ざっくり、こんな移動

  • 片道3,000円~でかなり安い!
  • 3列シート、コンセントあり、トイレ付きでコスパも○
  • ディズニー旅行にもオススメ!


目次


料金は? 時刻表・ルートは?

料金

時期にもよりますが、料金は3,000円~とかなり安め! 窓側指定をしても3,600円~です。

このくらいの価格帯だと4列シートが多いですが、今回乗車する便は3列独立シートで広々ですので、コスパ的にかなり優秀です!

時刻表・ルート

名古屋~関東を結ぶジャムジャムライナーは発着地ごとにたくさんあるので、便番号で区別するのがオススメ。この記事で紹介している発着地の便は「JX32便(名古屋→関東)・JX31便(関東→名古屋)」です。

上りのJX32便は名古屋駅を23:00に発車。その後東岡崎駅を経由し、横浜YCAT(4:55着)・バスタ新宿(5:48着)・ディズニーシー(7:20着)まで運行します。

※2023年11月調べ

名古屋~東京間を結ぶジャムジャムライナー(3列シート)


設備を詳しく紹介!

車両の種類としてはプレミアム+ワイドの3列シート。仕切りカーテンや車内トイレがある、ちょっとハイランクの車両です。スリッパやアイマスクも付いてくるので、それだけでラグジュアリー感がありますね。

バスの外観は赤い車体で分かりやすい

赤い車体に「JAMJAM LINER」の文字が書かれたバスが、今回乗車するバスです。扉側面と前面にも行き先が書いてあるので安心ですね!

今回乗車するバス


3列シート+仕切りカーテン+フットレスト・レッグレストでかなり快適!

車内は広々とした3列シート。キレイな見た目です。夜行バスなので窓のカーテンは最初から閉まった状態。仕切りカーテンも整えてシートに掛けられていて、ベッドメイクされているような感じです。

車内の様子

仕切りカーテンは各自で閉めるスタイル。この仕切りカーテン、シンプルなデザインではあるんですが席番号も書いてあり、結構リッチな雰囲気です。下部は完全に見えないようになっていますが、上部はメッシュなので閉塞感もありません。

仕切りカーテン

シートまわりはフットレスト・レッグレスト完備でゆったり仕様。リクライニングも十分で枕も上下可動式! また各シートには使い捨てスリッパとアイマスクが備え付けてあります。スゴイ。

シートの様子
フットレスト・レッグレスト完備で快適
席によってフットレストは違うものになる場合も

スリッパとアイマスクのサービス


なんと充電設備は1席に2個!

気になるコンセントは右側にコンセント1個、左側にUSB1個の2個体制! 最初コンセントだけだと思って使ってて、あとから説明見たら「USBもあります」と書いてあってビックリしました。2個あるのはありがたいですね。

コンセント


あると嬉しいちょっとした設備・機能も

座席横のひじ掛けは下げられます。下げるとちょっと広く感じます。

体感少し広く感じます

窓側席のペットボトルホルダーは足元に。ほか、洋服掛けや読書灯・荷物棚もあります。

ペットボトルホルダー
洋服掛け
読書灯とエアコン
荷物棚はシートの上に

明るすぎない足元灯も


車両中央にトイレもあります

車内のトイレはこんな感じ。階段を降りて行くタイプのトイレで十分な広さです。

車両中央から階段を降りてトイレへ
トイレ内部


実際に乗車した様子をレポート!

発車は名古屋駅の新幹線口、集合場所に注意!

