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ファーストキャビン 京橋のコンセプトは『コンパクト&ラグジュアリー』。カプセルホテルでもビジネスホテルでもない「キャビンスタイル」という、飛行機のファーストクラスをイメージした新しいスタイルのホテルに宿泊してきました。
最上位クラスの客室「プレミアムクラスキャビン」も見学させてもらいました!
「ファーストキャビン 京橋」は、
・東京メトロ銀座線「京橋駅」6出口から徒歩1分
・都営浅草線「宝町駅」A5・A6・A7出口から徒歩1分
・JR 東京駅八重洲南口から徒歩5分
・東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」7出口から徒歩6分
と、好立地。
ここでは高速バスユーザーの利用が多く、しかも、道順がわかりやすいJR東京駅八重洲中央口からの行き方を紹介します。
まず、JR東京駅八重洲中央口から八重洲通りを進みます。
続いて、八重洲中央口前交差点を渡ります。
ひとつ目の高速バス乗降停留所を通り過ぎます。
次の交差点を直進。
もうひとつの高速バス乗降停留所「JR東京駅八重洲通り」を通り過ぎます。
日本橋三丁目交差点を直進します。
次の交差点を右折します。曲がるのはこの1回だけ!
ナチュラルローソンへ向かって、横断歩道を渡ります。
あとはナチュラルローソンと西日本シティ銀行の間の路地を直進するだけ。
5つ目の交差点の角、右手にファーストキャビンのマークが見えてきました。
東京駅から徒歩8分。「ファーストキャビン 京橋」に到着です!
飛行機のマークとスタイリッシュな外観です。では、さっそく中に入ってみましょう!
自動ドア。つい透明なガラスの方に向かってしまう私ですが、開くのはもちろんマットがある方です。
無駄なものを排除したスッキリとしたエントランスホール。
フロントデスクへはエレベーターで2Fへ。
扉が開くと明るいラウンジ。左手にピアノ、右手にフロントデスクがあります。
ラウンジの奥には、ガラスで仕切られた会議などができるスペースが。
右手奥に進んで行くと、壁と一体化した分別ゴミ箱。出っ張りがないのでスッキリしています。
一番奥に自動販売機。自動販売機は男女大浴場にもありますがアルコールの販売はここだけです。
全室禁煙なので、喫煙は自動販売機前の喫煙室で。
フロントデスクでチェックイン手続きをします。カウンターにはいろんな国の国旗が。その日チェックインする人の国旗とのことで、この日もいろんな国の人が利用しているのがわかります。
チェックインしてカードキーとキャビン内収納の鍵を受けとります。「カードキー? カプセルホテルは部屋に鍵かけられないよね??」
実はこのカードキーはセキュリティカードになっていまして、エレベーターの操作やキャビン入口、大浴場入口などのドアを開けるときに使います。
それではエレベーターでキャビンに向かいます。
3Fより上はエレベーターも男女分かれています。
そこで、カードキーをかざしてから行先階ボタンを押します。安心のセキュリティシステムです。男性のカードキーでは女性専用エリアには入ることができません。
目的階に着いてエレベーターを降りると、キャビンルームに入るためのドアがまたひとつ。
ここでもまたカードキーをかざさなければドアは開きません。
中に入ると目の前にフロアの案内があるので自分のキャビンの位置を確認します。
キャビンルームは照明が暗めです。
左側がビジネスクラスキャビン、右側がファーストクラスキャビン。ビジネスクラスキャビンの入口はロールカーテン、ファーストクラスキャビンの入口はアコーディオンカーテンです。
今回の私の宿泊は、なんと! ファーストクラスキャビン。入口左側にあるスイッチで照明を点けます。
キャビンのサイズはW210/D210/H210。コンパクトながら高さがあるので圧迫感がありません。そもそもカプセルホテルみたいなのに、立つことができるのが不思議です。
ベッドもセミダブルサイズベッド(W120cm)で広めです。入口に使い捨てスリッパが、ベッドの上にはキャビンウェアやバスタオル・フェイスタオルのセット、ボディタオル、歯ブラシがありました。
