV4の走行性能について見ていきましょう。
現行型のRAV4では、走行環境に応じて前後トルクを最適に配分するとともに、後輪のトルクを左右独立して制御することで安定した車両姿勢を保ち旋回時の車両安定性を向上させる「トルクベクタリング機構」、さらに4WD走行が不要な際には後輪で動力を伝達する駆動系を切断して動力の損失を抑制し燃費向上を図る「ディスコネクト機構を」採用した「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載し、燃費向上と高い走破性・操縦安定性を実現しています。
モータージャーナリスト・萩原文博さんの試乗記でRAV4の走行性能を詳しくチェック!
ライバル車と比較しても遜色のない燃費性能に加え、ガソリン車・ハイブリッド車ともに新しい技術を採用し優れた走行性能を手に入れたRAV4。街乗りもレジャーでも活躍してくれる、頼れる1台といえるのではないでしょうか。
A:RAV4では力強く俊敏な加速と燃費向上を両立させた2.0Lダイナミックフォースエンジンと、新開発の2.5Lハイブリッドシステムを採用しています。RAV4のWLTCモードカタログ燃費はガソリン2WD車が15.8km/L、4WD車が15.2km/L、ハイブリッド2WD車が21.4km/L、E-Fourが20.3~20.6km/Lです。
A:RAV4の実燃費はガソリン2WD車が13.1km/L、4WD車が12.3km/L、ハイブリッド2WD車が17.5km/L、E-Four車が17.6km/Lです。カタログ燃費よりも若干悪化していますが、これはRAV4に限ったことではありません。実燃費は走り方や気温などの影響を受けるため、ある程度の悪化はどの車においても見られます。
A:RAV4では走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右別々に制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用し、SUVに期待される走破性・操縦安定性と高い燃費性能を両立しています。
※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています