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旅館や温泉、食事、テーマパーク、お土産などなど旅行の楽しみをあげるときりがありません。
とはいえ、悲しいかな予算には限りがあるもの。交通費はできるだけおさえて、旅先でお金を使いたいですよね。
そこで今回は、運賃が格安になる方法をまとめてみました。お得にチケットを手に入れて、思う存分旅行を楽しみましょう!
新幹線へお得に乗車するための10の方法をご紹介します。
下記表の【割引】欄をクリックすると、詳細へ移動します。
割引 | 利用可能な新幹線(区間) |
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ネット予約 | 東海道・山陽新幹線 |
ぷらっとこだま | 東海道新幹線こだま号 |
新幹線自由席用早特往復きっぷ | 東海道新幹線 名古屋~新大阪(自由席のみ) |
新幹線お出かけきっぷ | 東京・品川~小田原 東京・品川~熱海 |
新幹線ホテルパックプラン | 旅行会社による |
往復割引 | 片道601km以上の区間 |
学生割引乗車券 | 片道101km以上の区間 |
団体割引 | 全国 8名以上の団体のみ |
株主優待券 | 運行会社の管轄区間 |
金券ショップ | 全国 |
東京・品川~名古屋、東京・品川~新大阪の普通車指定席の通常料金がこちら。
各割引の詳細には、参考程度に割引料金を記載してます。
移動区間 | 普通車指定席料金 |
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東京・品川~名古屋 | 11,090円 |
東京・品川~新大阪 | 14,450円 |
東海道・山陽新幹線のネット予約サービス「スマートEX」・「エクスプレス予約」では、「EX予約サービス(スマートEX)」「EX予約サービス(エクスプレス予約)」「EX早特」といった各種割引サービスが提供されています。スマートEXは年会費無料で、エクスプレス予約は有料会員制のため年会費1,080円です。(※2018年4月現在)
サイトへの会員登録後、各種割引プランを予約することでお得に新幹線が利用できます。(エクスプレス予約の登録にはクレジットカードが必要です)
乗車当日は乗車会員に配布される「EX予約専用ICカード」や、あらかじめサイトに登録しておいた「Suica」または「モバイルSuica」を使って改札を抜けましょう。
ただし、新幹線の乗車券を利用して区間内の駅へ在来線で移動できる「特定都区市内駅制度」の適用がないため、このプランを利用して在来線へ乗り継ぐことはできません。新幹線の到着駅からJR在来線を利用する際は、別途料金が発生します。
キャンセルしたい場合は、通常の乗車券と同じように手数料を支払って払い戻すことも可能です。
ちなみに、スマートEXとエクスプレス予約を重複して会員登録することはできません。また、予約完了日の翌日から3ヶ月間であれば、スマートフォンやパソコンからログインして領収書画面を表示することができます。便利な機能なので覚えておくとよいでしょう。
以下、スマートEXおよびエクスプレス予約が提供する主な割引サービスです。
全区間で、乗車料金が200円引きになるサービス。万が一、新幹線に乗り遅れた場合でも、予約した列車と同日に出発する同一区間の後発列車(自由席)であれば乗車可能です。
また、予約開始日は通常の乗車券と同様に乗車日の1ヶ月前からとなっています。
移動区間 | 普通車指定席料金 |
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東京・品川~名古屋 | 10,890円 |
東京・品川~新大阪 | 14,250円 |
東京・品川~名古屋や名古屋~新大阪間などで1,000円前後、東京~博多や名古屋~広島といった長距離利用なら1,500円前後お得になるプランです。
移動区間 | 普通車指定席料金 |
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東京・品川~名古屋 | 10,110円 |
東京・品川~新大阪 | 13,370円 |
EX早特は3日前、EX早特21は21日前までに予約することで、新幹線へお得に乗れるプラン。平日と土日で異なる料金が設定されていますが、いずれも3,000〜3,500円程度お得になります。
