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グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) | 実燃費(km/L) |
---|---|---|---|
G/L/L 特別仕様車 STYLE+ BITTER/カスタムL | 2WD | 23.2 | 17.2 |
4WD | 21.2 | 17.0 | |
カスタムL・ターボ | 2WD | 21.2 | 15.7 |
4WD | 20.0 | 17.2 |
2019年7月に登場した現行型のN-WGNは、毎日の暮らしになじみ、誰もが親しみを感じながら心地よく使用できることをコンセプトに開発されました。
停車時にエンジンを自動でストップさせてガソリンの消費を抑えるアイドリングストップシステムや、エンジンやエアコンなどの車全体の動きを燃費優先モードに切り替えるECONスイッチなど、実燃費向上に貢献する機能を搭載しています。毎日の生活に寄り添う車として、実用的な燃費性能にこだわり低燃費を追求したモデルといえるでしょう。
N-WGNのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
G/L/L 特別仕様車 STYLE+ BITTER/カスタムL | 2WD | 23.2 |
4WD | 21.2 | |
カスタムL・ターボ | 2WD | 21.2 |
4WD | 20.0 |
N-WGNに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、N-WGNの実燃費(2023年9月5日時点)は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
G/L/L 特別仕様車 STYLE+ BITTER/カスタムL | 2WD | 17.2 |
4WD | 17.0 | |
カスタムL・ターボ | 2WD | 15.7 |
4WD | 17.2 |
WLTCモードは信号などの影響を受ける市街地モードと比較的ストップ&ゴーの少ない郊外モード、そして高速道路モードの3パターンのモードでの計測値を平均的使用時間配分で構成したものであり、これまで日本で使用されてきたJC08モードよりも実燃費に近い現実的な数値が出る計測方法です。
それでも実燃費は気温や乗員・荷物の重量などの影響を受けるため、ある程度はカタログ燃費より悪化するのは避けられない面もあります。N-WGNにおいてもすべてのグレード、駆動方式において差が見られます。
N-WGNと競合するモデルとしては、スズキ「ワゴンR」や日産「デイズ」が挙げられます。ここではこの2車種とN-WGNのカタログ燃費を比較してみましょう。
軽ハイトワゴンというジャンルを生み出したのが、このスズキ「ワゴンR」です。現行型のワゴンRは新開発の軽量ボディ「ハーテクト」の採用に加えてマイルドハイブリッドシステムを搭載したグレードを設定し、低燃費を実現しています。
ワゴンRのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | トランスミッション | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|---|
FX | 2WD | CVT | 24.4 |
5MT | 24.8 | ||
4WD | CVT | 23.2 | |
5MT | 23.0 | ||
HYBRID FX-S | 2WD | CVT | 25.2 |
4WD | 24.2 |
N-WGNとの比較では、いずれの駆動方式でもワゴンRがN-WGNよりも良好な数値を示しています。
高速道路においてアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をシステムがアシストしてドライバーの運転疲労を大幅に軽減する最新の運転支援技術「プロパイロット」などを搭載し、先進性が評価されている日産「デイズ」。デイズにもスマートシンプルハイブリッド車の設定があります。
デイズのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
S/X | 2WD | 23.2 |
4WD | 21.0 | |
ハイウェイスターX/ ハイウェイスターXプロパイロットエディション | 2WD | 23.3 |
4WD | 21.1 | |
ハイウェイスターGターボ/ ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 2WD | 21.5 |
4WD | 19.4 |
N-WGNとデイズの燃費性能は、グレードによって多少の差はありますがほぼ同等といえるのではないでしょうか。
車の走行性能も、見逃せない車選びの重要ポイントです。ここではN-WGNの走行性能についてご紹介します。
N-WGNでは、誰もが安心して運転できるように少ないステアリング操作でしっかり曲がれるよう工夫されているほか、コーナリングの際には内輪に自動でブレーキをかけ、ハンドルを戻す際には外輪にブレーキをかける「アジャイルハンドリングアシスト」を採用することによって、カーブが多い山道などでも安定したスムーズな走りを実現しています。
N-WGNではブレーキ踏力に合わせて自動でシフトダウンを行い、エンジンブレーキを効かせる機能「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」を搭載しています。また、セレクトレバーを「S」にすれば雪道などの滑りやすい状況に適した穏やかさでエンジンブレーキがかかるように工夫されているので、安心して運転できます。
モータージャーナリスト・岡崎五朗さんの試乗記でN-WGNの走行性能を詳しくチェック!
税金や保険料、メンテナンス費用など、車を維持するためにはさまざまな維持費が必要となります。その中でも燃料費は社会情勢などによって高騰することも少なくないので、しっかりと燃費性能を確認して車を選ぶようにしましょう。
A:N-WGNのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が21.2~23.2km/L、4WD車が20.0~21.2km/Lです。
A:N-WGNのライバル車としては、スズキ「ワゴンR」や日産「デイズ」などがあります。N-WGNの燃費はワゴンRには後れを取っていますが、デイズとはほぼ同等といえるでしょう。
A:N-WGNではコーナリング時の安定性を高める「アジャイルハンドリングアシスト」や、ブレーキ踏力の強さによって自動でシフトダウンを行い、エンジンブレーキを利かせる機能を搭載することによって誰もが安心して運転できるように工夫されています。
※この記事は2023年9月時点の情報で制作しています