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みちのりホールディングスは、会津バスを通じて、福島県、栃木県、群馬県、新潟県の4県にまたがる尾瀬国立公園内のシャトルバス3台すべてを、電気バスに切り替えることを決定した。
ディーゼル車両を電気バスに切り替えることで、走行中のCO2および排出ガスを大幅に低減する。
同事業は国土交通省「平成30年度地域交通グリーン化事業」に認定され、低公害車普及促進対策費補助金が交付される。
なお、車両はBYD製で、同社の中型電気バス車両の導入は国内初。また一般営業路線への電気バスの導入は福島県内初となる。
今回導入される路線は、会津バスのシャトルバスが旅客運送を担ってきた尾瀬国立公園内の尾瀬御池〜尾瀬沼山峠間。福島方面からのアクセスルートの終端部分にあたる。
福島方面からの一般車は、環境保護のため尾瀬御池の駐車場で止め、尾瀬御池〜尾瀬沼山峠間は電気バスのシャトルバスで移動する。
運行は、1日8往復×3台の計24往復。走行距離は、1台あたり1日約160km。
なお、本路線は5月中旬〜10月下旬のシーズン中のみ運行するため、尾瀬での電気バスの導入は2019年5月の予定。それ以外の11月上旬〜5月上旬の期間は、会津若松市内の中心路線である松長西若松線(会津若松駅〜松長団地〜西若松)で運行する。松長西若松線での運行は2019年1月からを予定。
(バスとりっぷ編集部)