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今回は九州縦断のバス旅。博多から西鉄高速バスの「桜島号」に乗車し、鹿児島へ向かいます。
博多バスターミナルから乗ることもできますが、今回は2015年にリニューアルした西鉄天神高速バスターミナルから乗車しました。
九州の公共交通機関はデザイン性が高いことで知られていますが、この西鉄天神高速バスターミナルもデザイン性と快適さを追求した、日本が誇るバスターミナルです。
チケットは、3階の窓口で出発間際に直接購入しました。値段は5,450円。
乗車3日前までなら、WEB予約からのカード決済もしくはコンビニ決済がお得で、なんと3,900円で購入することができます(昼便のみ)。
西鉄天神高速バスターミナルは、待合室とバスの車路がガラスで完全分離されているので、排気ガスにさらされることがなく快適にバスを待つことができます。
待合室からは外の景色が眺められますし、バスに乗る前に何かとお世話になるコンビニ(ローソン)は同じフロアの乗り場近くにあることも嬉しい。かなり快適な環境です。
5番乗り場前にあるスターバックスのカウンター席でスマホを充電し、コーヒーを飲みながら様々なバスの発着を眺めるのもいいものです。
また、バスターミナルが入っている「ソラリアターミナルビル」はソラリアプラザや福岡三越と直結しているので、お土産を買ったりバス乗車前の買い物をしたりするのにも便利です。
おまけですが、時間があればバスターミナルのビルの外に出て、対面のコアビルの地下の飲食店街に行くのもおすすめ。
名店「味の正福」で、博多ならではの定食を食べられます。
5分程前になり、到着アナウンスが流れるとバスが到着します。
運転手さんに乗車券を見せ、いよいよ出発。
「桜島号」は、3列シートの車両が多いようですが、今回のように4列シートの場合もあります。
車内の床がフローリング模様になっているせいか温かみがあります。
各座席にはフットレストがないのですが、おかげで足元がすっきりしていてスペースが広めに。
身長175センチの私でも、足をめいいっぱい伸ばすことができます。
九州を縦断するバス旅の大きな魅力の一つがサービスエリア。
お土産を購入するのもいいのですが、乗車前にあえて食事をとらないで、サービスエリアでつまみながらお腹を満たしていくのも楽しいです。
特産品のお菓子を車内に買い込んで、車窓を楽しみながら食べるのもいい。もちろん周囲の乗客に配慮しながらね。
桜島号は、熊本と宮崎、2カ所のサービスエリアに立ち寄ります。
北熊本サービスエリアでは、熊本だけではなく隣接する福岡の特産品を、宮崎県のえびのパーキングエリアでは宮崎の特産品をそれぞれ購入して美味しくいただきました。
九州の高速道路は、車窓からの景色も楽しめます。
阿蘇山を見ることができ、また、鹿児島中央駅に近づいていくと桜島も見えてきます。
今回は、鹿児島からそのまま船に乗る予定だったので、終点の高速船ターミナルで降車しました。
桜島号の昼の高速バス移動は、サービスエリアのグルメに車窓からの景色と、お楽しみポイントが満載です。
移動時間も約5時間と手頃なのもいい。ぜひお試しあれ。
次回はいよいよ最終回! フェリー「クィーンコーラル」に乗って、旅の最終目的地・沖縄を目指します。