コキア(ほうき草)の名所9選! 北海道・関東・関西など全国のスポットを紹介。見頃はいつ? バスツアーで行ける公園もあり
ツアー会社では車内換気などの感染対策を実施し、ツアー参加者へのマスク着用やアルコール消毒などの呼びかけがなされています。
感染対策への取り組みやキャンセル方法については、以下もご覧ください。
1人2席利用可でのびのび乗車できるツアーもあり! バスツアーの新型コロナウイルス感染予防対策まとめ
バスツアーをキャンセルしたいときの手続き方法とキャンセル料金まとめ
目次
国営滝野すずらん丘陵公園(北海道)
ゆにガーデン(北海道)
国営越後丘陵公園(新潟)
国営ひたち海浜公園(茨城)
国営木曽三川公園(愛知)
大石公園(山梨)
ひるがのピクニックガーデン(岐阜)
びわこ箱館山 コキアパーク(滋賀)
県営馬見丘陵公園(奈良)
コキア(ホウキグサ・ホウキギ)とは?
コキアは丸い草姿がとてもかわいい植物です。枯れた茎枝をほうきとして使っていたため、和名はホウキグサ・ホウキギなどと呼ばれています。
コキアは大きく分けると、まんまるに育つタイプと縦長に育つタイプがあります。
鑑賞時期が6月~11月と長く、7月頃からきれいな緑色に育ちます。花は8月頃に咲きますが、とても小さいのであまり目立ちません。そのため、花よりも赤く紅葉する10月~11月頃が一番の見頃です。
ちなみに、コキアの種を加工した秋田の名産品「とんぶり」は「畑のキャビア」と呼ばれ、プチプチとした食感が楽しい野菜です。味は淡泊なので、他の食材とあわせて食べることが多いです。
秋になると、全国でコキア鑑賞に行けるバスツアーが開催されます。
有名な「ひたち海浜公園」など、コキアが観られる公園・高原を9カ所紹介します!
国営滝野すずらん丘陵公園(北海道)
滝野すずらん丘陵公園の広大な敷地はいくつかのゾーンに分かれ、各エリアで四季の花々を鑑賞できます。コキアはカントリーガーデンの「花のまきば」で生育され、10月上旬~中旬に見頃を迎えます。
コキアの規模はあまり大きくありませんが、周囲の木々の紅葉と一緒に観られるスポットです。
その他、園内では釣りやサイクリング、キャンプ、バーベキューなども楽しめます。
国営滝野すずらん丘陵公園
ゆにガーデン(北海道)
北海道最大級のコキアの生育数を誇るゆにガーデンには、「コキアの丘」があります。2021年に新エリアがオープンし、3万2,000株ものコキアを鑑賞できるエリアとなりました。真っ赤に色づくコキアは10月上旬~中旬が見頃。
また、幻想的な風景になる「コキアライトアップ」も期間限定で開催されます。2021年は9月18日(土)~20日(月)の3日間開催が予定され、この期間は20時まで営業します。
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ゆにガーデン
国営越後丘陵公園(新潟)
越後丘陵公園には、健康ゾーンと里山フィールドミュージアムがあります。コキアが観られるのは健康ゾーンの「銀河の丘」です。銀河の丘では、ススキなどのイネ科の植物と一緒に細長いコキアを観られ、秋らしい風景を楽しめます。
他にも花鑑賞のエリアや、アスレチックがある遊具エリア、越後三山を望める展望台があります。親子連れやカップルなど老若男女におすすめな公園です。
国営越後丘陵公園
0258-47-8001 9:30〜17:00(時期によって異なる)
年末年始(12月29日~1月1日)、1月〜3月は月曜定休、その他の期間は不定休
Webサイト
国営ひたち海浜公園(茨城)
※ひたち海浜公園は8月31日(火)まで臨時休業中
コキアと言えばひたち海浜公園! というほど有名なコキアの名所です。約3万2,000株ものコキアが生育されています。ひたち海浜公園のコキアはまんまるで大きく、種苗会社がひたち海浜公園用に開発した品種です。
園内には周遊できるシーサイドトレインがあり、1周40分かけて9カ所の停留所をまわります。コキアを観られる「みはらしの丘」にも停留所があるので、園内を眺めながら移動するのもおすすめです。1日周遊券は600円。
※毎年8月下旬頃に「コキアライトアップ」が開催されますが、2021年は中止になりました。
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国営ひたち海浜公園
029-265-9001 9:30〜17:00(時期によって異なる)
毎週火曜、年末年始(12月31日・1月1日)、2月第1月曜~金曜定休
Webサイト
国営木曽三川公園(愛知)
国営木曽三川公園は愛知・岐阜・三重にまたがる日本最大の国営公園です。13カ所の公園が集まっていますが、コキア鑑賞をするなら「フラワーパーク江南」や「138タワーパーク」がおすすめです。
フラワーパーク江南には芝生広場などがあり、四季の花々を眺めてお散歩するのに楽しい公園です。138タワーパークでは、約7万本のコスモスが10月上旬~下旬頃に見頃を迎えるので、コキアと一緒に鑑賞できます。
フラワーパーク江南
138タワーパーク
大石公園(山梨)
河口湖の北岸にある大石公園は、四季折々の花が遊歩道の周りに咲いています。7月に見頃を迎えるラベンダーは特に人気で、河口湖ハーブフェスティバルの会場にもなっています。
コキアの見頃は10月中旬~下旬。規模は小さいですが、富士山と色鮮やかなコキアを一緒に眺められる絶景スポットです。また大石公園は、山梨へ行くバスツアーでよく立ち寄る観光地です。果物狩りや富士山鑑賞ができるツアーがあります。
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大石公園
ひるがのピクニックガーデン(岐阜)
ひるがのピクニックガーデンは毎年7月~10月頃に、ひるがの高原で開園します。日本最大級のペチュニア畑「桃色吐息の丘」と、西日本最大級の「コキアの丘」があります。コキアの丘近くには木陰になっている森の休憩所があるので、そちらから1万株ものコキアを見下ろして鑑賞するのがおすすめ。
ひるがのピクニックガーデンまでは全長1,000mの高原リフトで上がるので、眼下に広がるピンクのペチュニアを眺めながら空中散歩ができます。
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ひるがのピクニックガーデン
びわこ箱館山 コキアパーク(滋賀)
びわこ箱館山は、琵琶湖を見渡せる山の斜面を利用して造られています。約4,000本ものコキアを生育している「コキアパーク」では、琵琶湖をバックにコキアを鑑賞できます。
コキアパークがある山頂へは歩いて行けないので、ゴンドラを利用する必要があります。山頂にはドッグランがあるため、ワンちゃんと一緒にゴンドラやリフトに乗車することも可能です。
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びわこ箱館山
県営馬見丘陵公園(奈良)
馬見丘陵公園は4つのエリアに分かれていて、コキアが観られるのは中央エリアの「カリヨンの丘」です。丘一面にコキアが並んでいる姿をベンチに座って鑑賞できます。
コキアが見頃の時期は、奈良県が球根生産量1位のダリアや秋のバラ、約10万本ものコスモスが見頃を迎えます。その他、園内には巣山古墳や乙女山古墳、ナガレ山古墳の3つの古墳もあります。
県営馬見丘陵公園
おすすめのコキア名所を9カ所紹介しました。
バスツアーで行けるスポットもあるので、手軽にコキア鑑賞がしたい方は、どんなツアーがあるかチェックしてみてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)