厳しい残暑が続く 15日は猛暑日地点が急増 20日は関東の内陸で40℃に迫る所も
今日13日(水)はお盆の入り。お盆の期間も厳しい残暑が続き、15日(金)をピークに最高気温が35℃以上の猛暑日地点が増えそう。20日(水)は関東の内陸で、40℃に迫る危険な暑さになる所も。昼夜を問わず熱中症対策を。
●九州から関東で猛暑日続出
今日13日(水)はお盆の入りです。今年のお盆期間は、九州から関東を中心にうだるような暑さが続くでしょう。
暑さの原因は上空に流れ込む暖かい空気と日差しです。九州から関東の上空1500メートル付近には21℃以上と、晴れると地上の気温が35℃を超えるような暖気が流れ込むでしょう。記録的な大雨になった九州など、普段通りの生活がままならない所もある中での猛暑。旅行や帰省などで環境が変わる場合は、いつも以上に体調管理に注意が必要です。
この先1週間は、京都や名古屋で最高気温が35℃から37℃と、連日の猛暑日になる所があるでしょう。15日(金)は全国のアメダスの約1割の地点で猛暑日が予想され、100地点に迫る可能性があります。18日(月)は関東で猛暑日地点が急増し、20日(水)は前橋で39℃と、体温を超える危険な暑さになるでしょう。
●朝晩も気温下がらず 熱帯夜が続く
朝晩も気温が下がりにくく、九州から関東では最低気温が25℃を下回らない所が多いでしょう。東京都心は明日14日(木)の最低気温が24℃と、熱帯夜からは解放されそうです。それも一時的で、18日(月)と20日(水)は27℃と、夜間も暑さを感じる時間が長いでしょう。
福島の最低気温は23℃前後の日が多く、内陸の地域では朝晩は幾分しのぎやすくなります。
●全国的に高温傾向が続く
昨日12日(火)、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しました。8月18日(月)頃からの5日間平均気温は、全国的に平年よりかなり高くなるでしょう。特に九州から関東では、8月下旬にかけても日中の気温が35℃を超える所が続出。お盆を過ぎても熱帯夜の続く所が多く、暑さによる疲れもピークに達しそうです。
暑い時間帯の外出はなるべく避けて、エアコンのきいた涼しい場所で過ごすようにしてください。また、寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、熱中症対策を心がけましょう。