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ゲストハウスとは、ドミトリー(相部屋)を基本とする簡易的な宿泊所のことです。ホテルや旅館と違い、水回りなどが共有のスペースになっています。簡易宿泊所ということで宿泊料金も安いことが多く、旅費を安く抑えたい旅人には大変ありがたい施設です。
でも初心者にはちょっとハードルが高め…。どういう基準でゲストハウスを選べばいいのでしょうか?
大事なのはなんといっても部屋の種類。ホテルや旅館のように個室が保証されていませんので、部屋選びを失敗するとダメージが大きいです! ドミトリーでも仕切られ方はさまざまなので、ホームページなどを見てチェックしておきましょう。
最近は個室があるゲストハウスも多いのでそちらを利用するのもオススメ。シャワールームやトイレは共同のことが多いですが、自分の「部屋」を確保できるので、ドミトリーと比べてかなりリラックスして過ごせます。
そしてもう1つチェックしたいのが「そのゲストハウスが自分に合っているかどうか」です。予約サイトだけでなく、ゲストハウスのホームページを直接見てみるのがオススメ。ホテルや旅館と比べてゲストハウスはオーナーさんの人柄や趣味趣向が宿に出やすく、集まってくる人も自然とそれに近しくなってきます。
例えば、チェックインした後にゆっくり過ごしたいなと思っているのに、近所の人がラウンジによく遊びに来るゲストハウスに泊まってしまうとちょっと落ち着きませんよね。逆に、いろんな旅人と交流したいと思っているのに、集まる場所のない静かなゲストハウスに泊まってしまうと、これは少しさびしい思いをしてしまいます。
ゲストハウスでは、パジャマや歯ブラシなどのアメニティが付いていないことが多いです。はじめはそれを怖がって色々な物を持っていってしまいがちですが、そうするとどんどん荷物が増えていってしまいます…。
でもこのご時世、意外と大丈夫です! 安心してください。
コンビニも多いですし、ドラッグストアに行けばだいたいの物が揃います。最初のうちは最低限必要と感じた物だけを持っていって、足りなそうであれば近くで買い足すのが楽です。ちなみにパジャマだけは現地調達しにくいので、付いていない場合は持っていくようにしてください。
スタイル次第ではありますが、僕はゲストハウスはゆったりとした旅程で連泊するのをオススメしたいです。
ホテルと比べて自由に使えるエリアが広いゲストハウスは、日中宿にいても息苦しさを感じません。ちょっと近所を散歩して、地元の物を買ってお昼はラウンジで食べるなんてのも楽しいですよ。
騒がしくしないなど、モラル的な部分で気をつけるのはもちろんですが、それ以外にも注意してほしい点があります。それは人との距離です。
例えば、ゲストハウスはホテルと違い少人数で運営していることが多いです。チェックインの時間が予定よりずれる場合などは、きちんとオーナーさんへ事前に連絡したほうがよいです。いつでも受け入れ体制が整っているとは限りませんので。
また、一緒に泊まっている人との距離感も大切にしたいです。これも自分と相手次第ですが、ほどよいコミュニケーションを取るのがいいと思います。自分は色々と話したくても、相手はゆっくり過ごしたいかもしれません。
ゲストハウス初心者の方にオススメしたいのが東京のゲストハウスです。
選択肢もたくさんあり、どこを選んでもそこまで不便になることはありません! 都内在住の方が、気分転換に普段の生活エリアと違うところにあるゲストハウスに泊まってみる、なんてのも面白いかもしれませんね。
そして次は京都! インバウンド需要でかなりの数のゲストハウスがあります。
京町家に泊まれたり、庭付きだったりと、普段と違う体験ができるのは京都のゲストハウスならでは。観光と合わせてぜひ利用してみてくださいね。
ゲストハウスに慣れてきたらオススメしたいのが長野。
自然豊かな環境で、東京や京都とは違う滞在体験ができますよ。温泉めぐりをしながらの連泊や、トレッキングの拠点にするなど、幅広い楽しみ方をするのがオススメです!
いかがでしたか? 今回の記事で紹介したのはほんの一例で、ゲストハウスにはオーナーさんの数だけ種類があります。それぞれのゲストハウスでシステムが違うことも多いので、困ったことがあったらスタッフの方に相談しながら、楽しいゲストハウスライフを過ごしてくださいね!
(Goomba)