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2017年の平成28年排出ガス規制適合を機に、シャーシー面を中心に大幅な改良を図った三菱ふそうエアロクィーン/エアロエース、この時は外観に変化はない代わりに、エンジンの小排気量化と全車へのAMTの標準採用、さらに型式がMS96からMS06に移行したことが印象的であった。
そして今年2月になり、フロントマスクの刷新と安全装備の強化・充実を図った2019モデルが発売された。これにより現行スタイルのエアロクィーン/エアロエースは誕生12年にしてメジャーチェンジを完了、新時代へと歩みを進めた。
2019モデルは何よりもアグレッシブなフロントマスクが目を引く。
従来型はライバルのJバス(日野・いすゞ連合)よりも穏やかな顔つきだっただけに、この変化は利用者にとっても印象的である。さらに衝突被害軽減ブレーキへの歩行者検知機能の追加、左方をカメラで監視して、左折時等の自転車・歩行者・車両等の接近をドライバーに警告するアクティブ・サイドガード・アシストの新設、さらにドライバー異常時対応システムEDSSの新設も話題である。
また車型展開では、2018年にエアロエースに追加されたエレベータ付仕様も当然ラインアップ。超高齢化社会でのバリアフリー対応にも万全の構えをとる。
バスラマNo.173では、新型エアロクィーンを試乗コースで体感した。
バスラマ No.173では、そのほか、関東バスへのバス事業者訪問、JR東日本が運行するBRTの近況、90年の歴史に幕を下ろした佐世保市営バスへの取材、東京バス協会が主催した「第2回 バスドライバー安全運転コンテスト(第2部)」の様子などを紹介している。
(バスラマインターナショナル)