ベッドの下には鍵付収納。
32インチのテレビはフロントで借りたヘッドフォンで視聴します。
ハンガーは3本。床はSサイズのキャリーバッグを開いても余裕の広さ! 開くことができず荷物の整理に苦労するビジネスホテルもありますから、これには驚きです。
ベッドに横になってテレビを観ていたら寝落ちしてしまうほど快適でした。
キャビン内には個人用ゴミ箱がありますが、キャビンフロアの共用スペースにも壁と一体化した分別のゴミ箱があります。
鍵付きキャリーバッグは、フロントで借りたロックチェーンでバーにくくりつけることができます。大きな荷物はフロントでも預かってくれます。
毛布、空間消臭・除菌スプレー、スチームアイロン、加湿器、ズボンプレッサーなど、貸出品が揃っています。
その他フロントでも、絆創膏、体温計、髪留めゴム、コロコロ粘着ローラー、ブリーズライト、いびき防止鼻こうテープ、耳栓、携帯電話充電器などの貸出をしています。
洗面室は手前がパウダールーム、奥がトイレになっています。パウダールームには洗顔料、メイク落とし、化粧水、乳液、コットンなど女性専用のアメニティの他、シャワーキャップ、ヘアーブラシ、ドライヤー、ヘアーアイロンなどが揃っていました。
男性の大浴場は8F、女性のは9Fにあります。キャビンフロアと同様のパウダールームとトイレにくわえ、大浴場の他にシャワーブースもあります。
脱衣コーナーにはカードキーなど貴重品を入れる小さなロッカーが。
大浴場の洗い場には、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料、メイク落としが備えてありました。私が良いと思ったのはパーティション。普通よりだいぶ大きく、隣を気にすることなく洗うことができます。
このフロアにはコインランドリーもあります。
それにしても、いつ行っても隅々まで整理整頓され掃除が行き届いていて清潔で気持ちよく利用できました。
今回は利用しませんでしたが、特別にプレミアムクラスキャビンとビジネスクラスキャビンを見せていただきました!
ファーストキャビン最上位クラスのお部屋、プレミアムクラスキャビンがあるのは2Fのフロントの奥。部屋には、ふたりでも広々な180cm幅のキングサイズベッド、デスクの引出しには鍵付きのセーフティボックス、広々としたプライベートな洗面スペースとトイレ、各種アメニティ、エスプレッソマシン、冷蔵庫などがあります。
「お風呂は狭いユニットバスよりも大浴場利用でゆったり伸び伸びと。その分居住空間を拡げました。」とのこと。最大の特長は施錠が出来ることです。
キャビンと言うよりビジネスホテルを超えた上質で機能的な空間でした。
ビジネスクラスキャビンは、コンパクトとは言うものの高さが210cmあるので圧迫感はありません。カプセルホテルと違い天井に頭がつっかえることもないし、上に人がいないので、音や振動もありません。100cm幅のベッドと鍵付きセーフティボックスを備えた、無駄なく機能的な空間です。
カプセルホテル並の料金で宿泊できるファーストキャビンは、ビジネスホテルよりも格段にリーズナブルです。
また、安心のセキュリティと清潔な館内は、初めてのカプセルホテル体験にもおすすめできます。カプセルホテルユーザーは、ファーストキャビンに宿泊することでカプセルホテルに対する印象が変わるでしょう。
時間単位でも利用できるので、シャワーブース、パウダールーム、仮眠・休息、大浴場でリフレッシュ! など、高速バス乗降前後の利用にももってこいです。アメニティやレンタル品も充実しているので、突然のお泊まりも問題ありません。
私が宿泊した日は、数名のサラリーマンの出張グループや20名ほどのインバウンドの団体がいました。インバウンドの団体には、スタッフが利用方法を英語で詳しく説明していました。ですからトラブルもなくスムーズに利用できるのだと思います。
そう言えば面白いサービスがありました。キャビン内はアラームなど音の出るものの使用は禁止なので、スタッフがキャビンまで来て声掛けするモーニングコールサービスをおこなってくれます。静かに過ごすための気配りから生まれたものだと思います。
とにかくすべてにおいて快適な宿でした。