今日18日の関東地方は昼頃にかけて広く晴れるでしょう。強い日差しで気温が急上昇。関東のアメダスの半数で最高気温35℃以上の猛暑日に。前橋では40℃に迫る暑さになりそうです。午後は天気が急変し、所々で激しい雨や雷雨も。空模様の変化にご注意ください。

●午前中は強い日差し 前橋は40℃に迫る暑さ

今日18日の関東地方は高気圧に覆われるでしょう。朝から広い範囲で晴れて、強い日差しが照り付ける見込みです。昼頃にかけて各地で晴れるでしょう。

今日18日も強い日差しで気温がぐんぐん上がる見込みです。最高気温は関東のアメダスのほとんどの所で30℃以上の真夏日で、半数は35℃以上の猛暑日になるでしょう。東京、さいたまは37℃、横浜と宇都宮は36℃の予想です。熊谷は38℃、前橋は39℃と40℃に迫るほどの体にこたえる猛烈な暑さとなるでしょう。

関東地方では、熱中症警戒アラートが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県の6都県に発表されています。栃木県では発表されていませんが、それでも宇都宮では36℃と猛烈な暑さが予想されています。関東各地で熱中症には厳重に警戒をしてください。

●午後は天気急変 局地的に激しい雨や雷雨も

関東地方は、気温の上昇で午後は大気の状態が不安定になるでしょう。午前中は晴れていても、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、天気が急変し、所々で雨雲がわくでしょう。局地的に激しい雨や雷雨となりそうです。山沿いだけでなく、平野部でも空模様の変化に注意が必要です。お出かけの際は、紫外線対策と雨対策の両方に使える晴雨兼用傘があると便利です。

●天気急変のサイン

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士