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山形駅発各地へ向かう夜行高速バスは4つのバスターミナルから出発します。今回は、各のりばまでのアクセスと出発便について解説。これさえ読めば山形からの乗車はバッチリです!
山形市は山形県の中心に位置する人口35万人の都市。蔵王温泉や銀山温泉など東北を代表する温泉地をはじめ、1,000段の階段を誇る立石寺、日本百名山のひとつ鳥海山(ちょうかいさん)など多くの有名観光地へのアクセスにも便利な場所です。
今回はJR山形駅の4つの乗り場を紹介します。
▼山形駅周辺の高速バス乗り場一覧
(クリックすると、各乗り場の紹介部分までスキップします)
1)山交ビルバスターミナル
2)山形駅前バスターミナル
3)山形駅東口バスのりば
4)山形駅西口バスのりば
山交ビルの1階にあるバスターミナルです。道路沿いには路線バスの停留所が並び、ビルの裏側に高速バス専用のターミナルがあります。
山交バスターミナルには、路線バスと高速バスをあわせて1~5と11~13番の乗り場があります。それぞれの主な行き先はコチラ。
このうち3と4が高速バスの乗り場です。
運行バス会社
山交ビルは商業施設となっていて、地下1階にはスーパーマーケット、2階には100円均一ショップやコミックの品揃えが豊富なアニメイトが入っています。
スーパーマーケットは夜22時までの営業、ここで乗車の前に飲み物や軽食などを購入可能です。
1階には山交バスの窓口もあり、チケットの販売から乗車に関する対応をしてくれます。窓口は待合室も兼ねており、座るスペースや乗り場側にはお手洗いもあります。
JR山形駅からは2階ペデストリアンデッキを渡りエスカレーターをおりて約5分。デッキから山交ビルが見えるのでそこを目指していけば迷う心配はありません。JR山形駅から直線で400m、徒歩で約10分の距離です。
市内を走る山交バスの路線バスに乗車すると、大阪・京都をむすぶ夜行高速バスの案内が車内に流れています。
東京までは山形新幹線を利用すれば直接移動できますが、関西方面は途中乗り換えが必要になるので、山形に住むひとにとっては、乗り換えなしで行ける夜行高速バスがスタンダードな存在なのかもしれません。
JR山形駅東口側にあるバスターミナルには、ロータリーを囲むように1~5の乗り場がならびます。
1番のりばからは、東京や関西方面に向かう夜行バスをはじめとする高速バスが発車します。
2番のりばには空港シャトルバスと一部の路線バス、3~5番のりばは主に市民の生活の足となる路線バスが発着します。
JR山形駅改札口を出たところから右へ進み、東口側へ降りればバスターミナルです。
山形駅には「S‐PAL山形」という商業ビルがあります。雑貨類やアパレルの他、飲食店も入っており、早朝営業している店もあります。
営業時間
●コンビニエンスストアNewDays 7:00~22:00(日祝~21:00)
●ロッテリア 7:00~22:00
●スターバックスコーヒー 7:00~22:00
また、駅前通りにはコンビニエンスストアをはじめファーストフード系の店舗もあります。
東口には、山形駅前バスターミナル以外にもバス乗り場があります。東口の山形銀行の前にある、さくら観光の「キラキラ号」の乗り場はコチラです。
東京・横浜発着の「キラキラ号」や一部のバスの降車場所になっています。
乗り場へは、JR山形駅2階から伸びるペデストリアンデッキ(連絡通路)を通れば簡単です。ここから見える山形銀行が目印、通路の出口であるエスカレーターを降りれば、山形駅東口バスのりばまではすぐです。
発着するバス会社が少ないせいか、地元の人に「東口バスのりば」を訊ねると、だいたい山形駅前のバスターミナルを教えてくれます。もし迷った時には「山形銀行前のバス乗り場に行きたい」と尋ねるのがよいでしょう。
駅から少し離れているせいか、コンビニエンスストアやファーストフード系の店舗が多いエリアです。
山形駅西口のりばは、唯一山形駅の西口に位置するバスのりばです。
1番最初に目に入るのは屋根の付いたのは路線バスの乗り場ですが、高速バスの乗り場はそのすぐ先です。WILLER EXPRESS、オリオンバス、JAMJAMライナーの関東発着の停留所になっています。
■山形駅西口バスのりばへのアクセス方法
JR山形駅2階改札口から西口方面へ向かいます。写真右手の階段を降りた正面にバスのりばがあります。
JR山形駅では、バスターミナルとバス乗り場が東側に3カ所、西側に1カ所の配置です。乗車に際しては、東口と西口をしっかり把握しておけば、万一間違えても各乗り場まで10分程度で移動できるので、あまり慌てなくても大丈夫です。
はじめての旅先では土地勘がないため、乗車バスの乗り場は、事前に確認しておいてから、カフェや待合スペースで待ち時間を過ごすとよいでしょう。
(出雲義和)