【乗車記】乗り換えなしで日光まで! 東北急行バス「東京~日光・鬼怒川線」は車内Wi-Fi・USB付きの3列独立シートで快適
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東北急行バスの高速バス車両をまとめて紹介! 3列独立と4列、シートや設備の違いは?
座席は自由席! 座りたいシートがある方は早めにバスターミナルへ
今回乗車するバスは東京駅八重洲口から7:50に出発します。バスターミナルは、新幹線出口の八重洲南口から出てすぐ。案内板で確認すると、日光行きのバス乗り場は5番でした。
インターネットで予約したので、乗車時はモバイル乗車票を乗務員さんへ見せます。乗車票は、購入時のメールに添付されていました。
平日の月曜日ということもあり、乗客は9名くらいでした。予約する際は座席指定ができなかったのですが、乗車時に席は自由だと言われました。こだわりがある人は早めに行きましょう。
左側の方が車窓がよく見えそうかなと思いましたが、バスの車体は高いのでどちらでも景色は楽しめそうです。
朝は太陽がバス後方から照らしていたので、日差しも気になりませんでした。カーテンを閉めてしまってせっかくの景色を楽しめない…ということがありません。
3列独立シートでゆったり! トイレ・USB・Wi-Fiもあり
座席は3列独立シートでゆったりなので足元広々。シートベルトは、腰ベルトのみです。
ブランケットは各席に用意されていました。
各座席にUSB充電もついていました。注意書きには、USBメモリ・USBハブ・パソコンは充電しないようにとのこと。
USB充電の下には、SOSボタンがありました。夜遅い便に1人で乗るときには安心ですね。
フットレストも付いているので、靴を脱いでくつろげます。
リクライニングできるように、ドリンクホルダーは下の方にあるんですよね。
Wi-Fiの説明書きは近くにありませんでしたが、他の乗客の方が乗務員さんに尋ねているのを聞くと、Wi-Fi設定画面に「TOBU FREE Wi-Fi」という表示が出てくるので、メールアドレスを登録すればOK、とのことでした。
車内で使えるフリーWi-Fiは1回30分継続して利用でき、それを6回までなので合計3時間利用できます。
休憩時にお弁当を買ってバス車内でいただきます!
出発すると、自動音声と乗務員さんからいくつか案内がありました。まずは「リクライニングを使用するときは後ろの方に一声かけるように」というのと「シートベルト着用の案内」、そして「途中の休憩は羽生パーキングエリアで停車する」とのことでした。
「途中の休憩は1カ所のみですが、体調の悪い方がいらっしゃいましたら遠慮なくおっしゃってください」といったアナウンスもあり、とても配慮があるなと感じました。
こちらは首都高を走っているときの車窓の眺め。
普段は車酔いしやすいのですが、窓が大きくて気持ちよかったためか、今回はほとんど酔いませんでした。
そして、羽生パーキングエリアに到着しました。8:48頃に着いて、25分以上休憩があったのでゆっくりできました。
ちょっと早いですが、今回の旅は時間がないので、バスの中でお弁当を食べました。
これからたくさん食べる予定なので、ヘルシーにおこわ弁当、ずんだスープ、さつまいもが入ったおまんじゅう! おまんじゅうは食べ切れなくて家に帰ってから頂きましたが、皮が少しモチモチした独特の食感でおいしかったです。
東武日光駅には定刻より少し早い10:42に到着。高速バスの降車場は「定期観光・高速バスのりば」でした。
「定期観光・高速バスのりば」から東武日光駅までは徒歩1分ほど。
ちなみに、東武日光駅には祈祷室やコインロッカーもあります。外国人観光客も増えているようなので、祈祷室があると助かりますね。2階の小型コインロッカーは400円で利用可能です。
日光へのアクセス方法は電車もあり! 高速バスの移動がおすすめなシーンは?
東京から日光までのアクセス方法は、高速バス以外に電車で行くこともでき、電車の方が所要時間や運賃が早くて安い場合もあります。
そのため、高速バスでの移動が向いているシーンは以下の通り。
・一人旅のとき(3列独立シートなので隣に気を使わない)
・乗り換えが面倒。あまり歩きたくないとき(電車のように広い構内を行ったり来たりする必要がない)
・車内で作業をしたり、移動中にゆっくりくつろぎたいとき
東北急行バス「東京~日光・鬼怒川線」は、3列独立シートなので観光で疲れた帰り道もゆっくり過ごすことができます。日光へ行く際は、バス旅も検討してみてくださいね。
東京~日光・鬼怒川線のバス便
※取材協力/東北急行バス
(バスとりっぷ編集部)