移動区間 | 普通車指定席料金 |
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東京・品川~名古屋 | 8,800円 |
東京・品川~新大阪 | 11,000円 |
東海道・山陽新幹線のネット予約サービス
スマートEX
エクスプレス予約
「JR東海ツアーズ」が販売する新幹線の格安プラン。東海道新幹線こだま号の指定席乗車券と1ドリンク引換券がセットになっています。
乗車区間や通常期・繁忙期によって割引額は異なる(子供料金は繁忙期・通常期ともに同じ)ものの、普通車の片道料金はどちらの期間も約25%お得になります。普通車のほか、グリーン車の指定ができるのが嬉しいポイントです。
インターネットや電話、JR東海ツアーズの各支店、JTB各店などにて前日までに購入する必要があります。余裕をもってチケットを手に入れましょう。現金でもクレジットカードでも購入できます。
万が一、キャンセルする場合でも、乗車日の11日前であれば手数料はかかりません。しかし、乗車日の8~10日前は運賃の20%、2~7日前は30%、前日は40%、当日は50%というように10日以内のキャンセルには手数料が発生します。なお発車後のキャンセルは不可。
また、お得なこのプランにはいくつかのデメリットがあります。最大のデメリットは、こだま号にしか乗れないこと。のぞみ号の所要時間は東京~名古屋間が約1時間40分、東京~新大阪間が約2時間30分であるのに対して、こだま号の所要時間は東京~名古屋間が約3時間、東京~新大阪間が約4時間と大きな開きがあります。
また、乗車区間に指定があることもデメリットのひとつといえそうです。東京、品川~新横浜、静岡~浜松、京都~新大阪間の利用はできません。
さらにこのプランは、事前に予約した駅以外での乗降も不可です。つまり、東京~新大阪間でチケットを予約した場合は、品川駅からの乗車や京都駅での途中下車などができないということ。指定された時刻のこだま号以外に乗車することもできません。
JR在来線の改札は利用できませんので、これも注意が必要です。新幹線専用改札口を利用してください。ちなみに、山陽新幹線には「バリ特こだま・ひかり号」という同様のお得なサービスがあります。
移動区間 | 普通車指定席料金(通常期) |
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東京・品川~名古屋 | 8,300円 |
東京・品川~新大阪 | 10,500円 |
早めに予約すれば、自由席限定で名古屋~新大阪の往復運賃が割引になります。予約期間は、利用開始日の1ヶ月から7日前まで。枚数に限りがあるため、できるだけ早めに予約した方がいいでしょう。
販売は駅の窓口のみでインターネットでは販売されていません。また、有効期間は3日間なので、3日以内に往復しなければならないということも覚えておきましょう。
通常運賃が往復11,660円のところ、この割引きっぷの値段は9,150円(子供料金はなし)。特定都区市内駅制度が適用されるため、名古屋市内・大阪市内のどの駅からでも利用でき、またどの駅で降りることもできます。
移動区間 | 普通車自由席料金 |
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名古屋(市内)~新大阪(市内) | 往復 9,150円(片道 4,575円) |
移動区間 | 普通車自由席料金 |
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名古屋(市内)~新大阪(市内) | 往復 11,660円(片道 5,830円) |
東京・品川~小田原および東京・品川~熱海の往復がお得になるプラン。2人以上の利用から購入できます(子供料金はなし)。東京・品川~熱海の通常運賃が往復7,340円のところ、このプランを利用すれば5,450円に。2,000円近くもお得になります。
移動区間 | 普通車指定席料金 |
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東京・品川~小田原 | 往復 4,630円(片道 2,315円) |
東京・品川~熱海 | 往復 5,450円(片道 2,725円) |
旅行会社などが提供する、新幹線とホテルがセットになったプランを利用すればトータルな旅費をお得にできます。大阪や京都、名古屋、仙台、広島、福岡など日本の主要都市には、必ずといってよいほどパックプランで宿泊できるホテルがあります。
