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2017年12月15日に、スターバックス奈良鴻ノ池運動公園(こうのいけうんどうこうえん)店がオープンしました。
店名の通り、鴻ノ池運動公園の中にあるスタバです。公園の中にある店舗は、奈良では初。
今回は、この新しいスターバックスに行ってきた様子をご紹介します!
スターバックスは全国チェーンのカフェでありながらも、その土地に行かなくては体験する事ができないオリジナリティを持った店舗が増えています。
まさに新時代の観光スポットと呼べるコーヒーショップですね。
新店舗がオープンした鴻ノ池運動公園は、地元奈良では「鴻ノ池(こうのいけ)」と呼ばれ親しまれている場所。
競技場・野球場などの運動施設も充実しており、人気の高い「奈良マラソン」をはじめ様々なスポーツ競技が開催されています。
観光地というより市民の憩いの場といったところでしょうか。
さっそくお店の中へ。
足を踏み入れると、一部の柱や壁を除いてほとんどがガラスで囲まれた、眩しいほど明るい店内に驚かされます。
これまでスターバックスのイメージというと、やや暗めの店内に落ち着いたBGMが流れてコーヒーと一緒にオシャレな空間を楽しめる店舗が中心でした。
しかし最近では公園型店舗が人気を集め、自然と広い空間、そして明るい店内が特徴の店舗が増えてきているようです。
特にこちらの店舗の象徴ともいえるのが、高い天井と贅沢な座席配置です。
ビジネス街やメガストアのインショップ店ではたくさんの人が利用できるように座席数を多くとられているため1人あたりの空間はさほど大きくありませんが、このお店では通路を含めて贅沢すぎるほどの開放感を堪能できます。
座席数は67。全面ガラス窓に囲まれた店内は、外と中が同一空間のようにも感じられ、テーブル席でもカウンター席でも、気持ちのいい開放感を味わう事ができます。
また、店内奥にある4人掛けのテーブル席は暖炉をイメージした空間。暖炉を囲んで寛ぐ雰囲気を演出するために、テーブル・椅子の高さも整えられています。
また、外のテラスにはテーブル席のほか、池を見下ろす事ができる温泉地の足湯? のような(もちろんお湯は入っていませんが)、溝のある掘りごたつ型席も用意されています。テラス席は全部で24席。
この席から春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉と、奈良の美しい四季を眺めることができます。
こちらの店舗では、全国でも限られた店舗でしか飲むことができないスペシャルコーヒー「スターバックスナイトロコールドブリューコーヒー」を奈良県で初めて飲むことができます。
(※2017年12月現在、全国25店舗でしか飲むことができないメニューです)
このコーヒーは、熱を加えずに水だけでゆっくり14時間をかけて抽出したコールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)に、窒素ガス(Nitrogen/ナイトロジェン)を注入してつくるアイスコーヒーです。
ナイトロジェンを注入したアイスコーヒーは、きめ細かいベールの泡が静かに降り積もるように沈んでいきます。その様子は飲むことを忘れてしまうほど美しい光景。
店長は「他の店舗では味わえないこのナイトロコールドブリューコーヒーを、同じく他の店舗では体験できないガラスで囲まれたこのお店で味わってもらいたいです。」とおっしゃっていました。
ナイトロコールドブリューコーヒーは、唯一ガラスのグラスで提供されるドリンクなので、このお店にぴったりのメニューですね。
実は夜の景観もとても素敵です。
スターバックスコーヒー鴻ノ池運動公園店は夜22:00まで営業しているので、奈良から夜行バスを利用するユーザーにも便利な存在。
朝~昼間は、自然に囲まれた明るく開放感のある店内を楽しむことができ、夜は落ち着いたオシャレな雰囲気を味わえるスターバックス。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?
おまけ情報として、奈良交通の「奈良公園・西の京1DayPass」をうまく活用して楽しめる奈良市内の観光スポットを紹介します。
「奈良公園・西の京1DayPass」は、奈良交通の運行する路線バス指定エリアが1日乗り放題500円ととってもお得な乗車券です。
奈良交通の路線バスは均一区間でも初乗り210円なので、3回以上乗車するのなら1日乗車券を使わない手はありません。
奈良交通「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」詳細
奈良交通「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」ご利用可能路線図
さらに「高速バス」やまと号に乗車して奈良へ参られる方に朗報! 1日乗車券がもらえるキャンペーンもあります。
奈良交通 「やまと号」の乗車特典として路線バス1日乗り放題フリー乗車券を2017年4月1日からプレゼント
転害門(てがいもん)は正倉院の西に位置し、2度にわたる戦火から逃れ天平時代の東大寺建築をいまに残す貴重な国宝です。バス停「手貝町(てがいちょう)」下車すぐ(青山住宅行き)。
3月に行われるお水取り(修二会)が有名な二月堂。境内を勇壮に駆け抜ける松明の火の粉を浴びると1年無病息災になると伝わる。境内無料。
奈良の大仏さまで知られる東大寺は745年聖武天皇により製作8年の歳月を経て752年に完成。高さ15mの盧舎那仏(るしゃなぶつ)が正式な名称。バス停「東大寺大仏殿・国立博物館」(西行き)もしくは「東大寺大仏殿・春日大社前」下車。大仏殿まで徒歩5分(循環バスほか)。大仏殿おとな500円 拝観時間 8:00〜17:00(季節で変動があります)。
興福寺は西暦710年の平城遷都の際に命名された由緒あるお寺。五重塔と並ぶ奈良の代表する顔です。バス停「県庁前(興福寺)」下車すぐ(循環バスほか)。境内は無料。現在改装中の興福寺国宝館は2018年1月1日にリニューアルオープンする。
このほか、1日乗車券を利用すると浄瑠璃寺・秋篠宮・唐招提寺・薬師寺と奈良市内にある多くの著名な寺院を巡ることができます。
JR奈良駅、近鉄奈良駅周辺は飲食店やお土産物などが並ぶ観光地ですが、夜遅くまで営業している店舗は飲み屋を除くと意外に少なく、首都圏のように夜行バスの発車時間まで気軽にコーヒーを飲んで時間をつぶせる場所はほとんどありません。
その点、「スターバックス奈良鴻ノ池運動公園店」は朝8:00から夜は22:00までの営業ということで、高速バスを利用する旅行者には便利なお店です。
近鉄奈良駅からの乗車なら徒歩圏で、またJR奈良駅も「奈良公園・西の京1DayPass」で利用できるエリア内のためとても便利です。