JX32便の名古屋駅出発時間は23:00ちょうどですが、集合時間は22:45なのである程度余裕を見てスタンバイするようにしましょう。

集合場所はエスカ地下街の15番出口あたり(地上)。ちょっと分かりにくいですが、新幹線口(銀の時計のほう)を出て、JRハイウェイバスの待合室の左をまっすぐ前に進めば人だかりが見えてくると思います。道路の向かいにビッグカメラがあるので、それを目印にしてもいいかもしれません。夜は電気消えてますが…。

新幹線口のシンボル銀の時計
JRハイウェイバスの待合室の左を抜けて進む

名古屋駅周辺バスターミナルを解説

ちなみに一度ここに集合している理由ですが、バス停の混雑緩和が理由とのこと。実際、バス停はバスロータリーから少し離れたところにあります。

この場所は他の色々なバス会社も集合場所にしています。オレンジのジャケットを着たスタッフの方が「発車時刻」「バス会社」「行き先」などで案内を行っていますので、よく聞いておきましょう。

集合場所付近の様子(22時半ごろ)
出発時間ごとに乗客を案内しています

今回乗車するジャムジャムライナーはこちら。

23:00発 JX32便

名古屋付近で暇つぶししたいときはこちらをチェック!


乗車はこんな流れ

エスカ地下街15番出口(地上)付近の集合場所へ行く

22:45になったら案内に従ってバス停へ移動

同じ出発時刻のバスが複数あるので、バス停に着いてから改めて順次バスに案内される

バス停へ移動中
駅ロータリーから少し離れたところにバスが停車中


東岡崎駅を経由してから消灯

名古屋駅を出てから、東岡崎駅でも乗車があります。そのため、車内の消灯も東岡崎駅を発車してからになります。東岡崎駅は24:10発です。

名古屋市内を少し走って高速へ

今回は名古屋駅からの乗車が10人ほど、東岡崎駅からが5人ほどでした。月曜夜の便でしたので、そこまでの混雑は感じませんでした。終点がディズニーなので、ディズニー目的っぽいお客様もいらっしゃいました。


休憩は2時間に1回ほど

休憩時は特にアナウンスはなく、車内の電気がつくのが合図です。

1回目の休憩は静岡県浜松市の浜名湖SA。0:55着の1:15発です。深夜ですが、おみやげ売り場やファミリーマートは営業しています。

バスの発車時間は出口のところに掲示

浜名湖SA
戻ってきたときも前面の行き先表示があるので安心

2時間ほど走り、2回目の休憩は静岡県御殿場市の足柄SA。3:15着の3:35発です。こちらもコンビニなど一部の店舗は営業しています。

足柄SA
深夜でもファミリーマートは営業中

ちなみに、前述の通り休憩に入るときはアナウンスなしですが、速度がゆっくりになったり曲がる感じがあるのと、明かりがつくのでなんとなく分かります。


横浜YCAT到着!

4:35にアナウンスが入り、4:40に横浜YCATに到着です! 定刻より15分早かったです。名古屋を出発してから、わずか6時間弱ですので早いですね。

横浜YCATでは5人ほど下車。ちょうど鉄道の始発くらいの時間ですので、到着後すぐに移動することもできます。

定刻より早く到着
横浜YCAT

横浜YCAT周辺で時間をつぶしたいときはコチラ

バスはこのままバスタ新宿・ディズニーシーへと向かいます。定刻より早く着いたこともあり、しばらく停車してから発車していきました。

バスはディズニーまで


まとめ

実際に乗ってみて、4,000円でここまで良い設備の夜行バスに乗れるのか! と正直ビックリしました。アナウンスの雰囲気なんかも落ち着いていて、車内の空気感もよかったです。

自分が乗車する際は、少し集合場所に不安があったので記事ではしっかりめにまとめてみました! ただシステムは比較的分かりやすく、スタッフさんも多いので安心して乗車できました。

みなさんも名古屋~関東の移動にはぜひ、ジャムジャムライナーを利用してみてください!

名古屋~東京間を結ぶジャムジャムライナー(3列シート)

※取材協力/ジャムジャムエクスプレス


(バスとりっぷ編集部)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 ゆったり3列シートで快適なのにコスパ最高! ジャムジャムライナー「名古屋~横浜・東京・ディズニーリゾート便」乗車記