時期や行き先、旅行会社によって料金はさまざまですが、1泊2日で5,000円〜10,000円ほど安くなるパックが多いようです。
新幹線で片道601km以上移動するなら、往復チケットの購入がおすすめ。行きと帰りでそれぞれ運賃が10%お得になる往復割引が適用されます。
例えば東京~岡山間は約733kmなので往復割引が適用され、通常運賃20,960円(往復)のところ18,860円になります。岡山や広島、博多へお出かけする方はぜひ利用してください。
中学・高校・大学・専修・各種学校に通う学生・生徒であれば、学割の対象になります。幼稚園児は大人と同伴で無料になりますし、小学生には子供料金が適用されるため、この両者は学割の対象になりません。
乗車券を購入する際は学生証や学生手帳を提出しましょう。学割が適用されれば、片道101km以上のJR線きっぷが20%引きで購入できます。
ただし、あくまで乗車券が20%引きになるだけで、特急料金には適用されないため、新幹線を利用する場合の実質的な割引率は10%ちょっと(12〜13%程度)といったところです。
特急券を学生割引で購入するためには、学校に「学生・生徒旅客運賃割引証(通称:学割証)」を発行してもらわなくてはいけません。発行してもらった学割証に必要事項を記入したうえで、駅窓口や旅行会社に提出してください。
また、必要事項を記入した学割証を提出した場合は、学生証がなくても乗車券を学生割引料金で購入することができます。
学割証または学生証の提出が必要なため、学生割引で乗車券や特急券を購入する際は、必ず駅の窓口か旅行会社に出向かなければいけません。つまり、インターネットでの購入はできないということです。
片道601km以上かつ往復で利用する場合は、往復割引と併用できるのでさらにお得になります。
8名以上の団体で同じ便の乗車券を購入すると、普通団体割引が適用されます。新幹線の場合、特急券が適用外なので注意しましょう。
割引率は、乗車期間によって以下のふたつにわかれます。
・1月11日~2月末日、6月、9月、11月1日~12月20日は15%引き
・1月1日から10日、3月1日~5月31日、7月1日~8月31日、10月、12月21日~31日は10%引き
また31名以上で利用する場合は割引の適用ではなく、1名分の運賃が無料になります。さらに51名以上では2名分が無料になり、以降50名増えるごとに運賃無料扱いの人数が1名分ずつ追加されます。
ちなみに、学生・児童・園児が教職員の引率のもとに旅行する場合は学生団体割引が適用されます。この場合の割引率は、中学生以上が50%引き、小学生以下および教職員・付添人が30%引きです。
JR東海の株主優待券をもっていれば、管轄区間内の乗車券・特急券が10%引きで利用できます。東海新幹線はJR東海の管轄区間であるため、常にお得に利用できます。
ちなみに山陽新幹線を管轄するJR西日本の株主優待券による割引率は50%であるため、これをもっていれば新幹線や在来線を半額で利用できます。
鉄道会社の回数券が金券ショップに出回っていることがあります。お店にもよりますが、新幹線の回数券などは、おおむね5〜7%ほど安く売られているようです。
新幹線にはさまざまな割引プランが用意されていますが、あまりお金をかけずに移動したいなら高速バスがおすすめです。高速バスなら乗降地もたくさんあるので、目的地まで直行でき寝ている間に移動できる夜行バスもあるので便利ですね。
移動区間 | 区間最安運賃(相場) |
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東京~名古屋 | 2,000円 |
東京~新大阪 | 2,000円 |
東京~神戸 | 2,000円 |
東京~博多 | 8,500円 |
※2018年4月時点
通常料金よりお得に東海道新幹線へ乗車する方法はいくつかあります。
早めに予約することで適用される割引や、こだま号の乗車に限定することで適用される割引、移動距離が一定以上の場合に適用される割引など、プランによって適用条件はさまざま。なかには「エクスプレス予約」のように有料会員登録が必要なものもあります。
とにかく安い交通手段を探している方は、高速バスの利用を検討してみるのもいいでしょう。曜日や時期、バスのグレードによって料金は異なりますが、おおむね新幹線よりもリーズナブルに移動できます。