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ゲストハウス「uzuhouse(ウズハウス)」は下関市・関門海峡のそば

「uzuhouse(ウズハウス)」は、山口県下関市にあるゲストハウス。本州と九州の境目となる関門海峡を望む場所にあり、九州から見た本州の玄関口となる壇之浦PAのすぐ近くにあります。

ウズハウスは、フク(フグ)をイメージしたロゴや明るい色彩が印象的なかわいらしい外観。1階にはカフェが併設されています。女性お一人様や旅の初心者でも気軽に立ち寄りやすい、カジュアルな雰囲気のお宿です。

ウズハウス外観

ウズハウスの大きな魅力が、絶景を望める「屋上テラス」! 屋上テラスは基本的に宿泊者のみのプライベートスペース。眼下の海はもちろん、関門海峡のシンボルである関門橋や、対岸の門司港まで広く見渡せるのです(平日の10:00~16:00のみカフェ利用者も利用OK)。

関門海峡や関門橋は、海側にある客室の窓からも見渡せます。

屋上テラスからは関門海峡や関門橋が見渡せる

海と反対側にある客室の窓から眺められるのは、パワースポットとしても知られる赤間神宮。竜宮城をイメージして作られたという朱塗りの美しい門は、夜には幻想的にライトアップされますよ。

道路側の部屋の窓の外には赤間神宮。夜はライトアップされる


客室はドミトリー・個室・特別仕様のデラックスルーム

ウズハウスの客室は、ドミトリータイプ・個室タイプの2タイプ。さらに1室だけ、バスルームやキッチン付きの特別室・デラックスルームがあります。

ドミトリー(相部屋)タイプ

ドミトリータイプは2段ベッドが並ぶ相部屋。男女共用と女性専用があり、どちらも料金は同じです。ベッドごとにカーテンの色や柄はまったく違うので、自分のスペースを覚えやすいのが嬉しいですね。寝具ははじめから用意してあります。

ドミトリータイプの客室。カーテンは色も柄もさまざま!(写真提供:uzuhouse)

個別に用意されているアメニティは、タオル・歯ブラシとシンプル。ベッドの脇にはコンセントと照明が付いており、希望すればハンガーが借りられます。トイレ・シャワーは共用です。

タオルと歯ブラシ、シーツ、枕カバーが用意されている
ベッドスペースの中に個別コンセントと照明がついている。ハンガーフックもこちら

ドミトリータイプの部屋の前には、貴重品用ロッカーが完備。荷物を置いて部屋を出たい場合などはこちらを利用します。ブランケットもこちらに置いてあり、セルフサービスで借りられますよ。

ロッカーは部屋の入口に。ブランケットはセルフサービスとなり、ここから自由に借りられる

個室(デラックスルーム以外)

ウズハウスの個室タイプは、和室(1~5名)、洋室(1~2名)、スーペリアルーム(1~4名)とさまざま。1名からでも個室利用ができるので、ドミトリータイプが苦手な人でも泊まりやすいのが嬉しいですね。

和室の定員は1~5名(写真提供:uzuhouse)
4人で泊まれるスーペリアルーム(写真提供:uzuhouse)

個室タイプは部屋が貸切りになりますが、それ以外はドミトリータイプと同じシンプルな宿泊仕様。アメニティはタオル・シーツ・枕カバー・歯ブラシのみ、トイレ・シャワーは共用です。

タオルと歯ブラシ、シーツ、枕カバーが用意されている

デラックスルーム

1室のみのデラックスルーム(1~6名)は、ベッドルーム・キッチン・洗面化粧台・バスルームの付いた特別仕様。ドライヤーやバスタオル、グラス類なども用意されています。リビングダイニングスペースからは、関門海峡の眺望を独り占め。まるでホテルのスイートルームのように滞在できるのです。

1室だけのデラックスルームは部屋の2面が海!
デラックスルームのベッドは江戸時代から続く京都の老舗メーカー「イワタ」の寝具

また、部屋の設備には山口県の県産品がふんだんに使用されているのも見どころ。フローリングには下関産のシイの木、扉には800年以上の歴史のある山口県山口市(旧佐波郡徳地町)の手漉き和紙「徳地和紙」が使われています。照明器具は下関の工房「ムクロジ木器」による県木のアカマツ製です。


共用設備・共用スペース

共用スペースにあるトイレ・シャワーや洗面台は、全宿泊者の共用設備。ボディーソープやシャンプー・リンス、ドライヤーは無料で利用できます。また、フリーWi-Fiは全館共通です。

