横浜~河口湖間で豪華バスや高級バスはある?



質問の答えとしては、残念ながら横浜~河口湖間の高速バス路線で豪華バスや高級バスは運行していません。



2022年5月現在、横浜駅~河口湖間の高速バスは、東急バスとフジエクスプレスがそれぞれ1日に2往復運行しています。所要時間は2時間~2時間半ほどと短いこともあり、どちらも4列シート車両です。



ちなみに、横浜に限らず神奈川県内や東京~河口湖を結ぶ高速バスも運行しているのはすべて4列シート車両です。



東京・神奈川~河口湖間の高速バス








全国を走る高級バスの路線



全国を走る高級バスは、以下のようなバスがあります。順番に紹介していきます。










関東バス・両備バス・中国バス「ドリームスリーパー」<東京~大阪>



東京~大阪間は高級バスが比較的多く運行している路線です。



完全個室の「ドリームスリーパー」は、乗車料金が最大20,000円の豪華バス。ゆったりサイズのシートは、横に配置されたスイッチで自動リクライニングが可能。床は全面カーペットで高級感あり。



まるでホテルのような上質な空間で大阪~東京間を移動できます。



なお2022年5月現在、ドリームスリーパーは特定日のみの運行です。広島・福山~東京の路線もありますが、2020年3月より運休中です。





グッドデザイン賞を受賞しているドリームスリーパー


各席に扉が付いており、閉めれば完全個室となる





シートの前には折りたたみ式のテーブル、横には電動リクライニングなどのスイッチがある


コンセント、USB、ヘッドホンなども装備



ドリームスリーパーの運行路線



※下記リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。










西日本JRバス・JRバス関東「ドリームルリエ」<東京~大阪>



西日本JRバス・JRバス関東「ドリームルリエ」も東京~大阪間を運行しています。アドバンスクラスと名付けられた豪華シートのほかに「プレシャスクラス」という、車内に合計4席だけの特別な席があります。



プレシャスクラスは木目調の落ち着いたパーテーションとカーテンで仕切られた半個室の空間。シート幅はドリーム号最大の幅61cm、最大で156度までリクライニングできるシートも魅力です。レッグレストはヒーター機能付きです。




見た目からも上質感が十分に伝わるシート












全但バス「ラグリア」<湯村温泉・城崎温泉~大阪>



全但バス「ラグリア」には2席の個室シート「グリーンルーム」が導入されています。運行路線は「城崎大阪線」「湯村大阪線」の2路線。



通常の4列シート車両は45席ですが、ラグリアは36席で、後方にパウダールームも完備。「グリーンルーム」は通常シートの8席分を利用し、2席のみ導入されているのでかなりゆったり。リクライニングが深く倒れ、シート幅は通常46.5cmのところ、10cm広がり56.5cmです。





「ラグリア」車内。「グリーンルーム」は2室


「グリーンルーム」の個室内



城崎大阪線の個室内では「バスビュー」という車外に取り付けた4つのカメラから車外の様子を鑑賞できるシステムを搭載しています。また、KDDIのスマートグラスを活用した旅コンテンツも楽しめます。




4つのカメラから車外の様子を鑑賞できる「バスビュー」










WILLER EXPRESS「リボーン」<関東~関西ほか>



「眠りのための最適な環境」とうたわれている、ウィラーの豪華シートを搭載した「リボーン」は、関東~関西、関東~名古屋間で運行しています。



すっぽり身体が収まる独特なデザインのシェル型パーテーションのシートは、周囲からの視線を感じることなく、プライベート空間を確保できます。電動ゆりかごリクライニングは最大156度まで倒せます。車高が高いスーパーハイデッカー車両のため、走行中の騒音も軽減されており、まさに快適に眠るには最適な環境のバスです。





プライバシーと快適性を確保するシェル型デザインの3列シート


リモコンで調整可能な電動リクライニングシート










WILLER EXPRESS「ラクシア」<関東~名古屋ほか>



車内の快適性を重視したウィラーの豪華・高級バス「ラクシア」は、関東~愛知・静岡、関東~仙台・福島の路線間で運行しています。



木のぬくもりを感じる落ち着いたデザインの車内に、ソファのような高級感あふれるシート。シートは、身体の部位に合わせてクッションの固さやボリュームなどが調整されていて、包まれるような座り心地。電動リクライニングで、最大146度までシートを倒せます。





高速バスとは思えない高級感のあるシート


テーブルや床も木製の落ち着いたデザイン





ウィラー高級バスの運行路線



※下記リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。










海部観光「マイフローラ」<東京~徳島>



東京~徳島で運行している海部観光「マイフローラ」は、最大約50席配置できる車内にわずか12席という豪華バス。



座席は、徳島県産木材でしつらえたパーテーションで1席ずつ仕切られ、カーテンを閉めればほぼ個室状態です。各席には小型テレビまで完備。着替えや化粧直しに利用できる広々とした化粧室といい、快適な移動を最大限追求した高級バスです。





車両外観


バスの中とは思えない車内





ゆったりサイズのシート


化粧室



マイフローラの運行路線



※下記リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。










西鉄バス「はかた号」<福岡~東京>



西鉄バスが運行する福岡・北九州~東京(新宿)「はかた号」は、運行距離約1,100kmを誇る日本最長クラスの夜行高速バス。「ビジネスシート」と「プレミアムシート」の2つのシートがあります。



一番座席数が多いのが、3列独立シートのビジネスシートです。本革を採用したゆったりサイズのシート。ビジネスシートは、車内中央部から後方部にかけて18席設置されています。




ビジネスシート



プレミアムシートは、パーテーションで仕切られた個室タイプのシート。車内最前部に4席設けられています。シートは、本革リクライニングシートを採用。シート幅は約56cm、最大リクライニング角度150度。シートの操作はすべて電動式で、リクライニング・オットマンの角度調整ができるほか、シートヒーター・マッサージ機能・座面送風機能が搭載されています。




車内前方4席がプレミアムシートのエリア




プレミアムシート



はかた号の運行路線



※下記リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。





今回紹介した豪華バス・高級バスの運行が一番多い路線は、関東~関西間でした。どの豪華バス・高級バスもそれぞれシートの寝心地や設備にこだわりがあり一度は乗ってみたくなりますね。






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バスとりっぷでは今回のようなご質問を募集し、調査して記事で紹介しています。



例えばこんなこと…



・夜行バスの運転士さんは夜通し運転してて眠くならないの?

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「夜行バス車内で食べるとしたらどんな物がいい?」を調査した記事がこちら。





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(バスとりっぷ編集部)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 高級バスが走っている路線まとめ!「横浜から河口湖に行ける高級バスはありますか?」のご質問に回答します