4列シートゆったり・トイレ付きで快適だ~~~! 草津温泉~渋谷間を京王バスの高速バスで移動
「渋谷~軽井沢・草津線」ってどんな高速バス?
「渋谷~軽井沢・草津線」は東急トランセ・京王バス・上田バス・西武バスが共同運行し、1日に3、4往復している高速バス便です。各便によって少しだけ乗降地が違いますが、軽井沢地域を多く通ることが特徴的。
今回は冬ダイヤの土曜日、京王バスが運行する便に乗車しました。料金は、「バス比較なび」からの予約で3,700円(2023年3月現在)。日によって変動するようですが、いずれにせよWEB予約決済のほうが安く購入できます。
渋谷~軽井沢・草津線
バスの車内装備は?
今回乗車した京王バス車両の車内装備を写真でご紹介します。
シートは4列シートですが、ゆったりめ。
リクライニングはあまり倒れませんが、体にフィットしていたからか気になりませんでした。
シートベルトは間違えないよう、窓側が黒で通路側がグレーと色分けしてあります。
折り畳みのテーブルはカップとペットボトル用、2つの穴があります。
トイレは後方。通常トイレは座席の片側にあることが多いですが、この車両は両側を使って設置されているので広々していました。
草津温泉から出発! どんなバスターミナル?
大人気の温泉地・草津温泉を満喫したのち、「草津温泉バスターミナル」へ。人気の観光スポットの湯畑や熱乃湯から歩いて4分ほどと近いですし、草津温泉発着の高速バスや路線バスは基本すべて草津温泉バスターミナルなので、安心して向かえました。
「草津温泉バスターミナル」は立派な3階建ての建物で、お土産が買える物産ショップに観光案内所、食堂、喫茶店などが揃っています。3階にはひっそり「温泉図書館」があるので、時間があったら覗いてみると楽しそうですよ。
「草津温泉バスターミナル」を、写真でざっとご紹介します。
1階には、物産ショップ、観光案内所、コインロッカー、待合スペースがあります。
2階には、きっぷ売り場、待合スペース、喫茶店があります。
3階の温泉図書館はこんな感じ。
レトロなタオル自販機(1階外)や、おみくじ(2階)もありました。
外には足湯、手洗乃湯もあります。
バス乗り場は2階にあって、「渋谷~軽井沢・草津線」の乗り場は5番でした。
いざ、京王バスの「渋谷~軽井沢・草津線」に乗車!
バスは定刻の15:45ちょうどの出発で、7人ほどが乗車しました。
出発後には、乗車駅の案内、コロナ対策のお願い、空調設備の紹介などの音声アナウンスが日本語に続いて英語でも行われ、運転士さんからは休憩地などの説明後、最後の〆に「狭い車内ではありますが、ごゆっくりおくつろぎください」。これ、個人的に「高速バスに乗ってる感」が高まって、聞くとなんだか嬉しくなる言葉NO.1です……。
「本当に狭いよ~」と思うときも多いですが、今回は人数が少なめで隣に人はおらず、さらに座席がゆったり仕様なので、とっても快適、ゆっくりくつろげちゃいました。
各バス停に寄って渋谷まで!
バスは「北軽井沢」「東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢」「軽井沢駅」「軽井沢プリンスホテルウエスト」「軽井沢72ゴルフ」と各バス停に寄って進んでゆきます。今回は途中乗車する方はいなかったのですが、ホテルやゴルフ場を利用する方にはとても便利そうでした。
「軽井沢駅」では発車時刻の17:30まで15分ほど時間があったため、希望者は下車できます。わたしは駅まで行って軽井沢地域でしか店舗販売していないという、(「よなよなエール」で有名なヤッホーブルーイングの)クラフトビール「クラフトザウルス」を購入しました。
「軽井沢72ゴルフ」を過ぎたあと、バスは高速道に入って順調に進み、埼玉県児玉郡の「上里サービスエリア」で休憩。この頃には暗くなっており、わたしは休憩時に乗るバスがわからなくなって焦ることがよくあるのですが、今回は「KEIO」の文字を頼りにすぐ戻ってこれました。
上里サービスエリア出発後、運転士さんから渋滞予測のアナウンスがあったものの、バスはそう遅れることなく運行。「中野坂上駅」で降車する人はボタンを押して知らせるシステムですが、降りる人はおらず、素通りして一気にこの便の終点「渋谷マークシティ」まで進みました(「二子玉川ライズ・楽天クリムゾンハウス」まで行く便もあります)。
「渋谷~軽井沢・草津線」での高速バス移動は最高だった!
バスに乗ったのは、草津温泉を満喫したあと。効能が高いといわれるお湯にたくさん浸かって、調子に乗って温泉上がりにビールや日本酒をしこたま飲んでいたので、車内にトイレが付いていたのがなにより安心でしたし、乗ったら乗り換えなしで渋谷まで運んでもらえるのも安心かつ快適でした。
時間は4時間半と電車を利用するより長めではありますが、ゆったりシートで気持ちよくうつらうつらしていたので、あまり気にならず。
草津~よいとこ~、何度でも行きたい~♪ 高速バス利用での草津温泉旅行に味をしめ、再訪を誓った次第であります!
渋谷~軽井沢・草津線
(かとうちあき)