水回りのキレイさは女子に嬉しいポイント! ドライヤーも

共用キッチンや冷蔵庫の利用もOK。アイロンや救急箱もフロントで借りられます。洗濯機・乾燥機は有料。

共用キッチン。ダイニングスペースも(写真提供:uzuhouse)
ランドリーコーナー。洗濯機・乾燥機はそれぞれ1回200円



1階にはcafe PUCA(カフェ プカ)が併設

ウズハウスは素泊まりのみですが、1階部分がカフェを兼ねているため、カフェ営業時間内ならこちらで飲み物やスイーツがいただけます。カフェの名は「cafe PUCA(プカ)」。入ってすぐのラウンジスペースには山口県出身のアーティスト神田さおり氏によるウォールアートが描かれていますよ。

ラウンジスペース。神田さおり氏によるアートが美しい、吹き抜けの明るい空間

2階のカフェスペースは、カフェ利用者とウズハウス宿泊者のどちらも利用OK。

カフェスペース(海側)。テラス席もあるシックな空間(写真提供:uzuhouse)
カフェスペース(赤間神宮側)。置いてある本は自由に閲覧OK

カフェスペースのテラス席も関門海峡に面しており、関門橋や対岸が一望できます。実はカフェ「プカ」の名前の由来は、このテラス席。海がテラスのすぐ近くのため、「まるで海にプカプカ浮いているみたい」とのお客様の声から名付けられたそうですよ。

カフェスペースのテラス席はまるで海の上にいるみたい!

uzuhouse(ウズハウス)

山口県下関市阿弥陀寺町7-8 Google Map
083-250-9787 チェックイン16:00~22:00/チェックアウト10:00 定休日なし
Webサイト

cafe PUCA(カフェ プカ)

山口県下関市阿弥陀寺町7-8 Google Map
083-250-9787 9:00~20:00 (L.O.19:30)
Webサイト


周辺おすすめ観光スポットはこちら!

ウズハウス周辺には、下関を代表する観光スポットがいっぱい! その中から、徒歩でもサイクリングでも気軽に行けるおすすめスポットを簡単にご紹介します。なおウズハウスにはレンタサイクルや駐輪スペースあり。近隣の自転車ショップ「サイクルピット240 海峡店」でもレンタサイクルを行っています。

海沿いの道はサイクリングにおすすめ

ウズハウスから散歩がてらに行ける距離にあるのが、下関を代表する市場として有名な「唐戸市場」(徒歩約5分)や、下関の海や海の生き物について学べる「市立しものせき水族館 海響館」(徒歩約13分)。海響館があるウォーターフロント「あるかぽーと」にはお土産店やレストランも多いほか、観光バスや門司港への高速艇も発着します。

フク(フグ)、タイ、ハマチなど、下関のおいしい海産物が集まる「唐戸市場」
「市立しものせき水族館 海響館」はフグ目魚類の展示種類数が世界一!

また、フィンランド・ロヴァニエミ市と観光交流パートナーシップ協定を結ぶ山口市ならではのディープなフィンランド雑貨が購入できる「北欧雑貨 ラリッサ」(徒歩約7分)や、夜はライトアップする美しいつり橋「関門橋」(徒歩約19分)も、ぜひ足を伸ばしたいスポット。関門橋は高速道路のため自転車では走行できませんが、橋のたもと近くの絶景ポイントまで行くには自転車が便利ですよ。

たくさんのムーミングッズなど、ここだけのヴィンテージ雑貨が並ぶ「北欧雑貨 ラリッサ」
全長1,068mの吊り橋「関門橋」。反対側は北九州市門司区

ではでは、絶景ゲストハウス「ウズハウス」で、下関の旅をぜひ楽しんでくださいね。

サイクルピット240 海峡店

山口県下関市唐戸町6-1(カモンワーフ内) Google Map
083-250-8608 10:00~18:00 水曜定休
Webサイト

唐戸市場

山口県下関市唐戸町5-50 Google Map
083-231-0001 月~土5:00~15:00/日祝8:00~15:00(店舗により異なる) 水曜不定休
Webサイト

市立しものせき水族館 海響館

山口県下関市あるかぽーと6-1 Google Map
083-228-1100 9:30~17:30(最終入館17:00) 年中無休(館内設備メンテナンスにより入館できない場合あり)
Webサイト

北欧雑貨 ラリッサ

山口県下関市中之町11-1 Google Map
080-7733-8549 12:30~17:30 不定休
Webサイト

関門橋

山口県下関市椋野町2丁目 Google Map
Webサイト

下関行きのバス便

※取材協力/uzuhouse

(陽月よつか)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 3,000円から泊まれる絶景宿! 旅と海を楽しむ山口県下関市のゲストハウス「uzuhouse(ウズハウス)」